
記念すべき私の初乗車はなんと第一編成でした!!
ハイビーにやられてしまい画像はトホホです・・・
各種メディア等から報じられている通り、8月28日、ジョコウィ大統領の開業宣言をもってLRT Jabodebekブカシ線、チブブール線が同日12時頃から一般旅客営業を開始しました。既報の通り、LRT Jabodebekは8月26・27日に生きた死重を載せた公開試乗会を実施しており、翌28日にはジョコウィ大統領の開業宣言という、異例の強行スケジュールとなっています。何が何でも8月中に開業させろというジョコウィの強い意向が働いているものと思われます。

開業宣言がなされたチャワン(セントラル)駅
開業式典はブカシ線とチブブール線の分岐するチャワン(セントラル)駅のホームで実施され、お馴染みの定礎モニュメントへのサイン入れが行われました。なお、このモニュメントは式典後移動されており、一般旅客から見えなくなっています(マンガライのも、結局翌日にはどこかに消えてしまいましたからね・・・)。チャワン(セントラル)駅の駅員によると、ジョコウィは当駅にはLRTで到着し、下車しないで再びLRTで移動したということで、やはり、DK69問題さえなければ、このままハリム駅で高速鉄道開業宣言が為された可能性があります。
また、先ほどから私はチャワン(セントラル)と表記していますが、当駅はKCIのチャワンとは異なる駅の為、区別する必要があり、便宜的にセントラルを付けて区別しています。開業前の公式路線図では分岐駅であることを強調する為か、チャワンセントラルとなっており、それに則っています。KAIグループ会社同士であるにも関わらず、どうしてこんなに紛らわしいことをするのでしょうか。これのどこが♯Integrasiなんだか。一応、乗り換えの為の対照表を以下に示します。
KCI チャワン=LRT チココ=TJ Cikoko Stasiun Cawang
LRT チャワン=TJ BNN LRT
ちなみに、チココ~チャワン間には、TJのチャワンチリウン、LRTのチリウンも存在するので、初見殺しも良いところです・・・。
また、先ほどから私はチャワン(セントラル)と表記していますが、当駅はKCIのチャワンとは異なる駅の為、区別する必要があり、便宜的にセントラルを付けて区別しています。開業前の公式路線図では分岐駅であることを強調する為か、チャワンセントラルとなっており、それに則っています。KAIグループ会社同士であるにも関わらず、どうしてこんなに紛らわしいことをするのでしょうか。これのどこが♯Integrasiなんだか。一応、乗り換えの為の対照表を以下に示します。
KCI チャワン=LRT チココ=TJ Cikoko Stasiun Cawang
LRT チャワン=TJ BNN LRT
ちなみに、チココ~チャワン間には、TJのチャワンチリウン、LRTのチリウンも存在するので、初見殺しも良いところです・・・。
そんなわけで、開業初日の夕方、仕事帰りにドゥクアタス~チココ間であえてLRTに迂回する形で、さっそく乗車してきました。既にソフト開業という形で、一般営業していますので、KMT(コメット)、銀行発券の各種電子マネーのタッチ&ゴーで乗車可能。原則、乗車制限も実施されていません。一方で、公式から運行時間帯、運行ダイヤ等のアナウンスは一切なく、知っている人だけが乗っているという感じです。まあ、この輸送力で、本開業の半数以下の本数で大々的に開業をアナウンスすることは危険過ぎるというものでしょう。私は関係者から初日は12時から18時まで、翌日からは6時から18時ということを聞いていましたので、なんとか最終に間に合うように会社を出て、ドゥクアタスに向かいました。
あれから4年ですよ!!
ある意味感慨深いですね(笑)

スディルマン着
LRTドゥクアタス駅への連絡改札を突貫工事で完成させました!!

LRTにも設置されているマイナーチェンジした
ゲートが設置されました

無人改札かと思いきや、券売窓口も設置されています

注目の撮影地出口が設置されたかどうかという点ですが、
完全なる乗り換え専用改札になってしまいました・・・
看板にはEXITって書いてありましたが・・・
もっとも、ラッチ外なのでEXITではありますが

まだ残工事中・・・
ここから先はMITJの責任下による施工

エレベーターは上り専用で階段は閉鎖中!?
ということは、LRTからの乗り換え客は阿保のスロープに回されている??

