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パダラランのリレー号(フィーダー)専用ホーム
乗り換え用はエスカレーター、エレベータ1基ずつのみ・・・

前回の続きです。下り2本目のテガルアール行き「ウッス」を撮影後、昼飯を食いつつ、バンドン駅へ移動。週末のバンドン駅周辺は渋滞でにっちもさっちも動かなくなるので、早めに移動してロコカフェで時間つぶしです。チケット本券への交換は1時間前から、つまり、1時間前から待合室に入ることが出来ますが、バンドン駅から乗車の場合、KCICではなく、KAIのオペレーションですので、果たしてどうなっているか・・・。ギリギリに行ってフィーダーが満席でも嫌ですし、色々観察しておきたいので、くらい40分前にバンドン駅フィーダー専用改札に向かうことにします。




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バンドン駅入り口
しっかりと高速鉄道フィーダーの案内も入っています

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フィーダー改札は通常のKAI長距離列車と異なりますので、
案内表記に従って進みましょう

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この分岐を右です
中国人がどうやれば乗れるのかと揉めていました
(当然、Habisなので乗れません)

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一応位置関係
右がKAI長距離列車乗り場
フィーダー乗り場は黒いワゴン車の後ろあたり

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チケット交換はこの先と案内が出ています

曲がった先、建物に入ったところに特設カウンターがあり、そこでお姉さんにスマホ画面を見せ、発券済(おそらくテガルアールで)の高速鉄道チケット本券を貰います窓側が欲しいと言えば、残っている場合、対応してくれそうです。前回と異なり、今回、ネット予約時点で号車座席番号が指定されていません。バンドン駅に高速鉄道の券売機も窓口も存在せず、おそらくフィーダーとの連絡乗車券はネットからの予約に限られることになるのではと思います(パダラランでのチケット購入は時間的にリスクがあり過ぎ)。ただ、驚くべきことにKCI方式のICカード(電子マネー)専用の自動改札機が設置されており、本開業後はリレー号の乗車には電子マネーが必要になることも予想されます。フィーダーは高速鉄道利用者に限定しないと、輸送力的にマズいと思うのですが、どのような運用になるのでしょうか。しかも、KCI方式となると、Bandung Rayaと合わせて、フィーダーのオペレーターはKCIになるのでしょうか。

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当然今日はまだ使っていませんでしたが・・・
右の空き空間に有人改札が設置され、高速鉄道のチケットを
チェックすることになるのでしょうか

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高速鉄道チケット
中国国鉄規格の磁気券の為、KCI改札は当然対応せず
(それともQR読み取りで無理やり対応させるのか??)

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1段上がった先が待合室
もう残席僅かでギリギリのタイミングでした

待合室で待つこと10分程度で、ホームに移動して下さいとのアナウンスが流れ、ちょうど良いタイミングでした。まあ、この人数からして、フィーダーに座れる程度です。前日の様子などを見ていると、来賓の数が多かったのか、4両のフィーダーは立ち席多数の混雑になっていたので心配していましたが、この便は乗車人数が少ないようです。

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ここからはKAI長距離列車と同じ動線です
入り口だけ分ける意味とは・・・

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ちょうど入線してきました
今朝撮影したTs3

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7番線がフィーダー専用ホームとなりました

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5番線からは15:00発のガンビル行きArgo Parahyanganが発車

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柵で仕切られた先がフィーダー専用ホーム

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商用運行開始後はここでもう一度検札
するのでしょうか

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一応車内
ジョグジャ、ソロで何度も乗った新型KRDEです

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バンドンから19分、パダラランです
普通Bandung Rayaは1番線発着に変更になっています

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で、冒頭画像に戻るのですが・・・

フィーダー専用となる5番線ホームにはエスカレーターとエレベーターが各1か所のみ。しかも、エスカレーターは上下セットではありません。つまり、列車の到着に合わせて上り、下りを入れ替えなければならないという作りになっています。上下の高速鉄道が同時に着かないように調整するんですかね・・・。今後、カオスになりそうな気がします。こりゃ、最低でも10分は時間見ないと、乗り継げない客が出てきますね。

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エスカレータを上がったところ
今後は通り抜けが出来るようになるのでしょうか??

