
レールバス遂に粛清
9月12日頃より、ウォノギリ線の車種が所定のレールバス編成から、本線(空港線)用の大型車であるKRDIに変更されています。これは、故障の絶えないINKAのケツ作、レールバスが9月12日にINKAに返却回送されたものによるものです。ウォノギリ線はご承知の通り、ジョコウィがソロ知事時代の肝入りの一つで、レールバスを投入し、2012年にBatara Kresna号として運行再開したものです。が、KAIとしては採算の取れない路線ですから、運輸省がKAIに委託(Perintis)する形で運行されています。その為、レールバスに対してKAIはメンテナンスをほぼしていませんでしたが、製造から10年が経過し、ようやくINKAで運輸省予算によるオーバーホールが実施される模様です。予算付けるの遅すぎでしょ・・・。

自動車をかき分け、KRDIが行く
そんなわけで、さっそくソロにスクランブル発進しました。散々壊れているレールバスですが、私が行く日に限って(前日まで壊れていたとしても)、しれとやって来る憎い奴でしたので、一般車代走を撮るのは今回が初めてです。ホント、汚物小学生の考える未来の車両を具現化レールバスが消えてせいせいします。プラレールの連接路面電車の方がマシに見える自称連接車でしたからね、あれ。
レールバスについては、こちらの記事をご参照下さい
従来なら、このようにレールバスが長期離脱する際は、Batara Kresna号ごと運休(突発的な運休の場合は、一般車代走)にしていましたが、なんと今回は、空港線用KRDIの代走で運行を継続しています。表向きにはレールバスはINKAでのオーバーホールということになっていますが、果たして本当に出場するのかも定かではなく、KAIとしてはあんな車両を使いたくないわけですから、この機に自社運行に切り換えてしまいたいという思惑があるのではないでしょうか。特にKAIでは、既報の通り、ソロ空港線とウォノギリ線の一体運行を計画しており(大人の事情で未だに実現していませんが)、その際には、Batara Kresnaはレールバスごとお役御免となり、運賃も4000ルピアという赤字垂れ流しの馬鹿げた設定から、安くとも空港線同様の10000ルピア程度に値上がるでしょう。
空港快速でウォノギリ直通アンケートを
取られてからもう半年近く経つんですね・・・

これを既成事実に大型車がデフォルトになるか!?
ネタ的にもこちらの方が面白い展開;;
レールバスについては、こちらの記事をご参照下さい
従来なら、このようにレールバスが長期離脱する際は、Batara Kresna号ごと運休(突発的な運休の場合は、一般車代走)にしていましたが、なんと今回は、空港線用KRDIの代走で運行を継続しています。表向きにはレールバスはINKAでのオーバーホールということになっていますが、果たして本当に出場するのかも定かではなく、KAIとしてはあんな車両を使いたくないわけですから、この機に自社運行に切り換えてしまいたいという思惑があるのではないでしょうか。特にKAIでは、既報の通り、ソロ空港線とウォノギリ線の一体運行を計画しており(大人の事情で未だに実現していませんが)、その際には、Batara Kresnaはレールバスごとお役御免となり、運賃も4000ルピアという赤字垂れ流しの馬鹿げた設定から、安くとも空港線同様の10000ルピア程度に値上がるでしょう。
空港快速でウォノギリ直通アンケートを
取られてからもう半年近く経つんですね・・・

これを既成事実に大型車がデフォルトになるか!?
ネタ的にもこちらの方が面白い展開;;
当面、運賃4000ルピアのまま、自社車両(しかも空港線用に金かけて冷房化改造した車両)で運用を続けるわけですが、KAIが赤字分を諸々被ってしまうわけで、近いうちに何らかの動きが出るものと予想します。続報にご期待ください。
◆いつもご覧いただきありがとうございます◆

