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習近平、今回もアリガトー(人´∀`)♪
もはや中国共産党公認、公式撮影会!!

年末に控えるジャカルタ~バンドン高速鉄道暫定開業(ソフトオープン)に向け、東風4(DF4B)の更なる増備が明らかになりました。既報の通り、11月22日に第一陣として到着したDF4B-1295は1月20日~1月22日未明にかけてジャカルタ~バンドン間で陸送されていますが、その後第2陣として1月28日に3両(DF4B-7552, DF4B-7553, DF4B-9129)、さらに時期不明ながら少なくとも1両(DF4B-7549、第二陣に積載された可能性もあり)のタンジュンプリオク着岸が確認されています。その計4両の通関手続きが完了し、2月15日夜から各日2両ずつ、1泊2日の行程で陸送が実施されました。





前回でも十分なほどのファンサービスでしたが・・・

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全インドネシア鉄待望のモスクバック停車は激アツです

前回は前回で順光向きバッチリの角度で停車していましたが、実はその向かい側には大きなモスクが建っており、是非次回はこちら側に止めてくれたら!!と期待していたのですが、まさかの展開にびっくり仰天。しかも、機関車脇は撮影用スペース??として一般車駐車禁止手配という凝りようです。前回は両サイドをトラックにガチガチに固められており、トラックの出発を待ってようやく撮影出来たという苦労も伴ったのですが、鉄ヲタにはどんどん撮らせろ!!という通達でも出ているのでしょうか。今回もノリノリの習近平です。広いパーキングエリアなのですから、ここを狙って場所取りする必要性は全くないはずで・・・。北の将軍もそうですが、社会/共産主義国家の独裁者はどうも鉄ヲタ疑惑がかけられますが、そもそも論として鉄道整備と社会主義の相性はピッタリですし、交通強国鉄路先行を謳って年間3000キロベースで高速鉄道を伸ばしているのですから、鉄道嫌いなはずがありません。

そして、インドネシアに何千万といる鉄ヲタ人口をしっかりマーケティングしているところ、これぞ「あっぱれ」と言いたいですね。鉄ヲタの人心を掴むことは侵略の基本!!(爆) これで全インドネシア鉄は一帯一路に支持に回りましたw J●CAは爪の垢を煎じて飲みたまえ。MRT輸送時のSG★の小人ぶりが目に余りますわ。

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これぞ夢にまで見た光景!!
こんなこともあろうかと三脚持ち込んで大正解

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美しいモスクと中国国鉄ロゴ、一帯一路に新たな歴史の1ページが刻まれました
カラバリに期待したいですが、あえてイスラム色と近似の「緑亀」
を選定しているようにも思えてしまいますね

今回陸送されたのは以下の通り。

2月15日夜タンジュンプリオク発(2月17日早朝現地着)DF4B-9129,DF4B-7549
2月16日夜タンジュンプリオク発(2月19日早朝現地着)DF4B-7553,DF4B-7552

なお、これらと同時にバラスト散布用ホッパ車、及びレール輸送用フラットカーも多数到着していますが、さすがに目撃情も上がらずに、把握は困難です。2月上旬時点で、ランチャエケックには相当数のフラットカーが配置されているのを確認しています。さらに、4両目の7549号機が果たして第二陣として着岸、それとも第三陣として着岸したのかが気になるところで、仮に第三陣まで来ているのであれば、1両だけを積むことは考えられず、既にタンジュンプリオクには機関車の他の車両が引き続き陸送待ちになっていることが予想されます。

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7552,7553号機は共に1996年製ですが外板ボロボロ・・・

初回の1295機は1987年製ながら、まるでお召し機のごとく磨き上げられていた一方、今回到着の4両は中国での整備を受けず、現状渡しでの到着となっており、初回の通関が完了したことを既成事実として、無理やり突き通していることが伺えます。

また、港湾業者の話によると、東風4は今後もさらに到着予定(工臨用だけとしたらそんなに要らないだろw)とのことで、果たして10月のG20開幕までに、どのような運用を組むのか非常に楽しみな展開になってきました。緑皮客車の到着にも期待が高まります。中国共産党幹部巡視用、特別編成もヨロミンタ!!

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