
2週間ぶりのゲート前も大した動きはなく??
先週はジョグジャ詣でしたので、2週間ぶりのゲート前です。4月のBalaiyasa Manggarai全検(P48)入場編成、205系埼京線ハエ23編成ですが、おそらく倉の中央に見えている中間車がそれと思われます。が、先頭車の姿は確認出来ず、組成も終えていませんのでレバラン前に出場出来るのか微妙なところです。手前にいるのは片側だけ新色と言うヘンテコなメトロ6000系6108Fで、旧塗装側がこちらを向いています。要検(P24)で再塗装か?(側面もかなりひどい状況・・・)と思いましたが、どうも車輪削正のようで、チグハグ状態での運行はまだしばらく続くものと思われます。全然撮れていないので、復帰したらしばらく追いかけたいですね。

こちらが、いよいよ出来上がってきました
さて、中古車輸入禁止令に端を発し、マンガライ駅混雑に怒りの声を上げた乗客たちによってブディカルヤへの忠誠看板「I♡DJKA」が撤去された騒動を読者の皆様は覚えていらっしゃるかとは思いますが、あれから早2か月、応急処置として追加設置が決まったコンコースと6・7番ホーム、8番ホームを結ぶ階段が姿を現しました。週末時点ではまだ供用前でしたが、早ければ平日となる今朝から通行可能になっているかもしれませんね。

工事囲いもなくなり、いつでも供用開始可能な感じです
2024年の大統領選まで1年を切り、10年間で溜まったジョコウィ政権のボロを吐き出させんと対抗勢力は躍起になっていますが、それにしてもきな臭いニュースが立て続けに起きた1週間でした。

大丈夫か空港電車?
写真はイメージです
開業から5年、遂に?やらかしました

工事囲いもなくなり、いつでも供用開始可能な感じです
2024年の大統領選まで1年を切り、10年間で溜まったジョコウィ政権のボロを吐き出させんと対抗勢力は躍起になっていますが、それにしてもきな臭いニュースが立て続けに起きた1週間でした。