コメント
コメント一覧
路面区間、いいですね。
乗りに行きたいですねぇ。
今でも1日に2便のままでしょうか?
車両が大型化されたと事ですが、発券制限・乗車制限の方はどうなっているのでしょうか?
もし第2便で行って戻りの乗車券が買えない場合は、バス等の代替があるのでしょうか?
こんにちは。ダイヤは引き続きPurwosari発車基準で午前中の2往復のみです。乗車制限は、運輸省からの補助金で人数がカウントされていますので、レールバスの着席定員分のままと思われ、KRDIでの代走の際は、かなり空席があっても満席となってしまうかと思います・・・。Perintis列車はKAI Accsessからも当日朝にならないと購入出来ないのも難点です。まあ、往路は良しとして、復路がWonogiri駅でHabis!!と言われたら、もうそうしようもないですよね・・・。0:01からKAI Accsessには反映されるはずですので、往復ともアプリから買ってしまうのが吉ですね。ただ、旅行者の場合、支払い方法が???というのもありますが・・・。Wonogiri~Soloはバスが頻発しているはずですが、ちょっと乗るのも躊躇されるような、オンボロ、非冷房のミニバスだと思います。なかなかハードルが高いです。
なるほど、便数変わらず、発券制限・乗車制限の方も変わらないだろうと。
厳しいなぁ。
ヤンゴン臨港線以来のチンドコ併用軌道で期待しているのですが。
2007年4月に撮った線路の写真をアップローダーに上げておきます。
https://s.kota2.net/1663742301.jpg
当時は地元の人に尋ねても、何も走っていないとの事でした。
このフニャフニャな線路に大きな車両が走ると思うと胸熱です。
> Wonogiri~Soloはバスが頻発しているはずですが、ちょっと乗るのも
> 躊躇されるような、オンボロ、非冷房のミニバスだと思います。
> なかなかハードルが高いです。
私はコパジャが平気なので、それは何とかなりそうです。
2007年ですか。ちょうど液体式機関車が故障で無期限運休になった後ですかね。
コパジャはなんて、まだ可愛い方ですよ。私もコパジャは問題なく乗ってましたが、田舎のミニバスはあれをさらに1~2m短くしたような、サイコロみたいなバスに人間が詰め込まれるので、マジでヤバいです。
Batara Kresnaに何とか乗りました。
まずは難関の乗車券の購入です。
私は絶望的に早起きができないので、宿をプルヲサリ駅近くに取り、10:00発に乗るべく、08:55にプルヲサリのKAI有人窓口へ。
ヲノギリまで1枚と伝えたところ、ハビスの声。
ジャワ人相手には、泣き付きが有効な手立てと信じる私。
日本から乗りに来た、何とかならないか?
困った駅員、ヲノギリまでならハビスだが、途中のスコハルジョまでならあるとの返事。
と言う事は、途中のスコハルジョから終点のヲノギリまでの乗客が多数いると言う事か?
ヲノギリまで何とかならない? と更にもう一泣きを入れると、スコハルジョから先も席は空いている事だしぃと、意味深な答え。
そのまま乗り続けろという事か?
取りあえずはプルヲサリ→スコハルジョの乗車券を購入。
運賃はRp.4,000で同額。
車両はSOC空港線の緑。
>> 車両が大型化されたと事ですが、発券制限・乗車制限の方はどうなっているのでしょうか?
> 乗車制限は、運輸省からの補助金で人数がカウントされていますので、レールバスの
> 着席定員分のままと思われ、KRDIでの代走の際は、かなり空席があっても満席となって
> しまうかと思います・・・。
正解でした。
出発時の乗車率は、約70%。
私は4人ボックス席に一人でした。
併用軌道部分では大興奮。
これだけで大満足。
ソロ・コタで10人以上が下車。
どういう意図でプルヲサリからソロ・コタへ鉄道で行く必要があるのだろう?
最初からバスで行く方がいいだろうに。
スコハルジョで多数が乗り込んで来るかと思ったが、2~3人程度の乗車。
スコハルジョまでなら空席がある、ヲノギリまでならハビス、は何だったのか?
さっきの駅員の意味深な返事に従い? 終点まで乗る。m(_ _)m スミマセン
定刻発車の定刻到着でした。
ヲノギリで戻りの乗車券を買おうとしたが、窓口は閉まっており、ハビスの表示が無慈悲。
https://s.kota2.net/1671605926.jpg
駅員を呼び出し、今度はインドネシア語を使わず、英語のみで困った外国人を演出したが、ビシっと断られてしまった。
泣き付き失敗。(T_T)
>> もし第2便で行って戻りの乗車券が買えない場合は、バス等の代替があるのでしょうか?
> Wonogiri~Soloはバスが頻発しているはずですが、ちょっと乗るのも躊躇されるような、
> オンボロ、非冷房のミニバスだと思います。
これはハズレ。
ヲノギリ駅から50m程北側にバスターミナルがあり、そこには例のサイコロバスばかり。
https://s.kota2.net/1671606002.jpg
しかしそれは全てアンコタで、近隣の村行きだけ。
ソロ行きの乗り場は、駅東方150mの大通りを北へ300mくらい進んだヤマハオートバイの販売店の向かい。
バス停の標識は無い。
バスは2方向から来るので注意深く見ている必要がある。
地図を付けますので、お役に立てれば。
https://s.kota2.net/1671606081.jpg
ソロへのバスは通常の大型バスで、複数社が運行しており、AC車とNon AC車とがあるが、運賃はどちらもRp.2万。
シートピッチが極狭で、短足の私でも正面を向いて座れない。
左右方向は2+2席で、ジャカルタ郊外バスで見られる2+3席仕様では無かった。
下車したのはソロ・バラパン駅すぐ東側踏切の少し南。終点では無い。
所要時間は1時間10分で、列車の1時間45分より快速。
ヲノギリでは急いで戻る必要も無かったので、地元モールのフードコートで昼飯。
最安はRp.8,000があり、田舎は安いと思いました。
PS. 前の投稿はふさわしくない書き込みがあるので、無視して下さい。m(_ _)m
多忙につきレスが遅くなりましてすみません。
ウォノギリ線、相変わらずのドンドコですね・・・。そして、汚物レールバス、またも故障でKRDI代走とは・・・。
こんなやる気の無さでは、さっさと廃線にした方が良いですよ、ホント。運輸省からの運行補助金だけで各駅の駅員配置や運行経費をカバー出来ているとは思えず・・・。政治的に走らさざるを得ないのは重々承知ですが、酷すぎます。
復路、無慈悲のHabisですか・・・。もう、これは駅発売を完全にやめて、KAI Accessの事前予約制にしないと無用なトラブルを招きますよね・・・、本当に酷い。
帰りのバス、あのサイコロバスではないのですね。あのサイコロがそのままソロまで行くのかと思っていました。鉄道ともよく並走して、爆煙で追い抜いていくので。ソロ市内でも見かけたことありますし。
まあ、大型バスと言えど、激狭シートとはお疲れ様です・・・。鉄道もレールバスをさっさと潰して、大型車に統一し、スピードアップを図れば少しは生き残れそうな感じですね・・・。