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導入したまま運用に就いていなかったインドネシア初の低床バスも運行開始

12月22日より、TanahAbang橋上駅舎前への一般車、アンコタ、近郊バスの乗り入れが禁止され、TransjakartaのTanahAbang地区巡回ルートが新設され、このバスのみが駅前まで入るようになっています。合わせて、道路半分を州政府と契約した露天商に開放し、バスレーン以外は歩行者天国になりました。

かつてのというか先週までのTanahAbang駅前というと雑多なバスと、マイカーそれに市場へ向かう人々で、阿鼻叫喚の域に達していましたが、わずか1日でこうも変わるとは驚きです。しかも、ジョコウィ~アホック知事時代のTanahAbangエリアの政策と言えば、とにかく路上の露天商は強制排除の方針で、道路が道路としての機能させ渋滞解消を図ってきましたが、知事が変わり、ここまでの方針転換というのもあからさまですね。

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道路の半分は番号で厳格に管理された露店

お上が変れば、言うことも180度変わり、露天商も大変ですね・・・。ただ、ここまでキチッとテントで管理されていると、なんだか違和感を抱かないでもないですが。あとは、この施策がいつまで続くか、ですよね。とにかく、何をやっても一過性のイベントに終わりがちですので・・・。

というか、事前予告なしにバスのルートも何も変わって、利用者はビックリでしょう。以降もロクに周知徹底していないし・・・。長続きしない理由は宣伝しないことに尽きると思うのですよね。なお、一般車は北側の新改札付近、フライオーバーの下のUターン路で、引き換えさせられます。また、Kotaからのアンコタ類も、ここで折り返しているようです(利用する日本人、いるのかな?)。

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都市型バスが初めてお目見え

またマニア的に気になるのは今回導入された低床バス。実はインドネシアではこの手の都市型路線バスは日本からの中古車を除き、これまで全く存在しませんでした。どうも、インドネシアはバス用シャーシ生産技術がないとのことで、これまでのバスは全てトラック用シャーシに箱を載せるだけ・・・。なので、超高床バスなんですよね。車内にタイヤのでっばりがないのです。もちろん、このSCANIAバスはボディを含め輸入品(これと同じ顔の連接が日本にもいますね)です。まあ、こういうバスを作っても、道路事情が道路事情ですし、そもそも洪水のときにどうするのよって話(ましてやノンステでは・・・)にもなりますので、使える場所は限られるでしょうし、高床式バスウェイ網がそこそこ広がってしまっていますので、今後このようなバスが普及するのかも注目です。

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州政府公式SNSに出ていた案内。
時間指定なんですね。

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今後はこのようなトランジットモールを増やす予定とは書いてあるが・・・





コメント

コメント一覧

    • MOGUPON
    • 2017年12月29日 13:50
    • 公式イラストに露店が堂々と…。

      それはさておき、このバス、左扉なんですね。インドネシアは右側通行なので本来バスは右扉になるはずなんですが…?インドネシア語が読めないのでなんですが、宇良ストを見ると内側の露店エリア側に扉を開けるということなのでしょうか。
    • パクアン急行
    • 2017年12月29日 23:06
    • <MOGUPON様
      インドネシアは日本統治時代に左側通行に改められていますよ。歴史の勉強をしましょう。だから、日本の中古バスが堂々と走れたのですよ。右側通行はミャンマーです。あそこの中古バスは扉を移植しています。

      まあ、イラストはあくまでもイラストですね。TanahAbangの駅前にしても、ドアが駅舎入り口と反対側にあるというのもいかにもインドネシアらしいなぁと。出来れば、歩道側にドアが来るように露店も設置すのではなないですかね??そこはインドネシアのやることなのでなんとも言えません。
    • maikawa
    • 2018年01月06日 02:23
    • 2回目の投稿です、maikawaと申します。

      記事を拝見して、自分が撮影したバスの写真を見直すと、純粋な都市型路線車両って無いものですね。
      TJは高床ホームにあわせて車高上げるので、しょうがないですが(ちなみにTJの車両は殆どバス向けシャーシに高床車体を載せているようです)、ジャカルタ市内だけでも、Mayasari Baktiとかもハイデッカー好きですし、コパジャや中型尺はほぼトラックシャーシですね。

      SCANIAの路線車体で、しかも完成車体で輸入とは珍しいチョイスですね。ASEANだとマレーシアとシンガポールくらいでしょうか。
      SCANIAハイデッカーに地元ボディだとタイや中国台湾などにうじゃうじゃいますが…。

      アジアでシャーシメーカーというと、日韓中(本土のみ)インドとINKAくらいで、
      TJと受託会社(って言うんですか?DAMRIとかLRNとかです)で実績のあるメーカーに絞って、更にノンステップとなると、INKAはノンステップが無理、日韓製は日野or大宇に台湾メーカー車体くらいの組み合わせしかなく、残りは中国の中通と宇通、欧州のSCANIAとベンツくらいですから、その4つしか選択肢が無いと言ってしまえばなのかもしれませんが。

      長文失礼しました。
    • パクアン急行
    • 2018年01月08日 15:16
    • <maikawa様

      お詳しいですね。MayasariBaktiなんて、ジャカルタ市内の路線バスなんですから、本来都市型バスを導入すべきなんですが、自国でバスシャーシが生産出来ないため、あのようなトラックシャーシの高床バスになっています。スカルノハッタのターミナル間連絡のミニバスも同様です。スーツケース担いで、あのような急で狭い階段を登るのはかなりの労力です・・・。

      そういえば、INKAも、前にTJ向け連接バス作っていましたね。その後、全く増備されませんが・・・。いずれにせよ、都市型バス用シャーシの製造技術は未だにありません。だからこそ、低床車となると、輸入障壁が低いのかもしれませんね。
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