LRTからの客は強制エレベーター!!
こんなの捌き切るわけないだろ

阿保のスロープは事業用??
いずれにせよ、まだ封鎖されていて使えません
(ペデストリアンデッキのお店の資材搬入の為でしょうか)

デッキからスディルマン駅を俯瞰

ドブ川チリウン川と元桶屋の営業スペース

商用スペースの一部も既に営業を始めています

商用スペースを過ぎるとエスカレーターが出てきます
何の案内も出ておらず、知らない人は右往左往しそうですね
LRT駅へはエスカレーターの乗ります
直進してしまうと、ようやくここでEXITになります

ペデストリアンデッキ建設のスキームの解説図がありました
複雑な利権関係が一目瞭然でこれは良い!!

で、ようやくLRTの改札に到着
夕刻ということで、普通に会社帰りの人で混雑してますね

窓口はソフト開業時は全駅非営業が原則ですが、
何故かお姉さんが座っており、旅客案内等を行っていました

電子マネーのトップアップ専用機(1回券の発売は無し)
電源入っているものの休止中でした
ソフト開業中の現金受付はしない模様

ホームへ
本数がまだ少ないこともあり、かなり混雑しています
(ホームが狭いのはもはやインドネシアのデフォルトですね)
あるのかどうか注目です

乗車
とにかく狭い、身長の高い人はかなりの圧迫感を感じます

疑惑の運転台ですが、完全無人運転を実現!!

運転士はドゥクアタス発車後、しばらくしてから先頭車に現れました
が、何か緊急で止める必要があった場合、この位置では初動に相当の遅れが出そうですね
あれから4年ですよ!!
ある意味感慨深いですね(笑)

スディルマン着
LRTドゥクアタス駅への連絡改札を突貫工事で完成させました!!

LRTにも設置されているマイナーチェンジした
ゲートが設置されました

無人改札かと思いきや、券売窓口も設置されています

注目の撮影地出口が設置されたかどうかという点ですが、
完全なる乗り換え専用改札になってしまいました・・・
看板にはEXITって書いてありましたが・・・
もっとも、ラッチ外なのでEXITではありますが

まだ残工事中・・・
ここから先はMITJの責任下による施工

エレベーターは上り専用で階段は閉鎖中!?
ということは、LRTからの乗り換え客は阿保のスロープに回されている??

LRTからの客は強制エレベーター!!
こんなの捌き切るわけないだろ

阿保のスロープは事業用??
いずれにせよ、まだ封鎖されていて使えません
(ペデストリアンデッキのお店の資材搬入の為でしょうか)

デッキからスディルマン駅を俯瞰


商用スペースの一部も既に営業を始めています

商用スペースを過ぎるとエスカレーターが出てきます
何の案内も出ておらず、知らない人は右往左往しそうですね
LRT駅へはエスカレーターの乗ります
直進してしまうと、ようやくここでEXITになります

ペデストリアンデッキ建設のスキームの解説図がありました
複雑な利権関係が一目瞭然でこれは良い!!

で、ようやくLRTの改札に到着
夕刻ということで、普通に会社帰りの人で混雑してますね

窓口はソフト開業時は全駅非営業が原則ですが、
何故かお姉さんが座っており、旅客案内等を行っていました

電子マネーのトップアップ専用機(1回券の発売は無し)
電源入っているものの休止中でした
ソフト開業中の現金受付はしない模様

ホームへ
本数がまだ少ないこともあり、かなり混雑しています
(ホームが狭いのはもはやインドネシアのデフォルトですね)
始発のドゥクアタス駅は行先に関わらず、全ての電車が1番線から発車しており、2番線は降車専用です。電車は一度、引き上げてから1番線に入線します。ただ、無人運転なのを活かして、この引き上げ線での折り返しは秒速です。

発車標があるのに次の行き先はわからないと言う・・・
8月31日までの運行計画となっていますので、9月1日以降、増発、時間帯拡大が
発車標があるのに次の行き先はわからないと言う・・・
発車標はKCIと同じく、電車の現在位置から測定したもので、ダイヤ上の発車時刻ではなく、実際の到着時間を表示します。よって、始発駅の場合は、始発電車の位置情報が無い為、こんな行き先表示のみが表示されています。次の電車がブカシ線なのか、チブブール線なのかわからないというのは問題です。

