公式から拝借
公式ニュースリリースにアップされている通り、1月4日、KCIの2018年計画が発表されました。また1月8日から一部営業規則が変更されることがアナウンスされました。詳しくは公式リリース、また各種報道をご覧いただければと思いますが、気になるところをピックアップ+αで補足しておきます。
・半年以上放置された乗り越し精算機がいよいよ稼働開始!!
KCIの英断を評価
KCIの英断を評価
もう、かれこれ半年前から設置されているものの、全く動きのなかった乗り越し精算機(こちらでも、すっかり忘れていて、お知らせしていませんでしたね)が1月8日より稼働します。なんでこんなに時間がかかったのか・・・というと、これ、インドネシアに乗り越し精算をいう概念がなかったため、営業規則を作り直さねばならないのですね・・・。これまで、1way trip(THB)購入区間外まではみ出た場合、さらにはマルチコメット(KMT)のチャージ額不足になった場合は、罰則規定が適用され、ペナルティ料金が徴収されていました。詳しくは上の表参照。これはこれで、酷い話なんですけど、逆に東南アジアに乗り越し精算機が設置されるというのは、なかなか衝撃的なニュースだと思います。すぐにでも出来るものは、日本のシステムを丸々輸入というファディラ思想の賜物です。これからは、THB乗り越し精算の他、KMTのチャージ(トップアップ)も改札内のこの機械で行えます。ただ、現時点では設置は管内25駅に限られていますのでご注意ください。公式SNSには、乗り越し精算とは何ぞや?というムービーが公表されています。⇒https://twitter.com/twitter/statuses/949158698072469505
また、現在自動券売機を導入した一部駅において、長蛇の列が発生していることに対して、ファディラCEOは陳謝しています。2018年中に乗り越し精算機以外にも自動券売機、自動改札機も増設し、混雑緩和に努めるとのことです。
・大型スーツケースの持ち込みを許可
営業規則変更関係では、これまで最大100cm x 40cm x 30cmに設定されていた手荷物持ち込み制限ですが、スーツケースに限り、この規格外であっても2個までの持ち込みが1月8日から可能になります。最大48cm x 74cm x 29cmまで持ち込み可ということで、要するに、一般的な航空会社が定める預け荷物は電車内に持ち込めるようになるということです。これは、先日開業した空港線利用客に配慮したもの。きっと、プレ開業中に、PKDと揉める乗客でもいたのでしょうね。でも、この辺をしっかりと臨機応変に変えるところは、やはり評価出来ます。なお、スーツケース以外の荷物には、従来の大きさ制限が適用されます。
・C Corner Tebet, JakartaKotaにもオープン
グッズ販売で好調な滑り出しを見せているC Cornerですが、現在のJuanda,Bogor, Tanah Abangに引き続き、Tebet, Jakarta Kotaにも今後出店します。なお、この二店舗は店内にカフェエリアも設置される予定で、これまでのショップとは装いを異にする予定です。目指せ、鉄コレ、インドネシア進出!!
・駅構内アンダーパスを追加
2017年にManggarai,Tebet,Citayam,Bojong Gede,Cilebut,Pondok Ranji,Sudimaraに設置されたアンダーパスですが、12連停車時に構内通路が封鎖されてしまう駅を中心に建設が進められます。2018年に建設予定駅は、Duren Kalibata,Pasar Minggu, Universitas Indonesia,Depokです。
・2018年度政府補助金は微増
KCIの営業に欠かせない政府補助金PSOは2017年の1.26兆ルピアから1.29兆ルピアにやや増加しています。しかしながら、KCIが設定する2018年の予想年間輸送人員320百万人に対し、補助金は不足しているとして、ファディラCEOはPSO増額を今後政府に求めるとしています。なお、昨年度実績は予想値の108%、約315百万人でした。PSOの予算は3か月ごとに査定されるとのことで、四半期毎の実績により、増額されるものと思われます。ちなみに、KAIのEkonomi及びEkonomi Localに対するPSOは、今年度さらに減額されています。
・COMMETの共通利用を拡大
現在、KCI各線でしか利用できないKCI発行の電子マネー(KMT)を、今後銀行発券カード同様に、trans jakarta,高速道路他での共通利用に向けて、検討すると発表しています。これで、空港線の切符購入問題も解消することを望みます。
・今年度の車両導入は?