大丈夫か空港電車?
写真はイメージです
いずれもツイッター版でリツイート等していますので、ご存じの方も多いかと思いますが、4月14日12:30頃、マンガライ発スカルノハッタ国際空港行き853A/854A列車が終点、空港駅で停止位置をオーバーランし、車止めを突き破って、コンコースのガラスを破壊するという事故が発生しています。
Informasi kejadian 14 April 2023 pukul 12.30 1 trainset Kereta KRL Bandara menabrak jalur badug di Stasiun Bandara Soekarno Hatta yang mengakibatkan bangunan, kaca stasiun pecah dan cowcather kereta mengalami kerusakan pic.twitter.com/Wqchg1CwLD
— Komunitas Sahabat Kereta (@sahabat_kereta) April 14, 2023
開業から5年、遂に?やらかしました
ホームドアに合わせる為、そんなトップスピードで突っ込むことは無いのですが、車止めを乗り越えて?というか破壊してここまで冒進したなと思います。ちなみに、前日夜にも空港線はマンガライでパンタクラフトラブルを発生させており、復旧の為、一時送電を止めたため、環状線~ブカシ線が一時的に運転を見合わせるなど、乗客のひんしゅくを買ったばかりでした。気になるのは、ブレーキ、パンタクラフといずれも日本製品を採用しており、折しも4月12日にKAIディディック社長が、ついに公の場で、2025年導入予定のINKA製新型電車はシュタドラーではなく、日本メーカーと共同で製造すると発言した直後のトラブルだけに、親ヨーロッパ派による陰謀ということも捨てきれません。もっとも、パーツごとのメーカーなど見ておらず、単純に反国産、中古車原理勢力wによる仕業かもしれませんし、単純にジョコウィが作ったハコモノは一切ならんという、反ジョコ派による工作かもしれません。仮に反ジョコ派の仕業とすれば、LRT JABODEBEKにも何らかの妨害が入る(いや全くシステム同期が終わらないところを見ると、既に妨害が入っている?)可能性は大で、2年前のように再び衝突、ドゥクアタスで簡易車止めを突破してスディルマン通りにダイブするのではなんて言う妄想すら、現実味を帯びてきたかもしれません(笑)そして、高速鉄道はもう一発、緑亀が暴走するかも?(どうせ廃車する運命なので)さすがに動車組は損害が大きいので使わないでしょう。
なんと、新首都ヌサントラへの建設作業員への給与未払い問題が発覚
なんと、新首都ヌサントラへの建設作業員への給与未払い問題が発覚
結局、パダラランの緑亀暴走事故は、機関士の注意力不足ということで片付けられてしまいましたが、ヒューマンエラーにはヒューマンエラーですが、どうして無理な運転を行ったかは闇の中・・・、しかし、中国人機関士が癇癪を起こしていた可能性は高く、12億ドルの資金不足という中、まもなく動車組本体が走り出すというのは、当然どこかにしわ寄せが及んでいるはずです。まさかとは思いましたが、新首都が給与未払いというのは、これって高速鉄道にも同じことが言えるのでは?とふと思いました。中国だって慈善事業でやっているわけではないですし、ジョコウィ糞くらえ!!と思っている作業員は多いはず。だとしたら、もう一発何かが起きてもおかしくないはずです。何せ、大統領選の反ジョコ候補者はそれを一番望んでいるのですから。
で、その不足する12億ドル相当額にはようやく決着が
で、その不足する12億ドル相当額にはようやく決着が
さて、中古車輸入の是非の最終決定権を持つラスボス、ルフットですが、3月下旬に「俺は中古車輸入を拒否しない」と言い残し姿をくらましていましたが、行き先は中国で、高速鉄道の不足額融資について協議する為に訪中していました。そんなわけで、彼にとっては中古車どころではなかったわけですが、ようやくこちらの決着は付きましたので、そろそろ中古車の方もいい加減、白黒はっきりさせてもらいたいところ・・・。で、高速鉄道の方、詳細は上記記事他をご覧いただければと存じますが、いよいよ中国もインドネシア側の態度に業を煮やしていると見え、追加融資分の政府保証を求めているようです。いや、だって政府保証してもらわなかったら、絶対に返済する気ないですもん、これ・・・。が、当然、インドネシア側は国営企業経由での返済の一点張りで、どうやら、国営ファンド会社的なところが返済するのを提案しているようです。そんな怪しい会社、誰も信頼しないって・・・。もっとも、国営企業を経由しようがなんだろうが、税金が投入されるのは変わらず、世論は今更になって、反対派に誘導されている模様。ジョコウィ礼賛しかしなかったマスゴミが、今更なんですかね??
高速鉄道着工を身を張って阻止していたジョーナン前運輸省の
言質が今更取り上げられています
悪者扱いされて、失意のもと政界を去ったというのに・・・
一方、ジョーナンを追い出したジョコウィの腰巾着、ブディカルヤは
ゴメンネ、ゴメンネーと全く誠意ない謝罪というか、本人はどこ吹く風

汚職撲滅委員会よくやった!!
高速鉄道着工を身を張って阻止していたジョーナン前運輸省の
言質が今更取り上げられています
悪者扱いされて、失意のもと政界を去ったというのに・・・
一方、ジョーナンを追い出したジョコウィの腰巾着、ブディカルヤは
ゴメンネ、ゴメンネーと全く誠意ない謝罪というか、本人はどこ吹く風
で、ブディカルヤがなんか謝っているなぁと思えば、運輸省鉄道総局に巨大汚職発覚との報。いや、私に言わせれば何を今更なんですが、ジョコウィの鶴の一声で、需要予測すら無しにいきなり始めたプロジェクトは全て汚職でしたという話。ですが、あくまでも鉄道総局内の人間がやったことということで、ジョコウィもブディカルヤも一切責任は取らないらしいです。まあ、とにかくブディカルヤはクソオブクソということですよ。奴のでっかい腹を見れば、相当量の賄賂が入っていることは明らかです。