すると表示か切り替わり、ジャティムルヤ行きの最終は17:38発とのこと

すると表示か切り替わり、ジャティムルヤ行きの最終は17:38発とのこと
先ほど、KCIの連絡改札で、今日の終電は何時なのか聞いてみると、17:49発だからまだ間に合いますよと言われていたのですが、17:38とは?? しかも、遅れていて17:38にやっと2番線に入線しました。で、これが引き上げると間髪入れずにさらに後続電車が2番線に入線。ハルジャムクティ行きはもう1本後にあって、これが17:49なのかな?と思えば違うようで、発車後も、何本かドゥクアタス行きとすれ違いました。ソフト開業中の最終電車を調べるのも、主目的でしたが、なんだかよくわからない結果に・・・。結局、その後、あまりに情報開示をしない公式に業を煮やしたFDTJさんが、内部情をリークしてきましたので、そちらを貼っておきますね。それによると、ドゥクアタスからの17:49発というのは、確かに正しいようなのですが、それもハルジャムクティ行きで、17:38発ハルジャムクティ行きが最終と言うのは誤植ということになります。さらに、車庫への入庫列車があるジャティムルヤ行きは、運行時間帯は18時までと言っておきながら、ドゥクアタス発の最終は18:59とのことです。まあ、とは言え、公式には18時までですから、電車は走っていても乗車出来ない可能性もあり、18時前までには改札に入っていた方が無難でしょう。
FDTJによるLRT Jabodebek運行情報
Kebijakan Operasional LRT Jabodetabek Tahap Awal 29-31 Agustus 2023@lrtjabodebek @kemenhub151 pic.twitter.com/R5MMaBJ2jQ
— Transport for Jakarta (@TfJakarta) August 28, 2023
FDTJによるLRT Jabodebek運行情報
あるのかどうか注目です

乗車
とにかく狭い、身長の高い人はかなりの圧迫感を感じます

疑惑の運転台ですが、完全無人運転を実現!!

運転士はドゥクアタス発車後、しばらくしてから先頭車に現れました
が、何か緊急で止める必要があった場合、この位置では初動に相当の遅れが出そうですね
試乗会開始直前に、一部メディアが自動運転は当面行わず、マニュアル運行すると報じましたが、これら記事は公開後しばらくして削除されており、当局から指導が入ったものと思われます。が、実際に試乗会時から自動運転を行っており、それは誤報であったことが明らかになりました。まあ、直前までどうするか決まっておらず、取材時点ではマニュアル運転を行うと発言する関係者もいたのだと思います。とはえ、この自動運転は完璧なものではなく、入線時、出発時の速度が極めて遅く、停車位置もかなりのズレが発生することがあります。また、万が一の為に、このように運転士や、職員(全列車乗務させるには運転士の数が足りない為)が乗車していますが、常に前方を注視しているわけではなく、トラブルが発生した時、どのように対応するのでしょうか。下手に運転台に座らせて、お猿の電車と揶揄されるのを避ける為なのでしょうか??

チココ着
発車標には7分後にハルジャムクティ行きがあることが表示されています

コンコースの発車標
最大6本表示出来ますが、こお4本で今日は終わり??
ドゥクアタスに着いていない電車は表示されないので、ジャティムルヤ行きは
まだ存在するのかも?

チココ着
発車標には7分後にハルジャムクティ行きがあることが表示されています

コンコースの発車標
最大6本表示出来ますが、こお4本で今日は終わり??
ドゥクアタスに着いていない電車は表示されないので、ジャティムルヤ行きは
まだ存在するのかも?
運転間隔ですが、FDTJの投稿にある通り、終日それぞれ20分間隔(供用区間のチャワン~ドゥクアタスは10分間隔)が公称ですが、実際にはそんなピッタリな間隔になっておらず、入線時の所要時間増などから、25分~35分間隔くらいになっているようです。また供用区間では3分続行で来たと思ったら、次は20分近く間隔が開くなんてこともよく発生しています。まあ、あくまでもUjicoba Operasiですので、その辺は目をつぶってくださいということなのでしょうが、時間に十分余裕をもって利用する必要があります。そもそもシーメンスの運行管理システム(というか、日本以外のシステム使っているところはどこもこうでしょう)ですので、端からダイヤは引いておらず、線路の上に乗っている電車をいかに走らせるかしか考慮しておらず(時間帯によってシステムが本数を間引いていく)、結局、位置情報に基づく接近案内しか出来ないわけで、運転間隔調整機能も付いていないのだと思いますが、今後どの程度まで改善させるのか注目ですね。

KCIでもお馴染みの回転式ゲートですが、流石に10年以上ぶりの増備
ということで、タッチ部分がマイナーチェンジされていますね

チココの改札は無人でした

KCIチャワン駅の下り方面改札と繋がる連絡通路は未だに完成せず・・・
おまけ

KCIでもお馴染みの回転式ゲートですが、流石に10年以上ぶりの増備
ということで、タッチ部分がマイナーチェンジされていますね

チココの改札は無人でした

KCIチャワン駅の下り方面改札と繋がる連絡通路は未だに完成せず・・・
LRT Jabodebek関連情報は、当ブログ、またツイッター版の方でも随時アップデートしてまいりますので、ご確認ください。
◆収支がかなりマズイ棒◆
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