
前回同様のアングルですが小変化が
ジャカルタ~バンドン高速鉄道のアクセス路線として、8月17日の開業宣言を目標に準備の進む国営LRT Jabodebekですが、7月12日から招待客を乗せた試乗会(運賃1ルピア)が始まっています。要するに毎度恒例、生ける死重を載せた試運転フェーズです。当初、一般向けに開かれた試乗会になる予定で、7月10日から応募フォームが開き、私も即行で申し込んだのですが、申し込み完了メールすら入らず、何月何日何時に何処で集合なのかもわからないという始末・・・。
まあ、そもそもゴタゴタ過ぎて試乗会なんて出来る状態ではなかったのに、政府の鶴の一声で始まった試乗会。当然、一般客を乗せるには危険が過ぎると判断されたようで、蓋を開けてみれば12日から乗車出来たのは、役人、関係者家族、取引先企業等々のお得意様のみ。まあ、でもそれでも乗せちゃうんだから凄いですよね。さすがにドゥクアタスで離陸するような事態には至りませんでしたが(笑)
結局、自動運転システムの調整が全く出来ておらず、特に停止位置にピタッと止められていないようです。駅間では結構飛ばしているようですが、駅に近づくとチンタラで、場合によっては一旦止まって、停止位置修正したりして、挙動不審な動きをしているようです。もう、こうなったらLRTジャカルタよろしく、運転士が力業で動かすしかないんじゃないですかね・・・。そんなときに備えて、ちゃんと出発信号もついているんですし。問題は運転士を育成していないことか(もう手遅れ)。
そんなわけで、状況把握がてらいつものブカシの撮影地へ。

試乗会開始に前後して、ロゴが設置されています
試乗会はドゥクアタス発9:00から2時間ほど、ハルジャムクティ(チブブール)行き、ジャティムルヤ(ブカシティムール)行きがそれぞれ30分毎に設定されているようです。ジャティムルヤ行きの1本目はドゥクアタス9:15発ということで、定時なら10時前には撮影地を通過するはずですので、それを狙ってみます。が、実際に来たのは10:15ですので、途中駅の入線時に相当の時間を食っているということが容易にわかります。乗車していた人によると、ドゥクアタスは9:15に出ていたそうなので・・・。というか、ダイヤ上はドゥクアタス~ブカシ間40分とか45分のはずですよね。それが1時間以上もかかっていたら、開業時に車両回らないじゃないですか。どうすんのよ、これ。

高速鉄道は試運転完了済
なので、何も通過しません(´;ω;`)
で、結局、システム調整の為、その後試乗会自体がに中止という事態に・・・。土曜日に撮っておいて良かったよ・・・。一部日系メディアからも報じられていますが、今のところ再開は25日からで、一般客の招待は27日から始まるとのことですが、果たしてどうなるか。問題はシーメンスのシステムを導入しておきながら、組み立て、調整の全てをINKAとLENの「高校生」たちがやっていること。こんなの25日までに修正が終わるとは思えませんが。イギリスのコンサルも呆れて果てていることでしょう。
出張から戻ったタイミングで、試乗会の招待メールが届くことに期待します・・・。

高速鉄道は試運転完了済
なので、何も通過しません(´;ω;`)
出張から戻ったタイミングで、試乗会の招待メールが届くことに期待します・・・。
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