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ついにベールを脱いだLRT JABODEBEK車両

10日夜にCibubur駅に到着していたLRT JABODEBEK(Tangerang方面への延伸予定がないため、公式パンフレットでも確認しましたがTAを外したJABODEBEKが正式名称のようです)第1編成、11日に1両だけオンレールするという謎の動きを見せていましたが、本番の予行演習だった様子。そして案の定,
この週末に記念式典が盛大に執り行われ、そのトリとして6両目となる第一編成1号車のオンレールが実施されました。なお、式場は中共の犬でいっぱいで、厳重な警備ですので敷地外からの撮影です。

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関係者がゾロゾロと大名行列のごとくオンレール地点へ向かいます

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ブディの後ろ姿もこの中にあります

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KAI社長?にこっち撮られた?

お馴染みタヌキブディカルヤ、オペレーターのKAIエディ社長に加え、国営建設アディカルヤ関係者、INKAの面々が参列し、高架橋をゾロゾロと歩いていく様には笑ってしまいましたが、目を凝らしてみていたものの汚職疑惑の渦中にあるリニのババアは確認出来ず。また、ジョコウィご本人が登壇し、「偉大なるインドネシア国民が作り上げた国産無人運転電車の完成」を高らかに宣言するのかと思いきや、安全上の理由からか姿を見せず(先月末の学生デモ以来、公の場にほとんど姿を現していない)。その代わりに、ルフット海事調整相の姿が。先日、中国人民解放軍インドネシア総指揮官ウィラントが反乱因子に殺傷される事件が起きたばかりですので、こんなに開放的な空間での式典には参加しづらいということでしょう。ジョコウィの代理はウィラントかルフットかというのがお決まりですので、ウィラントが入院中ともなれば、ルフットが来ますわな。とはいえ、背中からいくらでも狙撃できてしまう状態。付近を怪しい黒塗りの車が徘徊していたのは、我々鉄ヲタを警戒していたのでしょうか。ちなみに撮影者は私を入れて3名で、全員日本人でした。

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運輸省番号と重量
Palembang向けより若干軽くなった気がするがそれでも重い

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オンレール場所はこんなところ

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もうすぐオンレール
橋げた大丈夫か?

耐久性に問題のあるフランス設計のLRT用橋脚に荷重試験もなくいきなり車両を載せるというどうしようもなさ。そして、式典では10月18日にCibubur~Cawang(UKI)間での試運転の実施を宣言しました。MRTは車両が到着してから約半年も車庫で熟成されていましたが、インドネシアの手にかかればわずか5日で走行が可能!!恐れていた事態が発生しました。実際、ルフット海事調整相は「日本製のMRTより、LRT JABODEBEKはよほど優れている」と式典で発言しています。全く外務省の人間に聞かせてやりたいですね!!10月20日までに走らせなければ関係各相の次期政権での立場が危ういですから、ガチでこいつらはやりますよ。本当に大変なことになりました。インドネシア人が調子こいたら、もうオワリです。

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試運転対象区間の状況

とりあえずレールだけは敷設してあるようですが、駅部を中心に資材が軌道上に積み上げられているのが外からでもわかり、橋げたの継ぎ目は隙間だらけで、向こう側が見えてしまう始末。それでも、不眠不休で作業員を動かして、5日で完成させてしまうのでしょう。営業開始後、列車ごと高架から落っこちてしまえば良いのですよ。痛い目見なきゃ、学習できない人たちなんですから。

鉄道コム
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