都営車が動いた!!動きの激しいゲート前、週刊マンガライレポ―トVol.255 : JABODETABEK COMMUTERS NEWS

賑やかなゲート前ですね

早くも1週間が経過しましたので、今週もマンガライレポートの時間です。11月の全検(P48)入場車が取り込まれ、あまり動きはないのではと思っていましたが、ところがどっこい。こんな賑やかなゲート前を拝むことが出来ました。なお、こちらに映っている205系は引き続きH6+H8で、この様子からするとP24でしょうか。奥のD301に牽かれている205系は車輪交換中のM11編成。では手前のBB306が引っ張って来たものとは?

出てきたのは廃貨車

BB306が引っ張って来たものは、これ。長年マンガライの森に放置し続けられていたゴミ貨車です。緑に埋もれていたころの名残で、台車などに草木が絡まったままです。油も注さずによく動きますね。こんな車両が10両ぐらい引き出されてきた後、入換で再び工場内に戻っていきました。と、言う訳でマンガライの森に残る廃車両の整理がいよいよ始まっています。大注目の都営車の入れ替えを拝むことはできませんでしたが、駅側の見やすい位置に移動してきており、いつ廃車回送が施行されても、おかしくない状態になっています。このゴミ貨車こそが、以前は都営車の手前に置かれ、進路を塞いでいましたからね。

これは、今度こそ廃車回送設定の兆しか!?

そんなわけでボゴール線下り車内からバッチリ見える位置にやって来た都営6181(-6168)Fのうち4両。6181号車はデポック電車区で静態保存ですので、この先頭車は6168ですね。さらに後ろには猫バスこと6151Fの姿もあります。今週初めにはこの位置に移動してきており、いつの間に入れ替えをしたんでしょうね。

あれから2年･･･、ついに終着地へ向け再び走り出すことになるのか

これまでも、デポック電車区での匂わせぶりな動きをデポック通信にてお伝えしてきましたが、コロナ感染拡大諸々の理由で大幅遅延している電車の廃車回送。客車は10月までに多数の廃車がパシルブングールに回送されており、既に山を築きつつあります。電車もいつ回送されてもおかしくない状況でしたが、未だに動きが見えていませんでした。これまた年次報告に関わりますので、「廃車回送は年末にある」の法則通り、今回も11月下旬から12月にかけて廃車回送が多数設定されることになるのでしょうか。

6168のお顔は高架ホームからも拝むことが出来るようになりました

BB306はせわしなく動いていましたので、もしかしたら都営車が引き出されてくるのでは?と淡い期待を抱きつつ、しばし待っていると、D301の方が動き出しました。

おお、これは良い光景

車輪削正中のM11の後ろには、全検入場中のM36編成のMM'5071が繋がっていました。旧塗装と新塗装のコラボをこんなところで見れるとは･･･。

さらに先頭車も帯を剥がした状態でぶら下がっていました

こちらも転線してまた工場内に押し込まれていきましたが、Ｄ301がそそくさと切り離されました。そして、電車棟を離れ、マンガライの森へ入っていったではありませんか。今度こそ都営が動くか!?と期待してたのですが･･･。

ありゃぁ、1本線路が違った
しかも、またゴミ貨車･･･

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再び出てきたD301

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うわ、なんじゃこりゃ･･･ですよ

これぞ本物のゴミ貨車ですが、こんなもんまでパシルブングールまでわざわざ運ぶんですかね。長年掃除してこなかったツケでしょうなぁ。

森には未だ産廃で溢れています
使うあての無いKAWISの貸切車とRail Hospitalも紛れています

昔に比べれば、少しは整理されたとも言えるマンガライの森ですが、事故や火災でどうにもこうにも配給出来ない車両も溜まっており、これらは果たしてどうやって搬出するのかも注目されます。バンドンのHolec2本は陸送でパシルブングールまで運んでいましたが、Balaiyasa Manggaraiへは大型トレーラーほ搬入できるアクセス道路が無く、おそらく現場解体するにしても重機の搬入のしようがないというのが実態です。果たして今度、これらがどのように処理されるのかも気になるところです。また、この中には205系のMM’337も混ざっており(説明は不要でしょう)、KCI車両であることから、パシルブングールへの配給が出来るのか、それとも引き続き保留車として残るのかも注目と言えるでしょう。

おまけ