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久々登場のドクターイエロ―(後追い)
今日は左側通行なんですね・・・、ケーブル鬱陶しくてすみません

8月26日の東風DF4D牽引試験の興奮も冷め止まぬ中、果たして翌日にも同様の試験が実施されるのか、朝から沿線には現地鉄が集結し、その様子を見守っていましたが、出てきたのはドクターイエロ―単体。まあ、ある程度予想は付いており、この続行で何か出ればめっけもんではあったのですが、これだけでした・・・。流石に2日連続で大当たりとは行きませんな。




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露払いが出てきたということは、この後高速車両が出てくるのを
意味しているわけですが・・・

7月中頃までに走り込みも含む全ての試運転項目は一通り終了し、あとは開業を待つのみの状態でした。が、そこにDK69問題が発生。それ以来、列車の走行はパダラン~ワリニ間に限られ、ワリニ以西には何も列車が走らない状態が続いており、7月中旬以降、テガルアール~パダラランですら工事列車も含め、ほとんど列車は設定されていませんでした。ようやく8月2週目くらいになって、運輸省試験と思しき試運転がテガルアール~パダララン間で連日設定され、その締めくくりが8月19日の赤い東風DF4Dの引き出し試験だったわけで、残すはDK69問題の早期解決、そしてハリムへ列車を送り込むことが命題でした。現地からの報告によれば、先週中ごろ時点でDK69問題はほぼ解決しており、週末にも入線試験が実施されるだろうという見方でした。となれば、当然ドクターイエロー編成ことCITが出てくるのは明らかなのですが、いきなり工事区間に電車を通すのかと言えば、何とも言えないところで、線路慣らしの為にも、重い東風の重連、三重連でも行き来されるのでは?という淡い期待がありました。

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次回は手前の線路で撮りたいですねぇ
問題は開業後にはそんなにドクターイエロ―が動かないと言うこと・・・

が、結果はいきなりCIT・・・。まあ、このCITの通過後に営業編成重連でも、東風4Dでも出て来てくれれば御の字だったのですが、このCIT編成、ワリニ~DK69間の機織り試運転に入ってしまい、物理的に何かが出てくるという状況ではなくなってしまいました。さすがに中国中鉄ですから、ぶつけ本番で通して、開通というわけにはいかないようですね。インドネシア側としてはさっさと通してハリムに持っていきたいところ、中国側から待ったがかかったというところでしょう。実際、27日にCIT、営業編成、DF4D諸々ハリムに持っていくなんて怪情報もあったわけで;;

まあ、結果的に28日のLRTとの同時開業は見送られたわけですが、29日にはCITによる重点走行で問題なしと判断され、CIT、営業編成が久々にカラワンまで到達しました。この時点の情報では、9月1日に開業宣言と報じられており、30日、31日で最後の走り込みをやって開業か?と思われましたが、昨日時点でカラワン~ハリム間の入線は確認出来ませんでした。その後、開業宣言は9月8日、そのまま試乗会を兼ねた試験営業という話も出ており、二転三転しています。約2か月も列車が走らない間に、レールも錆びているでしょうし、まずは錆取りからの、再試運転でしょうか。8日開業宣言ならばあと、1週間の猶予があり、準備万端で当日を迎えることができるのではないでしょうか?いよいよ開業まで秒読みの高速鉄道ですが、引き続き情報を注視してまいります。

【追記】
本日(8月31日)8時前、CITがハリムに再到達したことが確認されました。公式では、9月8日ソフト開業(Ujicoba Operasi)となっていますので、1週間ほど全区間での試運転を再開するものと思われます。


〜緑亀こと東風DF4B工臨の1年の軌跡〜
映像版でもお楽しみください。

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