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時刻は夜9時、 Pasar Senen駅にて出発準備をする「夜行急行Serayu」
撮影: E103系

こんにちは、E103系です。撮るネタも特になく、天気もPM空が広がりまして撮影意欲は全然出ませんので、少しばかり夜遊びしてきました。日本から夜行急行が完全撤退してから早数年、インドネシアでは毎晩長距離夜行が出ております。今回はふとした瞬間から急に乗りたくなった夜行を弾丸でチケット購入し乗車して参りました。



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3番線に入線するスラユ、案内の看板もしっかり出ています

 さて、20時半にPasar Senen駅に到着。近くで駅弁もとい唐揚げ弁当(Ayam Goreng)を購入し早速ホームへ向かいます。今回は弾丸ですのでオールエコノミーのスラユ号を選択。無論、Gambir20時台発のArgo Parahyangan号は売り切れ御免です。しかし、土曜の夜ですらこの混雑ですから需要はそこそこありますよね。

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青森駅で急行はまなすを待つ在りし日の姿が脳裏を過りますね


列車は釜+荷物車+客車3両+食堂車+客車3両の構成。
当方は途中バンドンで下車ですが、この列車の終点はPurwokerto。通常、Purwokertoへ向かう列車は北本線経由、Cirebonから南線に入り、Purwokerto、そしてYogyakarta,Solo方面を目指しますが、朝と夜に各1往復ずつある、急行Serayuのみは、バンドン線経由。つまりジャカルタから350km離れた場所へ約11時間も掛けて向かうわけであります。流石にエコノミーのワンボックスに半日はキツイですね・・・

◆お値段
Pasar SenenからKiaracondong(Bandungは通過、Ekonomi専用駅の隣駅Kiracondongに停車)はRp67.000、日本円にすると僅か550円程度。それも当日乗りたければすぐにネット手配出来るのですから、鉄オタには良い世界です。

◆停車駅のご案内
Pasar Senen発車後はPurwakarta、Cimahi、Kiaracondongの順に停車し、Ekonomiと言いながら、近年の合理化の並みで小駅には停車せず、Argo Parahyangan並みの停車駅。 なお、前述の通り、Bandung駅は停車しませんのでCimahiもしくはKiaracondongからバイクやタクシーでバンドン市街へ出る必要があります。
 

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発車時刻5分前の声が聞こえてきそうです

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ラマダン期間中ということもあり、3号車以降はガランとしていて乗車率は30%ほど。

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いよいよ発車であります

食堂車に積まれているものはいつも通りのナシゴレン弁当など定番商品。食堂車スタッフも既に夜も更けた0時過ぎには仮眠を取り始めるので、弁当を購入する場合はお早めに。

お弁当についてはこちらの記事をご参考下さい。
 

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座席は向かい合わせのボックス席

列車はJatinegara・Bekasi・CIkarangを順調に通過し、食堂車の職員と話していたらあっという間にプルワカルタへ到着。5分程度の停車時間がありますのでしばし撮影。
 
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時刻は22:30、闇に包まれるプルワカルタ

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風情ですね、どこか懐かしくてワクワクする夜行の旅

その後は私も眠りについてしまい、食堂車のお兄ちゃんに起こされた時は既にバンドンの一つ手前Cimahiに入線するところでした。その後支度をしていたらあっという間にKiaracondong着。約3時間半の夜行急行の旅でした。はまなすの函館タッチ(死語)に似た感覚ですね。


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前日の午後4時半にPurwokertoを発った上りスラユ225列車とここで行き違い。

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こうしてバンドンの夜は更けていくのでした。

あくまでも乗ることが目的の今回の旅。復路はBandung駅からすぐに折り返しのArgo Parahyangan号で。せっかくなのでPremiumEkonomiに試乗しましたが、乗車後爆睡。気づけばJatinegaraに戻っていました。




 


 


 
 

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