
高速鉄道車両よりも一足先にお目見えした
Holec改めKRDEをさらに改めた新幹線リレー号
改造時点から度々お伝えしてきた元プラメクス用KRDE「新幹線リレー号」。ジャカルタ~バンドン高速鉄道に合わせ、バンドン側の高速鉄道駅アクセスとしてバンドン~パダララン間でデビューします。しかしながら、肝心の高速鉄道がまだ繋がっておらず、リレー気動車だけバンドンに転出させても仕事が無い・・・ということで、案の定、第6事業部管内のソロ空港線、ジョグジャ空港線で暫定運用に就くこととなりました。
試運転後、ソロに配置されていた「リレー編成」Ts1はソロ空港線で運用開始

もはやHolecの面影は無し
上記記事でお知らせした通り、2月上旬の試運転以来、ソロ客車区に留置されていた同編成ですが、その後、ソロ空港線で運用を開始しています。ソロ~ジョグジャ間の電化開業後は、白Holecの充当機会も多かっただけに、当面ソロ空港線で活躍するシーンを見られるかもしれません。ただ、現在、ソロ空港線は大幅に本数を減らして運行されている(詳細後日)為、ジョグジャ空港線用編成の緑Holec等との走行距離を揃える必要が出てくると思われ、いずれジョグジャ側でも運用開始されるのではないかと予想します。
さらに、リレー号の第二編成もお目見えしており、1月23日にBalaiyasa Yogyakartaでの構内試運転、そして24日にはルンプヤンガン~クトアルジョ間での本線試運転も行っています。こちらの運用開始にも淡い期待を抱いての先週末のスクランブル発進でしたが、残念ながら、Ts2の運用開始はありませんでした。なお、Ts2は白Holec(片側食パン顔)からの改造で、全検の度に顔面を交換されるという迷列車ぶりです・・・。

東芝の発電機とVVVFはそのままでしょうか

中扉は完全に埋められ、コルゲートまでパテ盛りで消えています
窓枠のみがタネ車がHolecであることを伝えています
さらに、リレー号の第二編成もお目見えしており、1月23日にBalaiyasa Yogyakartaでの構内試運転、そして24日にはルンプヤンガン~クトアルジョ間での本線試運転も行っています。こちらの運用開始にも淡い期待を抱いての先週末のスクランブル発進でしたが、残念ながら、Ts2の運用開始はありませんでした。なお、Ts2は白Holec(片側食パン顔)からの改造で、全検の度に顔面を交換されるという迷列車ぶりです・・・。

東芝の発電機とVVVFはそのままでしょうか

中扉は完全に埋められ、コルゲートまでパテ盛りで消えています
窓枠のみがタネ車がHolecであることを伝えています
これにより、第6事業部管内に配置されている気動車は以下の通りとなりました。運用線区は先週末時点のものです。
Holec リレー(赤) ソロ空港
Holec リレー(赤) ソロ空港orジョグジャ空港?
Holec コミューター(白) KCIクトアルジョ
Holec コミューター(白) KCIクトアルジョ
Holec 空港予備(緑) ジョグジャ空港
新型KRDE ジョグジャ空港
新型KRDE ジョグジャ空港
KRDI ソロ空港予備
KRDI ソロ空港予備
KRDI(元非冷房) ソロ空港予備
Holec リレー(赤) ソロ空港
Holec リレー(赤) ソロ空港orジョグジャ空港?
Holec コミューター(白) KCIクトアルジョ
Holec コミューター(白) KCIクトアルジョ
Holec 空港予備(緑) ジョグジャ空港
新型KRDE ジョグジャ空港
新型KRDE ジョグジャ空港
KRDI ソロ空港予備
KRDI ソロ空港予備
KRDI(元非冷房) ソロ空港予備
INKAで製造中の新型KRDE増備車4本については、大人の事情でKAIに引き渡されていないどころか、未だにINKA工場内です。ただ、元々ソロ~ジョグジャ間の電化開業で、気動車は余り気味であるため、現状、なんとか運用は回っています。しかし、問題はリレー編成をまだ増やすかどうかということで、仮に増やすならHolec白編成をタネ車とするでしょうから、3本目の改造が始まるとKCI用の予備車が無くなってしまいます。そのとき、リレー編成は緑編成がKCI運用に入るのかというのも見ものです。
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