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M32編成が外装整備も終え、姿を現しました

5月分のBalaiyasa Manggarai全検(P48)入場編成の205系武蔵野線M32編成の姿が確認出来ました。見たところ、ほぼ全検(P48)メニューを終えていると見え、ギリギリ月末までの出場となるでしょうか?M32編成の入場はやや遅れており、5月一週目入ってくらいにやっと取り込まれましたので、3週間ほどで作業を終えたことになります。205系VVVF車のメンテナンスはやはり他の形式に比べ、効率が良いのでしょうね。で、気になるのが右側の編成。M32編成は貫通12連ですので中間運転台ということも無く・・・。




これ、5月の要検(P24)入場編成で、いつの間に入場したのという感じなんですが・・・。仮にここ数日で入場したとして、果たして何日で出てくるのか、これも気になります。先月のH17+H15よろしく編成札が撤去されてしまっていて、編成番号がわからないのですが、どうやら、ハエ14編成の模様です。確かに前回全検出場が2021年5月ですので、ピッタリのタイミングですね。白い顔の編成がどんどん減少してしまい残念です‥‥。

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ちなみに2日前はこんな感じで、ハエ14はまだ入場していませんでした

この通り、3日前にはナハ43+ナハ38が車輪削正か何かで入場しており、中央には6121Fの中間車、右はM32編成という感じで、ハエ14は物理的に入場する余地が無かったと思います。そういえば、週末になって6121Fが消えましたが、どこに行ったのでしょうか?

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手前に引き出されていたので車番が確認出来ました(6721)
どう考えても6121F以外の何物でもなかったわけですが・・・

何を数か月もいじっているのかわかりませんが、いい加減、運用復帰してもらいたいですよねぇ。白顔になってから、一度も営業に入っていないというのは・・・。


さて、この2週間でマンガライ駅改良工事に大きな進展がありました。

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ついに1番線の使用が停止に!!

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先週末までに線路の撤去がほぼ完了しました


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旧信号詰め所前
ホーム上への視界を確保する都合か、この部分だけ工事柵がありません

マンレポVol.312で匂わせていましたが、ついに来ましたね・・・。ただ、信号詰め所はまだ1番線ホームに位置する旧施設を使用しており、新2・3番線ホーム上の新詰め所へは移転していませんでした。

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1番線の使用停止と引き換えに、新3番線が供用開始に
新3・4・5番線と3つの出発信号が全て点灯しました
(下り、ジャティネガラ方)

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上り、チキニ方を望む
新2番線はまだこれからです

なお、6月1日には全国ダイヤ改正を迎え、KCI各路線も若干の時刻修正及び増発が実施されますが、ブカシ線に関しては、特にアナウンスもないので引き続き、6・7・8番線での暫定運用になりそうです。結局、この改正でもマンガライ~マトラマン間での単線区間は解消しないのでしょうか・・・。あと3日でコンコースの整備が終わるとも思えず・・・。

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引き続き通過列車専用になりそうです・・・

今週のマンレポは内容盛りだくさん。一部はツイッターの方で紹介していますが、改修工事が完了し、4月20日からトランスジャカルタコリドー4・6のドゥクアタス2が、4月24日からコリドー4のマンガライの営業が再開しています。特にマンガライの閉鎖はKCIからのトランスジャカルタ接続が不便極まりなかったですので、これは朗報です。まずは、20日に再会したドゥクアタス2から。写真はほぼツイッターに上げたものの流用ですが・・・。

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1面2線になってバス渋滞が緩和する見込みのドゥクアタス2919e366b-65d0-484b-bda8-50c6d11d7e63
LRTの真下にあるDukuh Atas2停留所

Dukuh Atas2停留所は直上でのLRT Jabodebek建設工事に伴い、ここ2~3年の間(いつからでしたっけ??というくらい遠い過去・・・)閉鎖されていました。コリドー1のDukuh Atas1に接続するコリドー4・6の始発停留所ですが、閉鎖されたことで、コリドー4が陸の孤島となってしまう為、閉鎖期間中はコリドー1のTosariまで暫定的に延長、乗り入れ運行を行っていましたが、4月20日からは従来通り、全便Dukuh Atas2折り返しとなり、Tosariまでの直通は廃止されました。あれは、あれで便利だったのですが・・・。コリドー6は、元々直通系統の6A、6Bがコリドー1のMonasまで乗り入れていたので、暫定的な直通運行は無く、それどころか、Halimunで折り返し運転になっていましたが、4月20日からはDukuh Atas2折り返しに戻っています。その結果、下りRagunan方面はHalimunからは乗車出来なくなり、一度、Dukuh Atas2まで出る必要がある(従来の運行パターンに戻っただけですが)のでご注意ください。また、加えて、6QもTosariまで入らなくなり、Dukuh Atas折り返しになっていますのでスディルマン駅前から6Qに乗車することが出来なくなっています。合わせてご注意下さい。

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しかし、毎度ながらの最悪の作り・・・

進行方向向かって左側の番線がコリドー4、右側がコリドー6及び6Qと分離されていますが、6号線系統の右の番線、道路幅が狭せすぎです。一旦、対向車線にはみ出さないと曲がり切りません・・・。夕方とか、スディルマン通りからの分岐で渋滞してますが、これまたカオスになりそうな予感です・・・。どうして、こんなアホ設計なのかと思いましたが、LRTの柱と揃える都合上、仕方ないんでしょうね・・・。スディルマン通りからの分岐路もLRTの柱のせいで相当道幅狭まって、それでバスが曲がり切らなくなっているわけですが、本当に頭の悪いLRT Jabodebek・・・。しかも、驚きなのは、BNNやラスナサイド通りの各停留所とは異なり、Dukuh Atas2は直接LRTのDukuh Atasに繋がっていないということです!!何の為に高架の真下に作ったの!?と言いたいのですが・・・。一旦、歩道に出て(LRT側に改札すらないんですよ!!)ぐるっと停留所を回ってから、LRT駅まで歩かないとならないようです。全くIntegrasiじゃないんですけど!!

