
プリオク専属になってしまった6107F
外出自粛規制解除後も、引き続き私の怪社は自宅勤務中ですので、逆に線路際に出る機会は増えております(笑)しかし、本当に感じるのはこの半年でメトロ車8連、つまりチョッパ制御編成をめっきり見かけなくなってしまったことです。今年に入って相次いで全検を受けた7123F、6107F、6106Fですらしばしば車両故障で、狙っていても車両交換されていたということもしばしば・・・(で、来た!と思ったら被られたり、雲が直前乱入してきたりというね・・・)。
もはや、KCIにとってのお荷物感が否めません。とはいえ、車両が足りず潰すわけにも行かず、騙し騙し使い続けるしかないというのが現状と言えます。武蔵野編成の12連化が進まないのも、このあたりが絡んでいるのかもしれません。
さてそんな中、冒頭の画像の通り、 6月上旬頃から6107Fがタンジュンプリオク線封じ込めとなっています。これまでも何度か紹介している通り、近年のタンジュンプリオク線は特に状態の悪い編成が専属となっており、6105F、05-102Fが完全固定(+日替わりのもう1編成)体制となっています。それが今回、従来日替わりの1本だった分に6107Fが入っており、既に2週間以上その状態が続いています。これはもう、6107Fも黄昏運用に入ってしまった可能性が高く、他の2本と同じく、本線系統をぶっ飛ばしていく姿は見られなくなってしまうのかもしれません。逆に言えば、今後タンジュンプリオクには少なくとも田窓6000系のうちのどちらかが入っているということで、遠方からお越しの際にネタの捕獲はしやすくなったと言えばそうなのですが、いかんせんタンジュンプリオクなので・・・。

ラッキーなことに、この日はもう1本が6105Fでダブル田窓♪
(つまり、05-102FがKPBフィーダー)
なお、自粛制限解除後、北部を中心とした一部の低所得カンプンでは濃厚接触が相次ぎ、爆発的感染拡大が発生しており、ジャカルタ州政府は公式ロックダウンを実施しています。まさかとは思っていましたが、Ancol~Tanjung Priok間の沿線カンプンが、まさにその濃厚接触の現場で(線路内にあんなものや、こんなものが落っこちているわけで;;)、州政府の手で道路が封鎖されています。せっかくダブル田窓でしたので、Ancol付近での並びを期待しましたが、駅脇の踏切自体がバリケードで堅く閉ざされており、さすがにマズいと思い撤収しました。

ちなみに翌日は05-102と6107Fでした
プリオク3兄弟コンプリート

ちなみに翌日は05-102と6107Fでした
プリオク3兄弟コンプリート
珍しく1本も曇られないほど、スッキリ晴れていた先週末は、6106F、7123Fも撮り直しが効きましたので上げておきます。

珍しくブカシ線を行く6106F

珍しくブカシ線を行く6106F
6106Fは6月に入ってからMG故障だかでしばらく運用に入っておらず心配でしたが、先週末はブカシ線で10連運用の代走に入っていました。所定では10連、12連に統一されていますので、ブカシ線にチョッパ車が入る貴重な機会でした。

8連運用がほとんどなくなってしまった
お決まりのイスティカルバックも

曇りの定番7123Fも無事確保

8連運用がほとんどなくなってしまった
お決まりのイスティカルバックも

曇りの定番7123Fも無事確保
こちら7123Fも絶不調、今月は冷房故障に制御器故障でことごとくデポック電車区で寝ていましたので、動いているときに撮っておかないと・・・という感じです。ちなみに相方の7122Fはチョッパ制御の箱が青から白に変わっており、おそらく7117Fとの共食いが始まっていると思われます。この他、05-104Fは復旧に際して05-105Fの機器を一部流用しているのが確認されています。やはり、05-105Fは住金台車絡みで脱線事故から復旧せずに廃車か?
このように運用中の編成の維持で精いっぱいな状況ですので、現在離脱している編成の復旧はかなり見込みが薄いと言えるのではないでしょうか。ドナーの多い6123Fは6125Fなどからの機器移植で復活するかもしれませんが、それ以外は絶望的な気がします。とはいえ、来年度仮にE217系が導入されたとしても置き換え名目ではないため、本来はここでメトロ8000系を調達したいところではあります。が、財政状況から期待薄。チョッパ車の完全置き換えはINKA/シュタドラーの新車まで待たなければならない状況(逆に命は延びたのだが)ですが、果たしてそれまで機器が持つのかが心配です。
コロナダイヤの増発期間中で日中入庫の運用が減っている為、動いていればまだ遭遇することの出来るこれら編成ですが、通常ダイヤに戻ったのちは、朝ラッシュ要員となることは必至でしょう。今が撮りどきなのかもしれません。
◆休車中のメトロチョッパ車一覧◆
6111F・6123F・6125F・6126F・7117F・05-105F・05-109F
このように運用中の編成の維持で精いっぱいな状況ですので、現在離脱している編成の復旧はかなり見込みが薄いと言えるのではないでしょうか。ドナーの多い6123Fは6125Fなどからの機器移植で復活するかもしれませんが、それ以外は絶望的な気がします。とはいえ、来年度仮にE217系が導入されたとしても置き換え名目ではないため、本来はここでメトロ8000系を調達したいところではあります。が、財政状況から期待薄。チョッパ車の完全置き換えはINKA/シュタドラーの新車まで待たなければならない状況(逆に命は延びたのだが)ですが、果たしてそれまで機器が持つのかが心配です。
コロナダイヤの増発期間中で日中入庫の運用が減っている為、動いていればまだ遭遇することの出来るこれら編成ですが、通常ダイヤに戻ったのちは、朝ラッシュ要員となることは必至でしょう。今が撮りどきなのかもしれません。
◆休車中のメトロチョッパ車一覧◆
6111F・6123F・6125F・6126F・7117F・05-105F・05-109F

コメント