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先週末のゲート前

Vol.292でお伝えしている通り、今月分の全検で205系M35編成が入場していますが、完全に工場内に取り込まれて姿が見えなくなりました。さらには先週1週間、205系M62編成も車輪削正でゲート前に止まっており、2本のメルヘン顔が並んでいたのですが、こちらも出場済。というわけで、早くもこの位置に来て1ヵ月が経過した203系マト52編成のみのゲート前です。故障修理にしては長すぎる留置で、気がかりですね・・・。まあ、ずっと置きっぱなしでは他の業務に支障が出ますので、もし修理意思が無いのならばデポックの廃車・休車エリアに留置するでしょうし、ここにいるということは、何かしらの動きが出てくるはずなのですが・・・。




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マト66は12連復帰しましたが・・・
(個別記事は作成せず、マンレポで代えさせていただきます)

怪しいのはマト52編成がサハ2両を欠車し、暫定8連だったときにマト66編成もサハ2両を抜き取り、暫定10連化されていたことで、サハが故障で、長期離脱というのはなかなかない事例なだけに、もしかすると何らかの部品がマト52からマト66に融通された可能性があります。10連よりも12連を生かす方が優先ですからね。となると、マト52は当面復帰しないのか、それともマト69と組んで12連化、残りは廃車ということになるのでしょうか。いずれにせよ、そろそろ限界ということに変わりはありません。

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ついでにM12編成も撮り直し

さて、今週1週間ほぼ雨続き、ネタ無し、マンガライ駅の工事進捗も先週と比較して、大きな変化はないことからそちらは割愛します。週末もパッとしない天気で撮影はお休み。そんなわけで、久しぶりにMRTフェーズ2ウォッチングをしてきました。

まずはコタ駅から。酷い天気ですが・・・イベントのテントが撤去され、駅舎が見渡せるようになっています。早速、撮影スポットになっており、週末の行楽客で賑わっています。初めからこうしていればかたったのに・・・。

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晴れた日にまた来ましょう・・・

上の写真、実はトリックアートになっているの気づきますか?右端の時計の後ろ、MRTのコタ駅の工事用覆いなのですが、完成後の階段のデザインになっているんですね。なかなかにくい演出です。しかし、この覆いの中、さぞ既に工事が始まっているのかと思いきや、実は何も進んでいないという・・・。この覆いの下には、例の地下ドブ噴水があるわけなのですが・・・。

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なんとドブへ続く地下通路、開放されたままなんですね

恐る恐る、かつてのTJ停留所アクセス用の地下通路を下りていくと、もはや誰も通行人などいないのに、土産物を売っている公認露天商、トイレ、コインロッカー、祈祷所はそのまま残っており、噴水もそのまま。ただ、流石にTJ乗り場へ続くスロープは立ち入り禁止になっていましたが。ただ、これが潰されるのも時間の問題でしょうから、ドブの見納めはお早めに。

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看板の電気が消えているので、怪しいなと思ったら・・・

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ありゃ~
しばらくの間お休み・・・果たして再開されるのか?


さらに、衝撃だったのはMRTギャラリーが閉まってしまったということ・・・。土日も関係なく毎日開放だったのに、見た感じしばらく空いていなさそう・・・。実はこのギャラリーで、限定KMTや、マルティグッズが発売されることになっており、今か今かと待っていたのですが、スタッフさんから連絡のないまま、数か月経ってしまったわけですが、そういうことだったのか・・・。まあ、天下のMRTJ様なので、KAIへのテナント使用料など屁のようなものですから、このまま撤退ということはないとは思いますが

あとは、西側出口から伸びるホコ天を観察して、ホコ天前の新しい停留所からTJに乗車し、次の目的地へ。

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ファタヒラ広場へ続くホコ天も完成

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インスタ投稿用看板
ホント、こういうの好きよね・・・

で、さっそくマンガブサルで下車。そうそう、餃子屋さん最寄りのオリモ停留所はMRT工事の為に閉鎖されていますので、注意してください。この区間、距離が離れていないので救済便はありません。マンガブサルから歩きましょう。

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で、今話題の・・・
マンガブサル停留所脇

MRTフェーズ2のCP203着工してからというものの、バタビア市電の線路が姿を現しています、というかグロドックのところで最初に掘り起こされてから、まもなく1年ですか・・・。早すぎ・・・。で、今回、10月下旬頃から、マンガブサル、サワブサル、ハルモニの各停留所脇で再び線路が発掘されたと話題になっています。しばらく時間が経ってしまったので、既に撤去されてしまったかな?と思いましたが、まだ残っていました。

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TJのバスと絡めて撮れるのがいいですね

今回、いずれも停留所の歩道橋の真下で線路が露出しており、前回に比べて非常に撮りやすく、市電の代替とも言えるTJのバスと並べて撮れるのも良いですね。TJの書記のコリドーが市電のルートを踏襲して走っているというのがよくわかります。

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続いてサワブサル
ここも着々と撤去が進んでいます

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JICAマークの工事囲いの中にあるので
あたかもLRTを作っているようにも見えますね(笑)

それにしても、この市電レールの撤去。作業員は丁寧に犬釘を一つ一つ外して、撤去しています。外した線路と枕木も、何やら番号を記入して一か所にまとめられているところを見ると、一部は保存用になるような気がします。MRT開業後、モニュメントとして道路に再度埋め込むのでしょうか。

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レールに番号が振ってあります


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枕木も同様

これらは、ジャカルタ市所有ではなく、国有財産(インドネシア独立後のバタビア市電は国営です)ですので、そう簡単に処分できないという事情があるのかもしれませんが・・・。

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そして、ハルモニ

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亘り線も出現していますね
ハルモニ止まりで北部(パサールイカン)に戻る
区間運転があったのでしょう

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埋め戻しではなく、ハルモニはこれからさらにレールが
出てくる気配ですね!!

TJ途中下車の旅はここまで、ではなく、ハルモニで降りたところで足が無いので、このままブンダランHIまで進みます。既報の通り、ブンダランHI、今年の4月15日から改良工事の為、長らく閉鎖されていましたが、先日突如、客扱いが再開されました。停留所自体は、まだ7割方と言ったところでまだ完成していないのですが、とりあえず乗降は可能ということで、見切り発車しています。で、それに合わせて、2階のテナントブースも未完成ながら、HIロータリーが見渡せる展望台の一般開放が始まっています。せっかくなので、こちらも見学してきました。

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再建されたブンダランHI停留所
MRTとの乗り換え口は未供用

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2階への階段は改札内からなんですね
てっきり、テナント共々、外に開放されているのかと思っていました

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テナントブースはまだ工事中

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冷房付きのカフェが出来れば良いけどねぇ

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展望台は長蛇の列w

高いところが大好きなインドネシア人、展望台オープンを聞きつけてこの場所だけは大賑わい。ソーシャルディスタンスというよりも、耐久性の問題と思うのですが、展望台のでっばり部分は最大20名との注意書きで、この通り、入場待ちの列。ブンダランHIなど、別にいつでも見れるので、冷やかし半分で撤収です。

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バスを撮るなら別に出っ張りまで行かなくても
ここからで良い感じですね

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