
今度の当該は05-110F、発生区間もまた同じという不思議
12月24日13時頃、マンガライ発ボゴール行き回送列車がパサールミングバル~パサールミング間で力行不能になるトラブルに見舞われました。既報の通り、同様の事象が相次いでおり、この一か月間で05-102F、6134F、6107F、05-110Fと4例目です。特に前者の3本は11月下旬に連続して発生(いずれも発生個所はボゴール線下り、マンガライ~パサールミング間)しており、1か月ほどの空白期間を経て、再び05-110Fが故障したというのは、明日以降、同様の事象が発生する可能性があります。
なお、今回の05-110Fは後続を走っていた6106Fに救援され、16両編成でパサールミングまで回送、2番線に一時的に収容されました。6106Fは例の如く、パサールミングから客扱い再開です。停止位置からしてDjoko Tingkirの到着を待って、デポック電車区まで回送されるのでは?と予想されたため、家からスクランブル発進してみましたが、幸い05-110Fはまだ停車していたものの、何本か定期列車をやり過ごした後、14時半過ぎに2番線側に信号が開通し、1ユニットカットでのデポックまでの自走回送となりました。Djoko Tingkirの登板も期待しましたが、現場での応急処置でとりあえず自走可能になったようです。自走すら出来ず、今後の復帰すら危ぶまれている05-102Fという先例がある中ですので、まだ1ユニット生きているというのが、不幸中の幸いでしょうか。

当該は05-910,05-810のユニット
パンタは上がったまま通電中

この間、定期列車は副本線から発着
ちょうど6115Fが到着しました
少なくとも2021年には1本も車両増備がないことが明らかになりましたが、今後さらにチョッパ車のトラブルが続けば、全運用を賄えなくなります。KCI社内ではこの続発するトラブルをどのように受け取っているのでしょうか。中古車両輸入は2020年を持って禁止になり、KCI側から運輸省、国営企業省、商業省にアクションを取らない限り、この状況は打開できません。2024年の新車導入まで、現有車両をどのように維持するのでしょうか。波乱の2021年はもうそこまで来ています。

ひとまずはユニットカットで発車して行きましたが・・・
05-102F自走不能(休車)
6134F自走不能→復旧。運用中。
6107F現場復旧、ユニットカットでデポックへ。運用中。
05-110F現場復旧、ユニットカットでデポックへ。運用復帰可能??
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