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ジャカルタ・コタ駅中央改札口に位置する案内所

こんにちは、お騒がせしております。突撃レポーターE103系です。皆さま、ジャカルタの鉄道事情として忘れ物対応は気になりませんか?一度なくしたらもう帰ってこない・・・駅員に着服される?スマホは転売?さてさて、こんなタイトルで申し訳ありませんが実は先日ゲバを千代田線6000系6120F車内に忘れてしまいまして、答えはもうタイトルにありますが忘れ物回収のプロセスとスタッフの仕事ぶりを解説致します。
 
さて当方はコタ行きの上りに乗車後、マンガライ下車時に網棚上に忘れてしまいました。
これは無理かと諦めておりましたが、過去にも車内に忘れた荷物が終着駅で回収され忘れ物ポストに保管されていた経験(前科者です;;)がありましたので、半信半疑で夕方コタ駅へ。既に数時間は経過しておりましたので、少し心配でした。

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J-CO前に位置する忘れ物・案内センター

この詰所の中には駅員が3-5人ほど常駐しており、結構需要がある様子。コタ駅に入線した列車が折り返し作業を行うにあたり、PKDは各車両内の忘れ物をチェックし発見すれば随時この詰所へ持っていくというわけです。しかも忘れ物一個一個手書きで記録を丁寧に付けており、忘れ物をした者が取りに行けば本人のサイン+担当した駅員ならびに忘れ物を手に持ってツーショットを撮影という徹底ぶりです。原始的な方法ではありますが、ある意味効果的ですね。最近は駅員、PKD、車内清掃員等々は揃って日々の仕事ぶりをスマホで写真に納めていますので、恐らく上司への報告義務に写真を使っているのでしょう。このシステム、KCIだけでなく、インドネシアの企業で結構使われています。WAグループなど、既存の公開アプリに上げているのでしょう。

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保管されていた当方のゲバ

余談はともかく、この詰所へお邪魔してみるとやはりゲバがありました。毎度毎度、良い意味で進化を感じられるこの国の鉄道。忘れ物に関しても、とても安心出来る対応に終始感謝しかありません。東南アジアの鉄道と言うとどうもローカル層の印象が強く出てしまいますが、ここジャカルタにおいてはとっくに過去の話である気がしてなりません。

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親切なスタッフ一同。忘れ物をしたら彼等とツーショットですよ。
 
もし、上り列車で何か忘れ物をしてしまった場合は懲りずにジャカルタ・コタ駅へ訪れてみることをお勧め致します。


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