H2編成は長らくモハ205-191のパンタが菱形になっていましたが、今回の入場に際しても形状統一は為されず、菱形のままとなっています。また、舟板先端は例に漏れず全て蛍光色化されています。組成は元通りになっていますので、特に紹介する必要はないでしょう。

それにしても、今回も引き続きのロゴ無し出場となっていますが、実は最近気になる動きがあります。KCJロゴからKCIロゴに変更する際、一部編成は忘れ去られて未だに旧ロゴを掲出していますが、最近自然脱落ではなく、故意に撤去された編成が増えています。どうも、早ければ年末までにMITJがRailink、LRT Jabodetabekとの統合を見据えた、再びの組織変更を画策しているようで、統合後のオペレーターをCOMMUTER JABODETABEKの名称に戻すとの発言もあり、それでロゴ設置を見送っている可能性があります。KCIもRailinkも会社としては残りますが、車両の保有、運転、整備のみとなり、オペレーションを含めたソフト面は、各社に使用料等を支払ってCOMMUTERJABODETABEKが担当するというものです。となると、このオレンジ帯、もしかすると早々に姿を消すことになったりして??最近、TJにはJaklingkoカラー車が登場していますが、もしかするともしかすると、電車にもJaklingoカラーが登場するかもしれません。なお、PSO等、運輸省との協議項目が多数残っていますので、まだ確定ではないことはご承知おきください。