
囚人護送列車の如く、客車カラーの荷物列車が行く
前回の記事でレバラン臨時刻表をアップしましたが、今回は時刻表に載らないレバラン臨を。レバラン期間中は道路も鉄路も人間輸送を最優先すべく、貨物輸送が一切ストップしますが、そんな中設定される荷物列車がこちら、MOTISこと、Motor Gratisです。恒例の運輸省キャンペーンで、事前に登録すると、無料でバイクを故郷へ輸送することが出来ます。無謀にも3日3晩バイクに乗り続けて帰省する者も多く、安全に故郷に帰ろうキャンペーンとして、長年設定されている臨時列車です。
ちなみに、ジャカルタ地区でほとんど順光で撮れない(半分以上は夜間ですし)ため、おそらく当ブログでは初登場かと思います。これまで、いつ来るかもわからない貨物を狙っても・・・とスルーしていたのですが、地元ヲタがアップしていた今年の編成を見て、これは撮らずには行かなくなってしまいました・・・。

この編成はアツいでしょう!!
MOTISは日に3往復が設定されており、そのうちジャカルタで日中撮れるのは朝に上ってくる1本、正午に上ってくる1本。仮に定刻に来たとして、果たして撮れるところはあるのか・・・と考えたところ、朝のKemayoranと昼のKampung Bandangの踏切でのみ撮れることが判明。元々の運行本数が少ない区間で、撮影地として全く考えていなかったので、意表を突かれた感じです。なんで、これまで撮っていなかったのか・・・と。そうとわかれば、オールグリーンの定期急行貨物もそのうち撮ってみましょうか。
しかし、そこは荷物列車。全く時刻通りに来ません。積み込み時間に左右(ピーク反対方向は返空も同然ですし;;)され、早通と思えば爆延と全く読めないのです。しかも、撮影場所が撮影場所なだけに、1時間待っても、1~2本定期が撮れれば御の字という場所・・・(単機はじゃんじゃん来ますが)、これでは、待ちぼうけも良いところで、作戦練り直し。
そんなわけで、ズルズルと待ち続けて、時間を無駄にすることのないように、会社が始まってから、平日朝に時間を決めて朝練することに。それでも、通い詰めて、1週間やっとこさ2編成回収することが出来ました。グリーン比率の多い、お昼のスジは時間も時間なので諦めです(1回だけ、会社の外回り時にチャレンジしましたが、早通で複々線区間で抜かれるという・・・)。

実はこちらの編成が大本命

K2の窓を潰しただけの、正真正銘のAling Alingを3両連結
しかし、そこは荷物列車。全く時刻通りに来ません。積み込み時間に左右(ピーク反対方向は返空も同然ですし;;)され、早通と思えば爆延と全く読めないのです。しかも、撮影場所が撮影場所なだけに、1時間待っても、1~2本定期が撮れれば御の字という場所・・・(単機はじゃんじゃん来ますが)、これでは、待ちぼうけも良いところで、作戦練り直し。
そんなわけで、ズルズルと待ち続けて、時間を無駄にすることのないように、会社が始まってから、平日朝に時間を決めて朝練することに。それでも、通い詰めて、1週間やっとこさ2編成回収することが出来ました。グリーン比率の多い、お昼のスジは時間も時間なので諦めです(1回だけ、会社の外回り時にチャレンジしましたが、早通で複々線区間で抜かれるという・・・)。

実はこちらの編成が大本命

K2の窓を潰しただけの、正真正銘のAling Alingを3両連結
設定最終日、イチかバチかの大勝負でしたが、なんとか時間内に通過!!それでも90分遅れです!!朝から曇りがちでしたが、通過時には薄日が差し込んできて、大満足でした。それにしても、荷扱い貨物の縮小により、緑色の本来の荷物車も余っているはずで、どうしてこんなネタ組成にしたのでしょう。Aling Aling(注:荷物も人間も載せないセーフティーカー)もそれ自体が廃止されたことで、相当数が各地の客車区・工場で腐っているはずで、逆にオールAling Alingで組むことも出来るのではないでしょうか(それはそれでネタ)。
2009年あたりに頻発した衝突事故を契機に、当時のおバカ鉄道局長の客を編成前後に乗せなければ被害は防げるとの考えのもと設定されたAling Alingですが、誰もがその無意味さに気づいており、輸送力を落とす以外の何物でないこの施策は2016年に廃止されました。登場当時のAling Alingは、別に状態が悪いというわけでもないK3やK2の座席を撤去し、さらに乗客が乗りこまないように、窓に鉄板や鉄格子をはめただけというやっつけ感で、初めてこれを見たときには、何事か!?と驚いたものです。検査や清掃サイクルも貨物に準じているのか、その荒廃ぶりは目を覆いたくなるほどで、後年荷物車と同じ緑色に塗り替えられるとともに、窓の封鎖及び扉の封じ込め、荷物車に準じた大型両開き式にリニューアルが為されました。車両番号もオリジナルのKから荷物車のGに改番され、正式に荷物車として歩んで行くかにも見えましたが、塗装統一化の流れで、Aling Alingの廃止と前後し、再び客車塗装に。そして、完全に窓を封鎖していない鉄板で覆っただけの車両は順次離脱してゆくのかと思っていましたが、別にCikaumやPurwakartaの山にもなっておらず、果たしてその行方は謎に包まれていました。
2009年あたりに頻発した衝突事故を契機に、当時のおバカ鉄道局長の客を編成前後に乗せなければ被害は防げるとの考えのもと設定されたAling Alingですが、誰もがその無意味さに気づいており、輸送力を落とす以外の何物でないこの施策は2016年に廃止されました。登場当時のAling Alingは、別に状態が悪いというわけでもないK3やK2の座席を撤去し、さらに乗客が乗りこまないように、窓に鉄板や鉄格子をはめただけというやっつけ感で、初めてこれを見たときには、何事か!?と驚いたものです。検査や清掃サイクルも貨物に準じているのか、その荒廃ぶりは目を覆いたくなるほどで、後年荷物車と同じ緑色に塗り替えられるとともに、窓の封鎖及び扉の封じ込め、荷物車に準じた大型両開き式にリニューアルが為されました。車両番号もオリジナルのKから荷物車のGに改番され、正式に荷物車として歩んで行くかにも見えましたが、塗装統一化の流れで、Aling Alingの廃止と前後し、再び客車塗装に。そして、完全に窓を封鎖していない鉄板で覆っただけの車両は順次離脱してゆくのかと思っていましたが、別にCikaumやPurwakartaの山にもなっておらず、果たしてその行方は謎に包まれていました。



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