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赤罐復活

先日、4両目のリバイバルカラーが衝突事故により失われてしまいましたが、昨年11月のYK全検入場にて、CC201 83 48 SDTが新たにリバイバルカラー化されています。しかし、従来のクリームに緑のいわゆるPJKA塗装ではなく、その後に登場し、現在でもスマトラ罐には引き続き採用されているオレンジ+青(通称RNB色)となっています。60~70年代塗装に対して、80~90年代塗装といったところでしょうか。




ただ、スマトラに行けばいつでも見れる塗装であり、ジャワ~スマトラの転配都合で、ジャワ島管内でもときおり見られる塗装ですので、人気のほどはいまいちで、賛否両論あるのも事実です。どうせやるなら、正面のZマークくらい再現してもらいたいところですが、それこそ黒歴史の再現になってしまうので、ご法度といったところでしょうか。PJKAロゴは問題ないのにZはNGというのは、相当のトラウマがあるのでしょうね。

というわけで、私もそんなに食指が伸びないと言うか、11月下旬以降、何度か同機はジャカルタ入りしているのですが、仕事優先(笑)で未だに未撮影でしたが、先日、1月2日の朝に荷物急行牽引で再びジャカルタにやってきまして、その後もジャカルタ発着の長距離急行に充当されており、タイミングを見計らっていましたが、5日のMatramajaに入ると教えてもらい、雲間から日も差してきたことから、いつものポンドックジャティにスクランブル発進してみました。

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違和感でしかないと言うかなんというか・・・

影ったり、日が差したりとなんとも微妙な天気でしたが、この時期にしては上出来でしょうか。だいぶ日の高い時間でしたので、あまりにもカンカンに晴れても考えものでしたので・・・。それにしても、流線形顔の赤罐を見るのは、かつて同型がスマトラからジャワに転属してきて、スラバヤに配置されて、そこで見た以来(11年ぶり)でしょうか。そのときに一緒に転属し、タナアバンに配置された罐はブルドックでしたので。また、一昨年、ジョグジャに2両やってきたのもブルドックですし、そういう意味では貴重なのかもしれません。


あれから約1年ですか

ジョグジャに転属した2両は結局、営業に入ることはなく、1両がルンプヤンガンの入れ替え専属機、もう1両は部品取りでBalaiyasaから出てきませんので、今回のCC201 83 48 SDTは現状、ジャワ島管内で唯一営業運転に入る赤罐になります。ただ、リバイバルカラージンクスというか、原則、所属先の第8事業部の外に出ることはなく、虎の子罐となっています。同機はもっぱらスラバヤ近郊の普通列車(KCIが運行委託するコミューターライン)に入っています。

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今回、原番のナンバープレートは掲出されておらず、
格段のロゴもないことから、本当にスマトラ罐という感じです

このスランドノーズ顔と言えば、個人的にはかつてアルゴの先頭に立ち、ブイブイ言わせていた頃の白に水色帯、先頭に運輸省ロゴが付いていた方がしっくりきます。ここまでやったのですから、是非次回は90年~00年代のアルゴ塗装をお願いしたいところですね。まあ、これもスマトラに行けば見れるって話なのですが・・・。

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