LRT02
高架線路上にオンレールされるLRT車両
撮影:Faris様

既報の通り、4月13日にTanjung Priok港着岸していたLRT Jakarta向け車両第一編成ですが、予定通り4月14日深夜から翌未明にかけて、留置先のTanjung Priok自動車埠頭からKelapagadingまで陸送されました。なお、同じくKelapagading地区に建設予定の車両基地が未完成状態の為、上の画像の通り、クレーンを用い高架線上に載線し、一時的に本線上に留置されている姿が確認出来るようです。画像はいつもお世話になっておりますFaris様、Adam様から頂きました。ありがとうございます。
LRT04
公道を一時閉鎖し、吊り上げる
撮影:Faris様

最近の報道では、LRT Jakartaの進捗率を9割とするものもあれば、7割とするものもあり、ともはや泥沼と化しているようですが、それでもアジア大会までには何とか走らせることでしょう。双璧を成すLRT Jabodetabekの2018年中の開業が絶望的な今、これを完成させなければ、乞食大統領の立つ瀬がないでしょう。(別に立つ瀬なくて、別にいいんですけど)

LRT05
当面の間、クラパガディンモールから見ることが出来るようです
撮影:Adam様

LRT06
隣接するホテルの上層階から俯瞰も出来るとのこと
中線があるので、場所はすぐに特定できますね
撮影:Adam様

この前、Tanjung Priokで偶然すれ違ったアダムっちは、配給の走行は撮らずにKelapagading行くと仰るので、その画像を頂きました。これは、これで格好いいのかもしれませんけど、2両というのはなぁ・・・。ホームは8両分用意されていますが、アジア大会時には2両、せめて4両?、運転間隔は30分毎とかで、結局空港APMの二の舞になりそうですね。保安装置のシステム設計なんて、とうてい間に合うわけがありません。事故でも起こして、韓国勢再び締め出しなんて流れになれば、日本勢としては喜ばしい限りなんでしょうけど。というか、LRT計画を真面目にモニタリングしていたお役人っていたんでしょうかね。先日、たまたま見たコンサル資料が、うちのブログの文章そのままで笑ってしまいました。

なお、各LRT計画の詳細は、月刊マンガライレポートをご参照ください。
【月刊マンガライレポート2018年3月号(第5号)】

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