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時系列が前後しますが・・・

既報の通り、8月24日にリハーサルの為の試運転が実施されたアマルフ・アミン副大統領用お召列車ですが、25日がお召し列車本番となりました。試運転同様のガンビル~チルボン間の運行ですが、折り返しは翌26日となり、往復とも鉄道利用という近年稀に見るお召し設定でした。今回の行き先のチルボンは、飛行機では近すぎ(軍用空港のみ存在)、車ではやや時間がかかる(高速道路開業後は鉄道と互角になっていますが)という土地柄ですので、3時間も乗るなら車より鉄道という選択になったのでしょうか。いや、だからこそ高速鉄道のバンドンからの早期延伸を・・・。




そんなわけで、前日のリハーサルを良好な光線下で撮影済であるため、わざわざ早起きして本番を撮る必要があるのか悩みましたが、晴れていたので、とりあえず線路際に立ってみました。また、リハーサル時に国旗掲出用のステーが助手席側にしか設置されていない(機関誌側には視認性の問題もあり、デフォルトで付けないのでしょう)ので、これもどうやって撮るか悩みましたが、今の時期では助手席側に日が回らない為、素直に順光側に立って、旗は捨てました・・・。正面にも出してくれれば万々歳だったのですが、ラッピング車なので不用ということでしょうか・・・。よって、写真の見てくれは前日のリハーサルと何ら変わりません(泣) しかも、露払いが切り位置で被りという・・・。

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ま、前日に撮っているし気は楽ですw

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なんとかギリギリ、カツカツでw

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本番はバッチリと

で、当日は30分ほど遅れて通過。副大統領の到着遅れ、かつ車寄せで降りてからホームまでに相当の時間を要したものと思われます。普段から階段を上るのもやっとという・・・。中国人と揶揄されるジョコウィ批判をかわす(イスラム層からの指示を取りつける)為だけに置いた副大統領、通称NUの尊師ですので、この4年間なんら仕事はしておらず、座っているだけ。まあ、仕事が出来るような年齢ではもはやないですからね。そんなただのお飾り、税金食いにお召し列車を仕立てるインドネシアは本当にどうかしているとしか思えません。この30分間、朝ラッシュのど真ん中にも関わらず、コミューターは運行停止ですし、朝の下りということで長距離列車も10分おきにやってくる時間帯。軒並み遅れてやってきてきました。極めつけは復路で、チルボン発車時に、本来先行する急行を、40分も抑止させてお召しを先行させたそうで・・・。日本だったら老害、上級国民と大炎上でしょう。公共物を完全に私物化していますからね。民主国家と呼ぶには程遠いということがよくわかります。

お召し列車の組成は以下の通り
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電源車 P 0 95 03 JAKK

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随行員控え車? K1 0 18 81 JAKK

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食堂車 M1 0 01 01 SDT

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 BALI S1 0 67 02 JAKK

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TORAJA S1 0 67 03 JAKK

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Nusantara S1 0 67 01 JAKK

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 Priority K1 0 81 09 JAKK

基本的にJAKK所属の予備車と特別車両で組成されていますが、食堂車は今年の初めにBY SGUで改造されたハイグレード食堂車M1 0 01 01が連結されていることです。6月1日以降は、ジャワ最長特急のPandalungan編成のうち1本に連結されており、この車両のみがSDT所属となっています。このお召しに充当するために、PandalunganにはJAKKの予備車の食堂車を暫定的に入れているのでしょう。また、後方展望窓がご自慢のNusantaraをこの位置に入れては、Priorityに遮られて何も見えませんね・・・。というか、Priorityとの行き来が出来ませんが、こんなつなぎ方で良いのでしょうか・・・。警備班でも乗っているんですかね。にしても特別車の経年ぶりが一目瞭然で、せっかく120㎞/h運転が出来る区間もゆっくり走り、チルボンまで3時間以上を要しています。特別車は経年車の改造で対応するのが通例になってしまっていますが、120㎞/h対応車が登場することも期待したいですね。

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