さて、気になる今年度の車両導入ですが、この報道発表会ではアナウンスがありませんでした。但し、今年度中に8連をさらに10連と12連に組み替えるとは発表があり、この辺の詳細は、マンガライレポート1月号で考察してゆこうと思います。車両導入に関しては政府の目もあり、なかなか大々的に事前発表は難しいものと思われます。
また、現在自動券売機を導入した一部駅において、長蛇の列が発生していることに対して、ファディラCEOは陳謝しています。2018年中に乗り越し精算機以外にも自動券売機、自動改札機も増設し、混雑緩和に努めるとのことです。
・大型スーツケースの持ち込みを許可
営業規則変更関係では、これまで最大100cm x 40cm x 30cmに設定されていた手荷物持ち込み制限ですが、スーツケースに限り、この規格外であっても2個までの持ち込みが1月8日から可能になります。最大48cm x 74cm x 29cmまで持ち込み可ということで、要するに、一般的な航空会社が定める預け荷物は電車内に持ち込めるようになるということです。これは、先日開業した空港線利用客に配慮したもの。きっと、プレ開業中に、PKDと揉める乗客でもいたのでしょうね。でも、この辺をしっかりと臨機応変に変えるところは、やはり評価出来ます。なお、スーツケース以外の荷物には、従来の大きさ制限が適用されます。
・C Corner Tebet, JakartaKotaにもオープン
グッズ販売で好調な滑り出しを見せているC Cornerですが、現在のJuanda,Bogor, Tanah Abangに引き続き、Tebet, Jakarta Kotaにも今後出店します。なお、この二店舗は店内にカフェエリアも設置される予定で、これまでのショップとは装いを異にする予定です。目指せ、鉄コレ、インドネシア進出!!
・駅構内アンダーパスを追加
2017年にManggarai,Tebet,Citayam,Bojong Gede,Cilebut,Pondok Ranji,Sudimaraに設置されたアンダーパスですが、12連停車時に構内通路が封鎖されてしまう駅を中心に建設が進められます。2018年に建設予定駅は、Duren Kalibata,Pasar Minggu, Universitas Indonesia,Depokです。
・2018年度政府補助金は微増
KCIの営業に欠かせない政府補助金PSOは2017年の1.26兆ルピアから1.29兆ルピアにやや増加しています。しかしながら、KCIが設定する2018年の予想年間輸送人員320百万人に対し、補助金は不足しているとして、ファディラCEOはPSO増額を今後政府に求めるとしています。なお、昨年度実績は予想値の108%、約315百万人でした。PSOの予算は3か月ごとに査定されるとのことで、四半期毎の実績により、増額されるものと思われます。ちなみに、KAIのEkonomi及びEkonomi Localに対するPSOは、今年度さらに減額されています。
・COMMETの共通利用を拡大
現在、KCI各線でしか利用できないKCI発行の電子マネー(KMT)を、今後銀行発券カード同様に、trans jakarta,高速道路他での共通利用に向けて、検討すると発表しています。これで、空港線の切符購入問題も解消することを望みます。
・今年度の車両導入は?
さて、気になる今年度の車両導入ですが、この報道発表会ではアナウンスがありませんでした。但し、今年度中に8連をさらに10連と12連に組み替えるとは発表があり、この辺の詳細は、マンガライレポート1月号で考察してゆこうと思います。車両導入に関しては政府の目もあり、なかなか大々的に事前発表は難しいものと思われます。
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