
203系マト69編成が車両故障で臨時入場中
先日、KAI所有の新型検測車を観察するついでに、久々にデポック電車区の橋の上に来てみました。今年初めの東急8500/メトロ5000/東葉1000廃車回送以来になりますので、半年ぶりの訪問です。廃車回送が終わり、廃車置き場が整理されてから、一度も来ていなかったりします;;まあ、最近デポック電車区で注目の動きがありませんでしたので・・・。

まずは検測車の位置を確認
さっそく、奥の橋から行きましょう。この日のネタは検測車なわけですが、幸い早発はしておらず、エンジンをかけて出発待ち。で、隣の8604Fですが、位置的に12連に組み直されていますよね?補助電源トラブルで長らく離脱中の同編成、営業運転は行わないものの暫定8連(5M3T、単独Mになっている8504の処置について識者から伺ったところ開放しなくても問題ないそうです、ただ電気を食うらしく・・・)を組んでおり、その後の動向が注目されていましたが、近く復帰するでしょうか?こちらも通電中で、灯りが点いていました。

こちらは全検入場中のナハ3+ナハ36編成
抜かれた台車がずらりと並んでいます

改造線は欠車中間車でいっぱい
奥のメトロ6000系は6131Fかな?車輪交換の必要ありでしばらく離脱中
振り返って休車エリア。このの顔ぶれは実はあまり変わっていない・・・。05-102Fの色が変わったくらい??

向かって右からRakitan、05-105F、6130Fの欠車(その後ろには6111F)、
05-102F、6119F

向かって右からRakitan、05-105F、6130Fの欠車(その後ろには6111F)、
05-102F、6119F
かつてRakitanを架線検測車に改造するなんて話を聞きましたが、新型検測車が入ったことでもう白紙に戻っているのでしょう。デポック電車区に残っている唯一の都営車ですので、今後、Balaiyasa Manggaraiに配給されるのでしょうか。05-105F、6111Fは書類上、既に廃車済ですので、次期廃車回送が設定されたタイミングでデポックを去るのでしょう。05-102Fは折からのトラブルで1週間以上離脱していましたが、7月23日から本来の持ち場であるタンジュンプリオク運用に投入されています。6119Fは車輪交換待ち。

手前の橋へ
05-102Fに続いて6105Fも・・・

無理やり05-102Fと1枚に収めてみましたが見えるかな??
6000系のVVVF車は6129Fでこれも削正or交換待ちの模様

手前の橋へ
05-102Fに続いて6105Fも・・・
6月の全検出場編成、メトロ6000系6105Fですが、運用復帰後、持ち場であるタンジュンプリオク線には送り込まれず、専らボゴール線の朝夕運用のみに投入されていました。ですので、なんだかんだ言ってフィーダーでは安定的に運用されていた05系と異なり、未だに撮影コマが全然無かったのですが、20日の午前中に車両トラブルを起こしていたようで、それ以来、デポック電車区に取り込まれてしまい、この通り廃車置き場の肥やしになっていました・・・。ただ、故障修理は案外早く終わったようで、7月23日から05-102Fと一緒にプリオク運用を開始しています。でも、今の時期、プリオク線撮るところないんだよなぁ・・・。

無理やり05-102Fと1枚に収めてみましたが見えるかな??
6000系のVVVF車は6129Fでこれも削正or交換待ちの模様
で、注目の廃車置き場ですが、ようやく廃車済車両が一層され、綺麗さっぱりかと思いきや・・・、車輪削正・車輪交換待ちの車両でいっぱいです・・・。廃車をそのまま置きっぱなしにしてスペース取っている方が、置き場が無いと言う理由で車輪削正・交換もはかどるのでは??

酷いなこりゃ・・・

酷いなこりゃ・・・
205系の欠車中車両に加え、時期廃回候補となるメトロ6000系6126F、メトロ7000系7117F、05系109F112F、それに203系マト68編成もここに集結しています。もし、来年、車両を導入するのであれば、まずこのあたりの車両を処分してスペースを捻出しないことには、置き場がありません。あとは、Balaiyasa Manggarai内に架線が張られた旧マンガライの森や、空港線車両基地側のバックヤード等も活用することになるのでしょうか・・・。

わかりにくいですが、4両化されている6126F

わかりにくいですが、4両化されている6126F
そのうち、メトロ6000系6126Fは、先の廃車回送前準備の入れ替えの為、一時的に構内入れ替え用として一時的復活し、4連での走行が確認されていましたが、その後は全く動いていない模様です。おそらく、一時的に6127Fから借りていた機器を6127Fに戻したのでしょう(6127Fは廃車回送シーズン中は車輪限度値割れで長期休車でした)。

おや?クハ204-56の損傷部がきれいに修繕されている!?
壊れたのはこちら側でしたよね??

念のために逆サイドも

おや?クハ204-56の損傷部がきれいに修繕されている!?
壊れたのはこちら側でしたよね??

念のために逆サイドも
メトロ6000系6130Fの脱線事故からまもなく2年近くが経過するところですが、とばっちりを受け、車体側面を損傷していたクハ204-56、このところ全く音沙汰がなかったわけですが、今回、ちょうど橋の下に留置されており、観察することが出来ました。以前、ブルーシートがかけられている様子をお伝えしていますが、いつのまにか修繕は終わったようで、コルゲートも再現されており、綺麗な仕上がりとなっています(ジュアンダ事故車から移設か?)。あとは、元のM33編成に組み込まれるのを待ちばかりですが、果たしてどのタイミングになるのでしょう。クハ205-49のM9編成の入場のタイミングまで持ち越しなのでしょうか・・・。

共食い部品取りになっているサハ205-97,98

共食い部品取りになっているサハ205-97,98
クハ204-56が改修された一方で、後ろに繋がる編成を解かれたM9編成のうち、用途なくデポック電車区で朽ち果てているサハ205-98,97ですが、この通り窓が外され、部品取り車の様相です。この後ろにはクハ205-49も繋がっていますが、同様の状況なのでは?と思います。M33編成にクハ204-56が戻り、クハ204-49があぶれたとき、これらM9編成の4両が果たしてどのように活用されるのか、注目です。

この前まで東急やら東葉やらが留置されていたところですが、
すっかり様変わりしています

この前まで東急やら東葉やらが留置されていたところですが、
すっかり様変わりしています
こちら側にも205系の先頭車が見えますが、クハ204-68かクハ205-66でしょうか。1月から欠車していますが、一体いつになったら編成に戻るのでしょうか・・・。その手前の6ドア車はクハ204-107と車番が確認出来ました。なお、先ほどのM9編成の残り以外からは部品取りは為されていないようですので、車輪交換又は削正が完了次第、編成に復帰出来るはずなのですが・・・。収入減で、社員の給与でも下がっているんですかね。それで現場の生産性が低下しているなんてこと、あるんでしょうか??それくらい、この欠車の多さは異常です。
◆収支がかなりマズイ棒◆
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