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CC206牽引の姿は初撮影ですね

前回に続いて客車ネタが続きます。9月22日、運輸省所有の政府高官輸送専用車6両を使用した中部ジャワ陸運局、及びINKA子会社のIMSによる貸切列車がガンビル~スマランタワン間で運転されています。客車は前日夜に所属先の運輸省ングロンボ車両整備工場から送り込まれています。また、往路は翌23日にスマランタワン~ガンビル間で運転されており、無駄な送り込み、返却回送を営業距離以上の長さをかけて、この特別編成をわざわざ充当しています。




このような企業エクスカーション等による貸切では、通常、KAWIS経由で同社所属のNusantara, Bali, Toraja,またImperial, Sumatera, Jawa, Priorityなどの特別車が充当されるため、政府による貸切外での運輸省所有の特別車の運行は極めて異例です。運輸省主催の場合、牽引機はCC300になることが多いですから、CC206との組み合わせも案外レアだったりします。IMSSと中部ジャワ陸運局が仲良く何のイベントに参加している(しかもジャカルタ発着で・・・)のか気になりますが、政府案件の何か、いや、北本線160㎞/h絡みの何かのイベントだったのでしょうか。ならば、この編成が充当されてもおかしくはありません。もしかして、KTMやCRRCの人間も招待されていたのでしょうか。


こちらの記事もご参照下さい

私の記録している範囲では、運輸省特別車がジャカルタにお目見えするのは、上記記事にある昨年11月以来ですね。というか、おそらく11月以来、運用実績はないものと思います。この通り、前回は曇ってしまったので、同じ編成とは言え、リベンジもかねて朝練してきました。

スジは前回と同じく、Taksakaを先行する形で、今回はTaksakaの10分前になっていました。が、なんと驚くべきことにガチの露払いが??

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え、こんなの聞いていなかったぞ

通過案内放送が流れ、さて本番かと思えば、やってきたのはご存じ、KAI所有の最新型の線路検測車EM120が通過。おそらく検測モードだったと思います。これ、あえて貸し切り列車の前に走らせているのが非常に匂うのですが、チカンペック以東での目撃情が上がっていない為、単にバンドン線の検測だったようです;;

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試運転時にはなかった車両愛称が設定されていますね
ARJUNAと命名されたのですね

そして、その後続でやってきたのは本番の貸し切り列車。こんなに臨時スジを使っていたらガンビル渋滞が発生しており、被りがヒヤヒヤでしたがなんとか撮影。駅先端はなかなかの賑わいでした。

DSC_0169_R
今回は120㎞/h運転できるのでTaksakaを先行出来ますね

今回は、運転報通りTaksakaの前にガンビルを出てきましたが、検測が先行した為、やや遅れての出発。Taksakaもそれに引きずられて、間に電車を通した後、10分くらい遅れてきました・・・。

特に前回から変化も何もありませんが、一応、各号車の写真を貼っておきます。

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MP3 0 10 03
MARTAPURA

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SI 0 11 01
BARITO

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SI 0 11 02
KAHAYAN

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SI 0 09 02
KAPUAS

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SI 0 16 01
MENDAWAI

DSC_0179_R
SI 0 09 01
MAHAKAM

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後追い

前回撮ったときと比べて、一部の車両の向きが変わっていますね。年に1回、2回しか走らない車両なので、スマランのデルタ線を使って、機能維持の為の走行をしているのでしょう・・・。

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