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みんな大好き東風罐、遂に6両目が登場!!

既報の通り、今年1月から2月にかけてインドネシア中国高速鉄道建設用の機材として、中国国鉄東風4型機関車が5両インドネシア入りしており、目下、レール敷設用のロンチキ、及びバラストホキ牽引用として毎日大活躍していますが、なんと噂の増備車両が12月中旬、ジャカルタ、タンジュンプリオク港に着岸しました。今回、到着したのは6385号機(DF4B-6385)で、資材輸送用のモーターカー(紅白色のあれ)GC220の追加増備車1両と共にやってきました。




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こちらは再掲ですが、この紅白色のがGC220です

現在、工臨の基本運用はロンチキ、バラストホキそれぞれ1本ずつで、いずれもプッシュプル又は重連で運用されており、つまり4機運用、1予備という体制が組まれていましたが、ロンチキの輸送力が10月下旬頃から増強されており、従来、500m×4本の輸送だったものが、6本に増加し、それに伴いロンチキ工臨の3重連運用が開始されています。この結果、予備機が不足し、また散水や、重機輸送などの特発が発生した際には、三重連のうち1両を輸送後切り離し、テガルルアールへ回送、再出区という手配が取られており、作業員が機関車待ちする状況が発生していました。現地鉄からは、前々からあと5両追加されるという噂が出ていますが、ロンチキ、バラストホキともにそれぞれ1編成分しかない、というか同時に複数箇所での工事は現状不可能ですから、機関車を増やしても無駄だろうと見ていたものの、まさか3重連運用の開始するとは思いませんでした。おそらく、その不足する1機分の補充することになったものと思われます。果たして、今後、さらなる増備があるのかは不明です。半年後には開業しているのですから、これ以上は増えないと思います・・・。




こちらの記事もご参照下さい

そんなわけで、GC220がタンジュンプリオクを12月15日夜に出発、1泊2日のいつもの行程で17日早朝にテガルアール車両基地に搬入され、続いて17日夜には順調にDF4B-6385も発送され(予定通りなら本日早朝に搬入されていることでしょう)ましたので、ちょっくら見学してきました。もう3回目ともなると、勝手知ったると言うか、税関他、諸々の手続きも手慣れたもので、着岸から陸送まで非常にスムーズですね。

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残念ながら今回はフル梱包での陸送・・・
前日のGC220もシート被っていたので怪しいなとは思っていましたが・・・

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それでも高速鉄道の宣伝に抜かりはありません!!

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トラック側も完全に隠されてしまっていますね・・・

さすがに前回の公式撮影会に、あそこまで現地ヲタが大殺到するとは思わず、自粛ということなんでしょうか・・・。しかし、なまじ今回はKCICのロゴを大々的に掲げているので、何かの拍子にシートが外れ、緑亀の顔が中国国鉄マークと共に見えてしまったら、それこそ口の悪いメディアに重箱の隅をつつかれてしまいそうですが・・・。ともあれ、本線上で会える日が楽しみですね。たまにはオレンジ色の南瓜カラーとかにしてくれませんかね(笑)

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