この先の作りも不思議で、エスカレーター上ったところが高速鉄道のバンドン方面ホームで、下り方面の場合、ここからそのままエスカレーター降りるだけでフィーダーに乗り継げるようになるのですが、パダラランにはKCI式の自動改札がありません。また、上り方面の場合、高速鉄道の自動改札もなければ、荷物検査用の機材もないので、ここを通過することは物理的に不可能な気がします。

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で、通常の高速鉄道駅入り口に誘導されます

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フィーダーからの乗り継ぎ客を考慮してか、この位置にチケット券売機があります
つまり、ここはもうラッチ外ということでしょうか
では、フィーダーホーム5番線には改札無しでスルーで入れてしまうということ??

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高速鉄道駅舎入り口
この先で手荷物検査があります

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待合室
乗り継ぎ時間がわずかしかないので、滞留させる意味ないですが

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そのまま改札へ

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前回は自動改札機を使っていなかったので、お初です

ちなみに、10月10日からのフェーズでは、スマホアプリ経由でのQRチケットになっており、自動改札機のQR読み取り部分の試験を行っています。紙のチケットは案外レアになるかもしれませんね。特に紙チケットで、Woosh Experience表記は最初で最後だったのかもしれません。

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さらにエスカレーターで上ります

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跨線橋からの眺め
典型的な新幹線型配線です

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入線
光線的に下りホームから入線を撮ったらなかなか良さそうですが、
関係ないホームで待っていたら追い出されますかね

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停車時間わずかなので、近くのドアからさっさと乗れと急かされて乗車

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パダラランからの乗車は2・3号車に集められていた模様です

で、結局は8両全てを一般客に開放しているわけでなく、テガルアールから2両分、パダラランから2両分くらいの枠しか設けておらず、残りは来賓用だったり、誰も乗せずに走らせているという感じです。無料試乗会のときにあまりいなかった中国人の姿もちらほらありますが、特定の号車に乗っているようで、一般旅客からは分離されています。

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パダラランから30分弱でハリム着
速い!!

ハリムには16:21着。バンドンを15:00に出たArgo Parahyanganはプルワカルタを通過するかどうかというところですので、高速鉄道の速さをまじまじと実感しました。残念だったのはこの日走っていた2本がいずれも「ウッス」装飾無しで、これまで散々撮影したのと同じ姿だったということでしょうか。まあ、いずれ全ての編成が「ウッス」化されるのでしょうから、ロゴ無しの方を有難く思えと言うことでしょうか。

おまけ1
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ハリム駅の中国デザインの屋台村が営業を開始していました


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実態はただのインドネシア料理屋台です

おまけ2
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チャワンのTJ,LRT乗り継ぎ通路、エスカレーターがやっと供用開始しました
KCI側の改良が終わるまで塩漬けかと思いましたが・・・

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ただエスカレーターは終日上り方向のみ
エレベーターはまだ工事中で、結局、LRTからの乗り換え客は
従来の通路に回されました・・・

◆お待たせしました◆
今週の動画です


高速鉄道の様子を動画でもお楽しみください


ジャカルタ側からの利用方法はこちらの記事をご覧ください

【10月18日からの時刻です】
F8ugXDVWcAEY66h


【週末の臨時列車お知らせ】

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既報の通り、10月18日から1日7往復運転の(ソフト)商用運転を開始しています。チケット予約は以下の公式ホームページの他、KCIC公式アプリ、Access by KAI、一部国営銀行のキャッシングアプリから購入が可能です。週末を中心に満席の列車も出てきており、開業フィーバーというのもありますが、好調な出だしで、さっそくこの土日には4往復の増発を実施しています。


チケット購入はこちらから
海外からのクレジット決済の可否、是非お知らせください


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