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晴れて再会です

先日、KAI創立記念セレモニーにて公式リリースされたイモムシ改めKereta Istimewaですが、同日中にTanah Abang機関区に回送されており、ジャカルタでの公開を今か今かとまっておりましたが、10月2日にTanah Abang~Parung Panjang間往復でバンテン州の役人と軍人を乗せた処女走行を行うとのことで、それに先立ち、関係者向けに内覧会が開催されました。

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一度は乗りたい展望座席
階段状ではなくなってしまいましたが、ワイドビュー仕様です

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ラウンジ部分
カラオケの他、運転台からの映像を出すことも可能です

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そこそこ新しいJ POP?も入っています

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ジャカルタ鉄の十八番も完備

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カウンター裏には冷蔵庫もありますので、ビール持ち込み可

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お姉さんのお持ち帰りは出来ませんので悪しからず

さて、気になるお値段ですが現時点で未公表なもののジャカルタ~バンドン片道で60万円ほど。定員40名ですので、人数で割ればそんなに高くはないですね。どこぞのお馬鹿メディアが19万円とか打ち出していましたが、それは従来のPriorityの貸し切り運賃でしょうが。そんなに安く気動車2両にスジ、乗務員を借りれるのならば誰だって飛びつきます。だいたい予約方法すらリリースされておらず、なんだかんだいって、身内と役人軍人の週末レクリエーション用途のようなもんなんですから。

でも、せっかくの機会、年内に貸切できないかと企んでいるところです。結局、年内に全国ダイヤ改正が出来るか出来ないかのせめぎあいの中、一個人の為に臨時スジなんて引けるか!というのがKAI本社の見解のようなので。さっさと年内ダイヤ改正実施不可と宣言してくださいよ。

おまけ
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CC300 12 02

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CC300 12 03

おいおい、Sukabumi線の臨時Pangrangoどうしたんだよ・・・とツッコミを入れる方がいると思いますが、5月14日の運行開始からわずか数週間で車両故障で離脱・・・。で、毎日運転の臨時Pangrangoは当面の間運休・・・乗車券購入済みの客には手数料なしで払い戻しという対応です。結局、年に数回の工臨・政府要人輸送を行うのが限度で、日々の走行に耐えうるスペックは持ち合わせていなかったというわけです。しょせんはハリボテです。お馬鹿なJ●CAは北本線視察列車での走りっぷりに、すっかり騙されたのか、高速気動車は言われるがままにINKAに作らせるつもりなんでしょうけど、行きつく先は目に見えていますね。2年で壊れる車両に国税をつぎ込むなど、何を考えているのでしょうね、J●CA専門家は。

鉄道コム
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コメント

コメント一覧

    • 209
    • 2019年10月18日 23:49
    • お姉さんのお持ち帰りに思わず笑ってしまった
    • パクアン急行
    • 2019年10月20日 23:10
    • >209様
      このブログの読者は年齢層が高いので(笑)
    • いずみ中央
    • 2019年10月22日 23:24
    • こんにちは、何時も拝見しております。

      >>5月14日の運行開始から僅か数週間で車両故障で離脱
      ボゴール駅で盛大に記念式典やって走り出したのに、直ぐ故障。情けない・・・。
      でも、電気式気動車ならインドネシアでも作れますよね。既にジョグジャカルタにINKA製電気式気動車走ってますよね。
    • パクアン急行
    • 2019年10月24日 00:01
    • >いずみ中央様
      機関車も気動車も作れるには作れますが、結局使い物にならないのではお話になりませんね。LRTも果たしてどうなるのでしょう(当然自走が出来ないので、バテロコで引っ張って試運転??したようです)。ジョグジャの電気式気動車も、冷房・非冷房合わせて10本近く配置されていますが、稼働できるのは3本程度ですので、もはや車両を作れるとは言えないでしょうね。フィリピン向け気動車でも問題発生中のようですし。CC300と同型を輸出する機関車の方なんて、このザマを見ればPNRはとんだパチもんをつかまされたことになります。
    • いずみ中央
    • 2019年10月26日 09:41
    • >>4
      ご回答ありがとうございます

      YouTubeには空港特急電車の動画が投稿されていますし、空港特急電車は快調に走っているんですよね。
      電車にディーゼル発電機を積んだ電気式気動車なら、簡単に作れそうです。
      ですが、何故、製造や維持管理が大変な液体式内燃機関車を作ろうとしたんでしょう。
    • パクアン急行
    • 2019年10月26日 12:55
    • >いずみ中央様
      空港電車はINKAとボンバルディアの共同受注であるため、ボンバルディアの人間がINKA工場で作った電車という部分が大きいです。その分、製造金額もINKAの他の車両と比べ桁違いです。それ以外の車両は、INKAが独自にパーツをかき集め、勝手に組み立てているので、空港鉄道車両とは全く次元が違います。

      かつて、GEのノックダウンで電気式のCC204をINKAで製造し、輸出もしていますが、今回のCC300は、老朽化したドイツ製の古典罐の置き換えという意味合いもありますので、液体式となっています。ジャワ島部の洪水時対策というのが大きいですね。最近、洪水自体が減っていますが、過去に洪水時のピンチヒッターで代走も務めています。電気式は洪水下で走行できないので。
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