
屋根上に注目!!
昨年7月頃より車輪限度値割れの為、8連化されていた205系埼京線ハエ11編成ですが、2月上旬ようやく車輪交換を終え、10連に復帰しました。これにより、埼京編成はハエ25を除いて全て10連に復帰。10連の205系全体でも残るは横浜線H9編成(2月に入ってから全く見かけない為、そのまま運用に入らず入場の可能性も)のみとなりました。
これでカツカツだったSerpong線入線対応車も、少しはゆとりが出てきました。Bogor線でもときおり10連の205系を久しぶりに見かけるようにもなっています。逆にこうなってくると203系のSerpong線代走運用はほとんど見られなくなるのではないかと思われます。

フィリピンに続いて2例目!!
さらに!!なんと10連復帰と同時にクハ205-99にINKA製冷房が搭載されています。もうこのブログの読者の皆さまなら重々承知かと思いますが、スカルノハッタ空港特急車に初採用され、2018年製ステンレス客車から本格採用されている42000kcalの集中冷房装置で、その後のKRDEやLRTも含め、INKA製車両のデフォルトとなっています。INKAとしては車両と共にこの冷房装置の売り込みを強化しており、昨年末には輸出向け気動車と共に、フィリピン国鉄にも引き渡されています。既にフィリピンの203系に実装されており、特急客車向けとしては完全オーバースペックでしたが、いよいよ本領発揮といったところでしょうか。明らかに国産通勤車向け(空港特急の3ドア版)としてAU75を元に開発されていたと見え、今後INKAのコア商品となるに違いありません。従来KAI、KCIは新車発注以外にINKAからの備品供与を受けることは滅多になく、リニューアル時の冷房装置もTermorail社製に換装するのが基本でしたから、今回の方針転換はINKA冷房の優秀な実力を認められたということでしょうか。既にKAIにはこの冷房を備える新型客車が200両以上いるわけですから、メンテナンスを考えたら、既に部品の枯渇しているAU75を騙し騙し使うよりも、更新してしまった方が手っ取り早いはず。ただ、こうなると、もやは追加譲渡があるようには見えませんが、分散冷房の東急8500は益々肩身が狭くなってしまいますね・・・。
I-COND
— PT INKA (Persero) (@ptinka) February 18, 2020
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INKA Railway Air Conditioning
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AC buatan PT INKA (Persero) di atas merupakan series ACI-4202. Memiliki kapasitas 42.000kcal/hr dengan 2 kompresor utama yang terletak pada roof mounted package dan compact unit
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