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新年1発目の撮影はいつもの橋の上から

12月31日付けの記事で画像の無かった8003Fですが、雨漏り対策工事を終え、12月31日からどうやら運用復帰していたようです。なお、8003Fは11月中旬に暫定8連化されていますが、引き続き8連のままになっており、残る4両については雨漏り対策以外にも何か修繕が行われている可能性があります。引き続き動向に注目です。





8000/8500系列の雨漏り対策工事は昨年4月頃に全検(P48)入場と関係なく、まず8610Fの4両に施行されました。この対策工事は、一旦腐った布生地の屋根材を全て剥がし、屋根鋼体をむき出しにし、その上に防水塗料を吹き付けるという手法で行われており、鋼体のビートがむき出しになっているのが特徴です。しかし、同時期にP48入場していた8003Fは腐った屋根材のまま出場(ただしランボードは撤去)、続く8604Fへの施工は見送られました。あくまでも8610Fへの施工は試験的なものであったと考えられます。ただ、8610Fの方で良好な結果が得られたということなのでしょう。話によると、今後8604Fも雨漏り対策工事を実施する模様です。

というわけで、8003Fの屋根上がどのように変化したのか見てみましょう。

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屋根材が剥がされていますが、ランボード台座は残ったまま
8003号車

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メニューは全車共通のようです

8610Fでは4両に限定された対策工事ですが、8003Fでは現状の8両全てに施工されていることが確認出来ました。8000系の初期車の屋根はビートがこんなに細切れになっているんですね。

手をかけるということはまだまだ使い続けることを意味しており、年々少なくなるネタ編成の中で、東急車は今後、注目を集めそうですね。昨年、結局ほとんどの編成が8連で過ごしたことになりますので、2021年は12連4本体制でバリバリ活躍してもたいたいものです。

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