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で、その邪魔な柱の位置で途切れているLRTの高架橋
歩道橋はコリドー4・6とコリドー1を結ぶ連絡通路
(従来のものをリニューアルして流用)

せっかくなのでDukuh Atas1への連絡通路を使ってみましょう。数年ぶりに使うこの通路、なんだか新鮮です。KCIスディルマン駅側からも入れるように階段が追設されており、歩道橋の上では、最近流行の?ラッチ外・ラッチ内通路が並んでいる形になっています。

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左がラッチ内、右がラッチ外
床がベコベコの金属板から木目調の樹脂に変更されています

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一足早くリニューアルを終えているDukuh Atas1

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Dukuh Atas1改札
乗り継ぎ客はラッチ内なので、改札はありません

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今後のコリドー1の標準となるテナント併設型停留所
何でもよいので、冷房、電源、Wifi付きカフェの入店を希望!!

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先端部分もデフォルトの展望台
しかし、目の前の木が邪魔ですね・・・

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テナント前をわざと通過させてようやく乗り場へ誘導する動線です
乗り場は屋根が高くなり、開放的になりましたね

Dukuh Atasの方はこんな感じで終了。LRT開業したら、どうなるのか楽しみですね。KCIへの連絡橋も出来ていないし、トンでもないことになりそうです。

で、続いてマンガライ。マンレポなだけに、これは外せませんね。こちらは初上げです。

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KCIマンガライ駅からの連絡通路から分岐する階段
塗り直されただけですね・・・

Dukuh Atasと異なり、Manggaraiは単純に改装工事による閉鎖でした。が、今更テコ入れする部分なんてなく、わざわざ閉鎖して、作り直す必要あったの?と思うレベルです。これは、単なる税金の無駄遣い!!

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全て解体して作り直したんですが、外観なんて従来そのまま

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変更点と言えば、エレベーターとトイレが設置された点ですが、
エレベーターはまだ工事中・・・

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有人窓口が完全に無くなり、券売機に置き換えられました
紙幣全然飲み込んでくれなくて困るんですが・・・

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入って右側がムショラとトイレです

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最大の謎が、再開したこちら側の改札

もう一つの変化点と言えばこちら。かつて、KCIとの接続なんて全く考えられていなかった時代、トランスジャカルタManggarai停留所の改札は、今とは反対側のこちら側にありました。しかし、いつの間にかこちら側は廃止され、駅側の改札に取って代わり、連絡通路が無い(旧駅本屋側からひたすら歩く・・・)とは言え、少しは駅からの距離が短くなっていたのですが、何故かこのタイミングで旧改札側が再開??横断歩道も何もないこんな道路の真ん中に降ろされてどうするのよ・・・てか、使う奴いないだろと思うのですが・・・。あくまでもさっきのエレベーターはKCIからの乗り換え客用ですので、道路端から乗る為のエレベーターは存在しません。おそらく、そのバリアフリー対策で設置せざるを得なかったんでしょうけど、車いすでジャンジャン車とバイクが突っ込んでくるこの駅前道路を強行突破するの怖すぎるでしょう・・・。

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最大の問題はこの廃墟

Manggarai停留所改修工事!!と聞いたときには、もしや、この運輸省が作って一度も使われていないバスターミナルをぶっ潰して、ゼロから作り直すのかとも思いましたが、所轄が違う(トランスジャカルタは運輸省ではなく、ジャカルタ特別州の傘下)ので無理なお話ですよね・・・。一旦更地にして、TJ専用のターミナルに作り替えれば、6Mや4Bもここで折り返すことが出来、バリアフリー関係の設備も無理せず作れるはずなのですが・・・。運輸省ターミナルのエレベーターもエスカレーターも、一度も使われることなく廃墟化とか、これこそ税金の無駄遣いで、今更壊すに壊せないのでしょうけど・・・。この国で、真のIntegrasiなんて、1000年経っても実現しないでしょう。くれぐれも日本の皆さんには、やれTOD、やれIntegrasiだの謳うに案件に騙されて投資をしないように。(もう騙されている機関がたくさんあって見るに堪えません・・・)

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コメント

コメント一覧

    • PIK短期滞在者
    • 2023年05月30日 12:18
    • 5
      Dukuh Atasの詳細な乗り換えレポ、とても参考になります。
      先日Dukuh Atas2→1に乗り換えた時は連絡通路で危うく出札するところでした。日本の地下鉄システムの思い込みで行くと迷ってしまいそうなところも、たまに行くものにとっては楽しいものです。
      いつもありがとうございます。
    • パクアン急行
    • 2023年05月30日 12:46
    • >PIK短期滞在者様
      いつもご覧いただきありがとうございます。そうですね、この国の公共交通機関は
      一見便利なようで、様々なところにトラップがありますので、とにかく使って慣れる
      しかない、いや慣れたと思ったら突然動線が変わっていたりするので、住んでいないと
      かなり難しい部分がありますね。今後とも訪問者の方に役立つ情報をお知らせ出来ればと思います。
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