
架線下を行く単コロ気動車(ソロからの復路)
8月20日、スマラン地区近郊気動車(Kedung Sepur号)用気動車MCW302系K1 3 87 01がBalaiyasa YogyakartaをP24出場、ルンプヤンガン~ジョグジャカルタ~ソロバラパン~ルンプヤンガン間で試運転を実施しました。KRDI以降のINKA製気動車、またMCWでも事業用車に改造された車両は基本的に固定編成になっているため、1両単位での検査入場は今や貴重な存在です。

ジョグジャからの往路
不意打ちでやってきてビックリ仰天
同日には既報の通り、KFW Ts5のINKAからの配給も設定されていました。既にKFWの配給など見飽きたというジョグジャ鉄から贅沢なため息が聞こえてくるほどですが、それにしてはヲタ殺到・・・私と同様にジャカルタから乗り込んでいる者も多数おり、何か来るのかと待っていると、MCWの出場試運転でした。205系はまだまだ来ないはずなのに、日本製の警笛が聞こえたときには???状態でしたが、この姿を見て納得。これはなかなかラッキーでしたね。

う~ん、やはりこれは変態すぎる画ですね・・・
なお、片運転台の為、初めのルンプヤンガン~ジョグジャカルタ間のみ推進運転、それ以外は運転台が先頭になります。往路、どうやって方向転換するかというと、ソロバラパン~カディピロ~ソロジェブレスのデルタ線を利用しています。
デルタ線の位置関係はこちらからご確認ください
なお、車両はソロバラパン場内の範囲内で方転しており、隣駅までは入線していません

う~ん、やはりこれは変態すぎる画ですね・・・
なお、片運転台の為、初めのルンプヤンガン~ジョグジャカルタ間のみ推進運転、それ以外は運転台が先頭になります。往路、どうやって方向転換するかというと、ソロバラパン~カディピロ~ソロジェブレスのデルタ線を利用しています。
デルタ線の位置関係はこちらからご確認ください
なお、車両はソロバラパン場内の範囲内で方転しており、隣駅までは入線していません
現存する旅客用のMCW302は、このKedung Sepur用の6両(K1 3 80 02,K1 3 82 01,K1 3 82 03, K1 3 82 04,K1 3 82 05,K1 3 87 01)のみとなっており、全てSMCに配置されています。通常4両編成で運行されるため、2両が予備となっており、このような柔軟な運用がこなせるのはMCWならではと言えるでしょう。

朝夕、1日に2往復だけ運行されるKedung Sepur号

朝夕、1日に2往復だけ運行されるKedung Sepur号
ちなみに、6月のジョグジャ帰りにスマランに寄り道しましたが、この撮影時にはK1 3 82 01, K1 3 82 04, K1 3 82 05,K1 3 82 03の4両でした。車窓から見た感じではSMCに予備車の2両がいるようには見えず、もしかすると当時から入場していたのかもしれません。液体式気動車のメンテナンスが果たしてどこまで出来ているのか、入場工期はどれくらいなのか非常に気になるところです。検査表記を見ると各車バラバラの出場時期となっており、毎回このように1両ずつの検査となっているようです。メダン空港線用(結局転用されませんでしたが・・・)として奇跡的に冷房改造され、こうして生き残ったMCW。あと何年現役を続けることが出来るのでしょうか。わざわざ苦労してお守をする義理などはなく、いつ消えてもおかしくない存在です。乗り納め&撮り納めはお早めにどうぞ。
◆いつもご覧いただきありがとうございます◆
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