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まさかこのタイミングで並びますか・・・
色見本ということでアップしておきます

既報の通り、10月中旬頃、205系埼京線ハエ11編成がKCI旧塗色からKCI新塗色化されています。日中の運用間合いや、深夜の留置時間内での塗色変更となり、先日の記事でお伝えしましたが、側面新色、前面旧色、さらには前面の半分だけ新色、残り旧色という究極のチャンプルー状態で運用に投入されるなど、稀に見るやっつけ加減となっています。そして、やっとその数日後、前後共に新色化されて完璧な姿になったと思いきや・・・ところがどっこい、これまた、なんじゃこりゃー!!と叫びたい姿に変わり果ててしまっています。




こちらの記事もご参照ください
こんな真っ黒い顔なら、マッターホルン状態の方がまだマシだったかも・・・

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よりによって並んだのがハエ31編成・・・
いや、これでもホワイトフェイスから、グレーに塗装変更を受けたんですよ
ハエ11のインパクトが強すぎて、ハエ31が白く見えてしまいます・・・

いや、もうこりゃジャワ人とスンダ人というくらい、明暗の差がはっきりしてしまっています(笑)。それから、おじさん世代からすると、ヤマンバ(死語)かというくらい強烈な印象すら受けます。真っ黒い顔に、白とオレンジのラインが不気味に際立っていますよね。どうしてこんなことになってしまったかと言えば、上の記事で言及している通り、全検(P48)以外での塗色変更はステッカーを使うというのが昔からの不文律でして、ステッカー屋にグレーと頼んだら、これまでの塗料とはかけ離れた濃すぎるグレーが納品されてしまったというオチです。注文した方の注文方法にも問題が大ありと言いますか、ステッカーの貼り付け作業は外注されているため、安請け合いの業者が適当に仕事をしたというのが正しいというか、まあいつものインドネシアンクオリティです。KCI側が全然監督していないというのが、そもそもの問題なような気もしますが・・・。

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簡易ステッカー帯でも、斜めカットは入っています
旧塗装時代では、途中から面倒で投げ出した工程ですが、
ここでまた復活とは・・・裏があるとしか思えませんね・・・

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要検(P24)は8月に受けたばかりでした

気になるのは、今回のハエ11編成の動き。塗色変更終了直後、10月20日にはスルポン線送りになっており、ガングロが撮れるのは当面先かと思った矢先、なんと1週間足らずで、再びボゴール線に戻ってきました。検査都合でもなく、こんなに早く戻って来たというのは、まさかの前面ラッピングやり直しという展開も待っているのではないかと疑ってしまいます。

また、ハエ11に続いて、ハエ4編成も新色化作業が始まっており、数日前まで前後は旧色、側面帯のみ新色というハイブリットカラーで営業入りしていたのですが、なんとその状態のまま昨日スルポン送りになってしまいました。まだ撮ってないのに・・・。このことからも、前面の新色化について要検討、しばらくしてから仕切り直しということもあり得そうな気もします。

ハエ11とハエ4は全検出場時期が近接していることから、今回の塗色変更作業は、もしかすると、検査時期に遡って編成を選定している可能性はあります。だったら、8月の要検(P24)時についでに色も変えてしまえばいいじゃないかと思うのですが、その時期までにステッカーの納品が間に合わなかったのでしょうか??ひとまず、P24明けの編成から作業に取り掛かり、作業ペースが追いついてきたところでP24と同時にステッカー貼り付けという、そんな流れを想定しているようにも思えます。いずれにしても、本格的に作業が始まったら、あっという間でしょうから、旧色時代の記録がますます重要になってくると言えるでしょう。

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