
東京湾フェリー くりはま丸改め、PT.Munic line CAITLYN 後追い失礼・・・
暇なうち、ちょっくら更新、フェリーネタ。果たして、いつ撮った画像かと思えば、2014年5月・・・って、もう1年経ってしまうではないですか。実はあと1回分まだ消化不良になっているのがありますので、近いうちに更新します。
そんなわけで、昨年5月のスンダ海峡遠征の記録です。きっと、このときも埼京と横浜の狭間でネタがなかったんだろうなぁ。水先案内人のAdam氏に、スンダ海峡行かねぇか~とお声がけし、自宅近くのインドマートにて、当然の如く空きのあるKrakatauをポチッと押したら準備完了。いざ、中古フェリーの楽園へ。
さあ今回も、スンダ海峡遠征の定番、土曜夜のPasarSenenからスタートです。往路はKrakatau、復路はKalimayaという黄金ルートですが、残念ながらその後のダイヤ修正で、午後のMerak発Kalimayaは廃止されてしまいました・・・。
客のいないKrakatauを撮ってもなんだか絵にならないので、イメージ画像を。
Krakatau号、今回も1ボックス占拠で、快適な旅路でした。ふと気づけば、終点Merakです。ここまでが快適すぎて、正直、ここでたたき起こされるのが、キツイんですけどね。

深夜のMerak駅に到着。連絡通路を通って、フェリー乗り場へ
さて、今回のお目当てですが、言ってしまえば特にナシ、もし乗れるなら、最近就航したばかりという、元東日本フェリー ばあゆ改め、SMS Mulawarmanに乗れたらいいなというくらいの軽いノリでした。怒涛の勢いで増えている東日本フェリーにすっかりはまってしまったAdam氏は、実はもう一隻、ELYSIAという元東日本フェリーの船で、ギリシアに売却された後、最近インドネシアに来た船があって、船名がヨーロッパ時代のままなんだ!!と力説されていましたが・・・。確かにそのELYSIA、東日本フェリーのびいな のようで、よくそこまで調べるよなぁと感心させられてしまったのですが、果たして両方とも捕まえられるかな。
珍しくこの夜は、連絡通路上の窓口がまだ開いており、スムーズに桟橋へ。とにかく眠いので、特にネタが来ないのなら、さっさと乗船して、横になりたい。
と、なかなか良い感じの船が止まっているじゃあないですか。ELYSIAと同じPT.MunicLineの船ですね。Adam氏、もうこれでいいんじゃない?
というわけで、乗船決定

入っていきなり、売店が
どう見ても、日本の船ですね。

どこかで見覚えがあるような・・・
はい、掲題のとおり東京湾フェリーのくりはま丸でした
座席主体の中距離フェリーですから、ほぼオリジナルのまま使われており、デッドスペースもほぼナシですし、地元神奈川のフェリーというわけで、個人的には大当たりでした。いやぁ、ガキんちょの頃、一度は乗っているよなぁくりはま丸。売店でさつま揚げを買って食っていた記憶だけが妙に鮮明に残っています。大きい船でもありませんし、ささっと船内探検は済ませ、就寝することにしましょう。
桟敷席いいなぁ。末期に国内で改造されたのかな?

今夜のベッドはこちら
余裕で、1列確保出来たので、ここでC寝台とさせていただきました。今宵も快適な船旅となりました。しめて3時間半。今回は良く寝たなぁ!と目覚めると、すでに日が昇っています。ここのフェリーは本当に時間が読めません。
なんだか船も渋滞しているようですし、Bakauheni着岸まで、フェリーウォッチングと行きますか!
スンダ海峡の朝。快適な目覚めです。

神奈川県マークなんて見るの、何年ぶりか;;
さあ、まずやってきたのは、謎の真っ白なフェリー。こんなの初めて見ましたね。

スンダ海峡にしか航路を持たないであろう零細会社、PT Atosim Lampung Perkasaの、 Mutiara Persada
一応、これも東日本フェリーからやってきた、びなす(初代)??なんだか形もだいぶ違うような気がするのですが、某有名船サイトで出しても、1975年製造VENUSとあるので、そうなのでしょう。東南アジアを転々とし、その間に改造を重ね、行き着いた先が、インドネシアなのでしょう。 
スマトラが近づいてきました
またまた今回も現れた、謎の双頭船。
最古参級のこちらの船、SMS lineのSMS KARTA NEGARA
オランダからやってきた、1958年製造ってのは本当なのでしょうか。どう見ても、ボロなのには変わりはないのでしょうが。
そして、いかにも!な船がやってきました。

東日本フェリー べが改め、DLU のDHARMA RUCITRA Ⅰ
操舵室脇の、航路表示は残念ながら潰されており、DHARMA RUCITRA と船名が表示されております。
おや?通常使用しないバースに係留されている船があります。どうしたのでしょうか。
JM ferryのMarisa Nusantara
元、隠岐汽船のフェリーおき(初代)のようです。大きさからしても、妥当なところでしょう。
実は後で見てみると、裏側が大変なことになっていたのですが・・・。
お次もまたまたの登場ですが・・・

JEMLAのMufidah、元四国中央フェリーボート かわのえ
新しい船が続々入ってきていますから、比較的船齢の高い船は、世代交代になるのではと思いきや、船会社もそれぞれバラバラなわけで、なかなかそうもいかないのかもしれません。船ばかり増えて、一体どうするつもりなのでしょう。
そうこうしていると、Adam氏のお目当て、ELYSIAが現れました。Merakで待たないで正解でしたね。

PT.Munic lineのELYSIA、元東日本フェリー びいな
そういえば、このフェリー会社の塗装って、昔の東日本フェリーの色に似ていますね。
着岸寸前、前方にTitian Murniの姿が。どうやら、今日もまたお休み中のようなのですが、撮れただけマシかもしれません。新塗装になってから、初めて撮りましたが、なかなか似合っていますね。
スンダ海峡の主、宇高連絡船 阿波丸、改めTitian Murni
そんなこんなで、Bakauhei着。いつものパダン料理屋で、朝飯。さぁMerak戻るぞ!(笑)
ささっと飯を食べ、桟橋に戻ると、ちょうどCAITLYNが出港するところでした。
手前のトラックが、中古車というわけでもなくビミョーです・・・
さあ、帰りはどの船に乗って帰るか。
後編に続きます。
コメント
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当航路にはしらはま丸、くりはま丸(初代)も就航しています。ハマの205とセットで、インドネシアにいらしてみてはいかがですか。
私が乗ったときは激混みでしたので安泰かと思っていましたが・・・・
くりはま丸には随分とお世話になりましたが、桟敷席は無かったと記憶しておりますので売船後に改造されたのかと思います。
続編を楽しみにしております。
う~む、なぜでしょう・・・。Merakならともかく、Ciregon,Serangとかなりの乗車があったので、廃止の意図が全く読めません・・・。
では桟敷席はフィリピンかどこかで設置されたのでしょうね。