DSC_0588_R
この違和感にお気づきでしょうか?

タイトルでネタバレしていますのでお分かりかと思いますが、ハエ31なのに編成札が141・・・という意味不明な状況が発生しています。床下機器の色を見れば一目瞭然、先頭1両のみ青色、その他白というこれまでにない組成変更です。12月中旬、205系埼京線ハエ31編成のうちクハ204-17のみがハエ22編成クハ204-141に差し替えられています。これは、所要本数に対する稼働編成が絶対的に不足しているのを補うのが目的です。




DSC_0591
ここまで引けば、なんとかドア窓の違いがわかりますかね

ハエ31編成は5月上旬から、6ドアサハ2両を欠車した暫定8連が続いています。それが、11月下旬頃から編成丸々の離脱になっており、いよいよ10連復帰か?と思われていたのですが、まさかこんなことになるとは・・・ですね。どうも、状況を見るなり今回の離脱はクハ204-17が車輪限度値割れor削正のために一時的に使用出来なくなっているのではないかと思われます。同時に、ここ1週間ほどサークルPをボゴール線朝夕運用に投入(12月14日には6123Fが終日、05-110F、05-108Fが代走で朝夕コタ運用に充当されるという「祭り」状態になっていました;;)しなければならないほど車両枯渇が深刻化しており、少しでも車両数を確保するため、何らかの理由で一時的に離脱しているハエ22編成のうち、使用に問題の無いクハ204-141に白羽の矢が立った形です。両編成の車輪交換等が終了するまでの一時的な処置となるでしょう。暫定組成は以下の通り。

◆ハエ31編成のクハ204差し替え
・204-141, 204-51, 205-51, 204-50, 205-50, 204-49, 205-49, 205-17

ちなみに、ハエ31編成のサハ204-23,22については、車輪交換にしてはあまりにも長すぎる離脱であり、しかもサハということで、そんなに重度な車両故障(あり得るとしたらDCDCコンバーターくらい?でも、もはや自己給電する必要もなく、モハ204のMGから引き通せるでしょう)に思い当たる節もなく、現地鉄の噂では、空気バネの交換が出来ていないのでは?とのことです。こればかりは次回納品を待つしかないですから、合点出来る話です。もしかすると、長期欠車している車両の中には、同様の理由の車両もあるのかもしれません。

おまけ
DSC_0592_R
Nestleの缶コーヒー
(今回はガジャコーヒーじゃないですよ)

そういえば、ここ最近、広告ラッピングが急増しています。今度こそは正真正銘のアフターコロナに突入ということでしょうか。ざっと4~5本に1本は少なくとも1両くらいは広告が入るような感じになりつつあります。KCIの収入が増えることには万々歳。来年はもうダメそうですから(2021年実績で予算が決まってしまいますからね)、せめて再来年には新たな車両が導入出来ると良いですね・・・。

◆いつもご覧いただきありがとうございます◆
1日1回のTETSUDO.COMバナークリックにご協力下さい鉄道コム
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット