
YIA Ekspresまでバンドンへ
撮影:Purwata Yuda Syarifudin様
高速鉄道の試運転は何度も撮っていますが、肝心要のリレー号の写真をまだ撮れていない・・・というトホホな展開ながら、ここにきてさらなる動きです。9月25日、ジョグジャ空港線用の新型KRDE(1次車)がバンドン地区への貸し出しの為、ジョグジャカルタ~バンドン間で自力回送されています。バンドン地区には既にリレー号用として新型KRDE(2次車)4連4本が配置されており、高速鉄道開業に備えるはずでしたが、そのうち1本に重大な車両トラブルが発生しており(INKAよ運用開始前からぶっ壊すとはどういうこと!?)、その補填と思われます。
今回貸し出されたのはK1 2 18 09~12の4両。高速鉄道の座席数からして、リレー号は4連を2本つないだ8連での運行となることが予想されていましたが、2次車では機器メーカーを丸々変えてしまったために、1次車と2次車の併結は出来ません。そもそも1次車にはジャンパ管を繋ぐための蓋が運転台窓下に無い為、物理的も併結は出来ない状況です。2次車4本のうち1本がトラブルになっても、2本併結の8連1本を営業に充当、4連1本を予備としてローテーションを組めば、なんとか回ると考えられていた(片道18分なら、1時間に1本の運転とすれば1運用で十分可能)為、ここにきての1次車の転属、というか貸し出しは驚きです。10月1日(又は2日)のソフト開業時時点では、高速鉄道は2~3時間に1本かそれ以下(もしかすると試乗会ダイヤをそのまま引き継ぐかもしれません)、の本数でしょうから、わざわざ転属させなくても問題はないはず・・・。毎時2本とかになったとしても、毎時1本はテガルアールまでノンストップの速達型とかになるんでしょうから、リレー号は当面、毎時1本で間に合うはずです。それとも、それ以外にもトラブルが発生していて、そんなに切羽詰まった状況になっているのでしょうか・・・。

わざわざ緑・赤を狙ったものの、これが状態化しそうです・・・

ジョグジャのお立ち台で、正直どうでもいい編成(失礼;;)
だった緑の新型KRDEがレア編成化するとは・・・
写真は今回、バンドンに貸し出されたYIA Ekspres編成
Holec KRDEも配置5本で、うち2本はPRAMEKS運用ですから、この結果予備は1本のみとなります。P24、P48入場時には予備がゼロとなり、さらにYIA Ekspresの定期検査日には全運用がHolec KRDEとなり、予備がゼロとなります。何かと故障の多いKRDEですので、これはかなりの綱渡り・・・。ソロ空港線で2本が余っているKRDIが再びジョグジャ地区に舞い戻る可能性もあり得るのかもしれません・・・。
そんな中、10月1日からジョグジャ空港線のダイヤが修正されるとのことで・・・。1日21往復運転には変わりありませんが、YIA Ekspresの本数が増加しています。各編成の走行距離を合わせる都合でしょうか。
【ジョグジャ空港線10月1日からの時刻】
◆収支がかなりマズイ棒◆
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