
中野編集長にとっての遺作
となってしまった7月号・・・
となってしまった7月号・・・
ジャカルタから当ブログをご覧になっている方はご存じの方も多いかとは思いますが、月刊邦人紙「さらさ」中野編集長が7月1日に急逝されました。当方、前の勤務先が広告を定期的に出稿していたこともあり、私も2012年のジャカルタ着任後から大変お世話になってきました。語学研修チームを中心にJRE関係者の中でも懇意になられた方も多いのではと存じます。落花生様も参戦し、ブロックMでワイワイやったのも良い思い出です。数日前までも、いつも通りやり取りをしていましたので、あまりに突然のことで未だに信じられないというのが正直なところです。表示がログイン中のままになっており、今でもチーンとFBメッセンジャーに連絡が入って来るような錯覚すら覚えます。
職場が変わってからしばらくご無沙汰だったのですが、結婚式臨のご案内を出したことをきっかけに2020年2月号から、さらさ紙面に鉄道コラムを1ページ割いていただいておりました。当初は1年間ということでしたが、思いのほか好評なようで、クビ宣告されることなく、「インドネシア鉄道通信」として毎月寄稿していました。この時期になると、記事締め切りの督促の連絡が届きまして、入稿、校正、再入稿というのがいつものルーチーンでして、7月号分も最終チェックを終え、いよいよ発行というときの訃報に、私も嫁もただただショックを受けました。コロナの間、どうしても出来る特集も限られてしまい、ようやくのアフターコロナ―を見据え、コラム以外でも色々新企画やりたいですねといっていた矢先でした。
インドネシアのディープなところまで入り込み、インドネシア沼にはまった、いやインドネシアに憑りつかれた(中野編集長の場合は鉄ではなく銅との由)とも言うべき数少ない在留邦人が突然失われたことは本当に残念です。改めてご冥福をお祈り申し上げます。
インドネシアのディープなところまで入り込み、インドネシア沼にはまった、いやインドネシアに憑りつかれた(中野編集長の場合は鉄ではなく銅との由)とも言うべき数少ない在留邦人が突然失われたことは本当に残念です。改めてご冥福をお祈り申し上げます。
その7月号ですが、先日より、さらさオンライン上でPDF版の公開が始まっています。7月号のコラムでは、5月28日ダイヤ改正及び、それ以降のマンガライ駅の番線・構内情報を紹介しています。当ブログでは殴り書き状態だった構内図も、完成版を掲載しています。今月末まで、さらさオンラインからPDF紙面をダウンロードできますのでご活用下さい。
「インドネシア鉄道通信」の過去記事はオンラインからもお読みいただけます
トラベル&カルチャーのタブをクリック下さい
【「さらさ」7月号PDF版はこちらから】
クリックするとPDFがダウンロードされます

コロナ禍で2年ぶりに発行されたハローインドネシア
なお、「さらさ」は当面の間、休刊になるとのお知らせをいただき、「インドネシア鉄道通信」も7月号をもってお休みとなります。私としては二重の悲しみですが、在邦人向けメディアが群雄割拠の時代に、老舗と言える「さらさ」にコラムを投稿、また2022年版の年鑑「ハローインドネシア」に協力出来たこと、大変光栄に思います(特にハロー、交通ヲタクの無理難題に対応いただき本当にありがとうございました)。「さらさ」再開時に果たして、私の超マニアックコラムの掲載が為されるか未知数ですが、まずは、再び「さらさ」が復活することを願うばかりです。
≪鉄道コムにはこちらからお戻りください≫

コメント