
真っ暗になった車内・・・
本日(8月4日)11時50分頃、ジャカルタ首都圏全域(ボゴール・デポック・ブカシ・タンゲラン・一部バンドンも含む)にて停電が発生、夕方時点においても復旧の見込みがたっていません。国営電力会社の火力発電所自体のトラブルとのことで、最悪数日間停電が続く可能性もあります。

当初は非常電源を使用し、放送等を行っていたものの、
完全に電源を落としました。
当方、午後の出勤(笑)に備え、Juanda駅下で飯を食っていたところ、停電発生。いつものことか・・・と思っていたものの、 電車の振動が10分以上来ないことから、通常の停電ではないなと思い、ホームに上がると、パン下げした電車が止まっていました。改札、券売機、信号他運行システム関連は非常電源が確保されているのですね、さすがに。

Gambir入線待ちだった先行列車の乗客誘導開始

ホーム先端にはしごをかけて、ホームにあげます
停電約1時間後、手慣れたもんです
しばらく様子見していると、KCI社員がわらわら上がってきて、KCI全駅で停電発生とのこと。さらに、しばらくすると、KCIだけでなく、ジャボタベック圏全域で送電が止まっているとの情報が入り、ホーム・車内は一時騒然となりました。電話も通じず、LINEやツイッター等一部SNSだけ使えるという状況で、Whatsappは今回も死亡(その後復旧)。まあ、ここはSNS大国インドネシア、みなさん家族と連絡は取れたようで何よりです。家に帰っても真っ暗だし、クーラーも効かないし、ゆっくり待とうじゃないか、そんなノリでしたが、本日中の復旧はほぼないと判断がなされ、ホームから出されました。動きもないんじゃ待っていてもね。

KCIは夕方になり会見を設定
今日は広報のお姉ちゃんもしゃべっていますね
乗客は全員降車が完了、長距離列車に支障となる編成の移動を開始したいとのこと。

当然MRTも全線運転見合わせです
貫通路から降りたかったな(笑)

MRTJのマスコミ対応はシルビアですか!
後ろはアニス知事
そんなわけで、本日午後に回収する予定だったネタが回収できておりません。今後の電力復旧状況次第では、このブログの更新も停止する可能性がありますので、ご了承ください。
なお、市内の信号も停止してしまいましたが、人海戦術で乗り切り、バスウェイTJは通常運行。なにより、最強のGOJEK様がありますので、帰宅困難者もなく、町はいたって平和。そもそも一家に1台の車と1家に3台?のバイクがありますから、家族に連絡して迎えに来てもらえばOKということで、ジャカルタの底力を見せつけられました。
在留邦人は在留邦人で、自家発電付きの高級アパートメントとモールを車で行ったり来たりしていますので、そもそも停電に気づいていない人もいるようで・・・。大使館からの緊急メールも入りませんしね。怖いのは日没後、まっくらの市内で、悪さをたくらむ輩が出ないことを祈るばかりです。
まあ東京で大停電が起きたときのことを考えたら、100倍平和ですよ。
とにかく気がかりなのは明日電車が動くのかということ、それだけです。電気ないんなら、怪社に行っても意味ないし、かといって線路際に行っても電車も来ないし。明日は、モール内のスタバ(マンガライスタバは停電につき閉店です)で内職ですかねぇ・・・。今夜は誰かの部屋に居候します。

コメント