
突如12連に復帰したマト66編成
既報の通り、車両トラブルから12連化された203系2本がいずれも4M6T組成にて10連化されています。そのうちマト66編成は2月下旬に車輪限度値割れ当該車両の車輪交換を終え、12連化目前と思われていたさなかに10連化されています。これはマト52編成のMM'ユニット3組のうち、MM’3,MM'6と相次いで2組が故障したことにより、マト66編成に組み込まれるはずだったMM'116をマト52編成に供出したことによるものです。
この1~2か月、激しすぎる動きを見せた203系
ようやく落ち着くことが出来るのか?
ようやく落ち着くことが出来るのか?
203系のスペアパーツは枯渇して久しく、もはや12連に戻ることなく4M6T組成でスルポン線に封じ込めになると容易に想像が付きましたが、先週頃から203系が次々とスルポン線から返されるという、妙な動きを見せていました。すると、5月3日朝には10連のままブカシ線のラッシュ運用に投入された後、ブキットドゥリ電車区に入区していたマト66が同日午後から12連に復帰して出区してきたではありませんか・・・。確かに故障当該はマト52であり、マト52の編成での復帰を諦めるのであれば何ら修理の必要なく、マト66を12連に戻すことは可能なわけです。
とはいえ、最悪のコンディションであることには変わりなく、いつ落ちるかわかりません。遺影を収める覚悟で、その折り返しを最寄り駅で待つことに。で、言わんこっちゃないというか、ボゴール駅で車両点検を実施した影響で約20分遅れで到着。1ユニット死んだようなので、デポックで車両交換して、そのまま入区かと思いました。故障は直っていないようで、4M8T??で客車のような加速で発車してゆきました。いや、もう12連が不足しているわけでもないし、無理に12連せずに、部品温存のためにも4M6Tデフォルトでいいんじゃないの??

影だらけですが、早朝のピンチヒッターなので仕方ありません
撮影地もここしかないですし
◆マト66編成の再12連化(昨年の12連化時とは若干異なります)
・202‐106, 202‐118, 203‐118, 203‐115, 203‐116, 202‐122, 203‐122, 203‐112, 203‐111, 202‐116, 203‐116, 203‐106
気になるのは今後のマト52の処遇で、12連復帰という噂も聞こえてきますが、その場しのぎの修理ではすぐに壊れるのは目に見えています。修繕後の12連試運転が遺影とならないことを願いたいものですが。

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