汚職撲滅委員会よくやった!!
ジョコウィは就任以来、汚職撲滅委員会の弱体化を力ずくで進めてきている通り、自ら汚職で私腹を肥やす独裁政権であることをアピールするというトンでもない野郎(だから乞食と呼ばれる)なのですが、最後の最後で汚職撲滅委員会が噛みつきましたね。残る1年での反撃に期待したいところ、あわよくば大統領退任後、某K国のように投獄、獄中自殺くらいあっても良いのではないかと期待します。何せ、インドネシア史上初の平民宰相ですので、大統領の肩書が取れれば、ただの道端にいるオヤジ、自称家具職人。今回ばかりは、何が起こってもおかしくない情勢です。
上の画像、賄賂が発生したプロジェクトが一覧でまとまっているので、非常にわかりやすいのですが、とにかくすごい。
・輸送密度50人以下(たぶん)のスラウェシ鉄道:約150万円相当・・・ジョコウィ政権の高速鉄道に次ぐ目玉プロジェクト
・日に数往復しか走らないソロバラパン~カディピロ間高架化:約800万円相当・・・ジョコウィのお膝元、家具屋さんのすぐ近く。ジョコウィモスクも線路際に完成!!
・日にわずか4往復のスカブミ線改良・複線化:約1600万円相当・・・ジョコウィ二期政権発足前の大統領選での集中バラマキエリア
・ジャワ、スマトラの踏切道改良(フライオーバー・アンダーパス化のこと?):約1100万円相当・・・ジョコウィとの関係は??
選挙まで、あと1年間の展開が非常に楽しみになってきました。が、親ジョコ派のジョコウィ軍団も暗躍していますので、選挙本番までは何が起こるか本当にわからず、ドキドキ、ハラハラです。日本人としてはジョコウィの正当後継者である中部ジャワのガンジャルが当選しないことを願うしかありません。そして、この大荒れの政治模様の中、新車、中古車、プロジェクトが果たしてどうなるのか。予断を許さない状況が続きます・・・。
上の画像、賄賂が発生したプロジェクトが一覧でまとまっているので、非常にわかりやすいのですが、とにかくすごい。
・輸送密度50人以下(たぶん)のスラウェシ鉄道:約150万円相当・・・ジョコウィ政権の高速鉄道に次ぐ目玉プロジェクト
・日に数往復しか走らないソロバラパン~カディピロ間高架化:約800万円相当・・・ジョコウィのお膝元、家具屋さんのすぐ近く。ジョコウィモスクも線路際に完成!!
・日にわずか4往復のスカブミ線改良・複線化:約1600万円相当・・・ジョコウィ二期政権発足前の大統領選での集中バラマキエリア
・ジャワ、スマトラの踏切道改良(フライオーバー・アンダーパス化のこと?):約1100万円相当・・・ジョコウィとの関係は??
選挙まで、あと1年間の展開が非常に楽しみになってきました。が、親ジョコ派のジョコウィ軍団も暗躍していますので、選挙本番までは何が起こるか本当にわからず、ドキドキ、ハラハラです。日本人としてはジョコウィの正当後継者である中部ジャワのガンジャルが当選しないことを願うしかありません。そして、この大荒れの政治模様の中、新車、中古車、プロジェクトが果たしてどうなるのか。予断を許さない状況が続きます・・・。
◆いつもご覧いただきありがとうございます◆

コメント
コメント一覧
> ・日にわずか4往復のスカブミ線改良・複線化:約1億6千万円相当
画像を見ると 1.6 Miliar なので、1600万円では?
> ・ジャワ、スマトラの踏切道改良(フライオーバー・アンダーパス化のこと?):約1億1千万円相当
同じくこちらは 1.1 Miliar なので、1100万円では?
それにしても金額がえらく小さいように感じます。
汚職というと10 Miliar 以上が当たり前な世界で、150 juta 程度が挙げられると、コレジャナイ感が半端なくあります。
こんにちは。
金額すみません、ルピアの桁が大きすぎてミスってました。訂正いたします。
にしても、仰る通り額が少ないですよね。下っ端だけ捕まえて、大きい方には目をつぶったのでしょうか。