
号車札がついに8000系列にも設置!!
Download Aplikasi KRL Access: Cara Mengetahui Jadwal KRL Hari Ini
— Kereta Api Kita (@keretaapikita) January 3, 2020
Perjalanan KRL sempat terkendala akibat genangan air di sejumlah wilayah Jabodetabek ketinggiannya telah melewati permukaan rel sehingga tidak aman untuk KRL melintas. Selengkapnya https://t.co/6ifg7Gc5di pic.twitter.com/9op8wkUfBA
今回、久々に水上走行シーンが発生。当方、ジャカルタを外しており撮影ならず・・・
年はじめの年中行事でもあったジャカルタの洪水ですが近年縮小傾向にあり(アホック時代の浚渫やドブさらい事業の推進、さらにはそもそも曇っているだけで雨が降らないという気候自体の影響もありました)、2015年の大規模洪水を最後に、特に鉄道施設の目だった浸水は見られなくなっていました。
2013年、2014年、2015年の様子は以下からどうぞ。
週刊マンガライレポートVol.20(2013年1月)
今年もBUDバンジル(2014年1月)
今年もバンジール(2015年2月)
しかし、今年(というか年末)は状況を異にしました。12月の最終週はほとんど日も出ず、降ったり曇ったりの天気、特に12月31日から1月1日にかけてほぼ24時間雨が降りっぱなし、さらにその後もしばらく断続的に雨が降り続き、さすがに今年はヤバいかなと思ったところ、2007年の大雨に次ぐ降水量だったそうです。もっとも、鉄道の浸水ポイントはほぼ毎度同じ、1月1日は中央線(但しこちらはコタの水位が下がったため昼前から運転再開)、環状線Angke~Pasar Senen、Serpong線のTanah Abang~Kebayoran、Tangerang線全線及び空港特急が運転を見合わせました。
#InfoUpdate Perjalanan KA Bandara Soekarno Hatta, Kamis 2 Januari 2020, seluruh perjalanan KA Bandara hingga jadwal terakhir masih belum beroperasi karena kondisi prasarana rel di lintas Rawa Buaya-Batu Cepet belum kondusif 🙏 pic.twitter.com/o53sFEGWe9
— KA Bandara Railink (@RailinkARS) January 2, 2020
Rawa Buaya付近の状況。これは酷いですね・・・
なお、KAIはRawa Buaya駅でRail Clinikを使用したCSR活動を行っていました。
Travellers, berikut informasi jadwal sementara operasional KA Bandara. Operasional KA Bandara msh dgn kecepatan terbatas & jarak waktu antar perjalanan atau headway sekitar 1 jam. Hal ini dikarenakan msh adanya pemeriksaan jalur rel akibat dampak banjir & perbaikan yg dilakukan. pic.twitter.com/n1KnNlAfYW
— KA Bandara Railink (@RailinkARS) January 4, 2020
1月4日の暫定ダイヤ
ただ今回、直近10年では最大の降水量ということで、Tangerang線のRawa Buaya付近(まあ直訳したらワニ沼ですからね;;)の水位が全く引かず、見合わせは3日まで続きました(Tangerang~Tanah Tinggi間除く)。しかも、バラストが一部流出したため、すぐに再開出来ず、4日は当該区間の単線運転(各駅停車、空港特急を毎時1本ずつ運転)、5日からようやく平常運転に戻りました。
そして、Bukit Duri電車区も例にもれず、最大規模の床上浸水となり、4日まで使用不能となりました。事務所の机まで完全に水に浸ってしまうほどですので、現在車両留置機能こそ復活しているものの、暫定的な使用に留まっていることでしょう。もちろん、車両は浸水を前に各所に疎開が実施され、大きな被害は出なかったのですが、欠車中の東急8500系の中間車は疎開が実施されず水没となりました。水没したのは以下の6両で、8245, 8711, 0715, 0815, 8812, 8929と、それぞれ暫定8連運用中の8604F・8610Fの中間車です。過去の水没でも、用途の無いHITACHIやRheostatikが疎開されずに取り残されるという事例がありました。これを考えると、現在短縮されている東急車はこのまま12連に戻ることなく廃車という予想が容易につくでしょう。
Dipo KRL Bukit Duri Terendam Banjir, Dirut KAI Langsung Lakukan Pengecekan
— Kereta Api Kita (@keretaapikita) January 3, 2020
Intensitas hujan yang tinggi dan berlangsung sejak Selasa (31/12) mengakibatkan Dipo KRL Bukit Duri mengalami kebanjiran. pic.twitter.com/rNQQbtitZ5
Bukit Duri電車区の様子
が、実は事態はそう簡単ではないのです。冒頭の画像に戻りますが、12月下旬になり東急車への号車札の設置が突如開始されました。205系やメトロ6000系VVVF車に設置の続くこちらの札ですが、東急車に設置されたということは、東急車はまだ使うという意思の表れでしょう。さらに、依然としてKAIが保有しリース料を支払っている東急車について、KCIは1月に契約を更新しました(ちなみに東葉1000、5000については契約更新をしなかったという噂)。リース料を払ってまでも12連車は確保したいというのがKCIの考えのようで、長編成が組めるという理由から、東急車は命拾いをしているようです。

オリジナルの枠を残したまま、現地札受けを再設置

車内
号車札設置は年末のグッドニュースになったはずなのですが・・・
つまり、故障していようがなんだろうがリース料は年額固定で支払わなければならず(KCIの収支報告書から確認することが出来ます)、それを考えると今回水没した6両をみすみす捨てることも出来ないのです。ただ、床下が完全に水没した車両をどこまで修復出来るのかは未知数です。考えられるのは、特に車両故障が発生していないまま休車に追い込まれた8607F4両(及び8608F)からの機器移植又は差し替えでしょうか。ただ、過去には2007年の大雨で床下浸水した103系が見事復活していることを考えれば、やはり何が起こるかわからないのがジャカルタです。JABOTABEKマジックが再び見ることが出来るのか、期待して待つことにしたいですね。


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