DSC_0567_R
被られたのでサイドから

KAI公式からアナウンスされている通り、1月18日から定期Taksaka2往復が2023年製の新型ステンレスマイナーチェンジ客車(SSNG)が充当されています。既報の通り、この新型編成は年末年始の臨時Taksakaから先行投入されていましたが、臨時列車の運行が1月1週目を持って終了したため、ついに定期列車への充当の開始となりました。臨時便は撮影に良い時間帯でない&雨季で全然晴れなかったことから、ようやくこのパッチワークのような明るいデザインの客車をしっかり撮影出来ると、さっそく駅先端に立ってみたのですが、被られました・・・。まあ、サイドからなんとか撮れたから良いんですけど。




DSC_0571_R
何をイメージしているんでしょうね、このデザイン・・・
映える色なので、撮っていて楽しいですが

なお、これに伴い在来編成(新型ステンレス車)はラグジュリー車を含め、Taksaka運用から外れ、他の列車に玉突き転配されます。また、ラグジュリーも含め転用となったことで、Taksaka用のラグジュリーは、1編成3両連結になっていたArgo Dwipangga及びArgo Lawu編成から1両ずつを捻出することになり、そちらの2列車は、ラグジュリーが1両減車され、2両になっています。

DSC_0519_R
ラグジュリーが1両減ったArgo Dwipangga
電源車連結位置が、いつの間にかジャカルタ寄りに変更になっています

DSC_0523_R
3両連結ラグジュリーは一時的なものに終わりましたね

Taksakaの新型化でDwipangga、Lawuのラグジュリーが減ることはわかっていたので、3両ラグジュリーを記録したいところだったのですが、とにかく年末年始は晴れず、さらに撮ってみたら、先頭側(ジャカルタ側)に電源車の連結位置が変更になっており、なんだか全然ラグジュリーの記録にならず・・・。何かの拍子にまたラグジュリーが増えることを期待しています。

DSC_0526_R
そして、恐れていた事態も!!

また、新型車両デビュー時から危惧されていたロゴ問題(かつて、これに懲りて客車に列車名等、固有のものは出さずに、全編成同じデザインにするという流れだったはずなのですが・・・)ですが、当然、デビュー後一ヵ月もすれば、ローテーションや予備車の都合で、特に同一区間運行ながら列車名の違うDwipanggaとLawuは、完全にチャンプルー化することは容易に想像が付きました。現地鉄の見たまま情報では、既に運用開始後1週間後には発生しており、そのときは列車名ロゴをステッカーで隠して運行するというスタイルが採られていましたが、ついに完全に列車名を剥がす車両が登場しています。何の為にステッカー貼ったのよ・・・。今後、順次同様に剥がされてしまうのか、それともこの車両がDwipangga/Lawuの共通予備車的立ち回りで、他の車両には波及しないのか、今後、どのような運用、対応がなされるのか、注目です。



DSC_0623_R
さよなら白銀編成?
昨年6月のダイヤ改正から増強され2往復運行になったSembrani

そして、最後にもう1本。新型に押し出されたTaksakaの旧編成(といってもステンレスなんですが)は、現在、1本がスラバヤに回送され、Hype Tripのラッピングを剥がし、一時的にArgo Bromo Anggrekの予備編成として使われているのが目撃されていますが、今後、Taksaka用の旧編成2本はSemberaniのステンレス化に回される見込みです。Argo及び準Argo列車は、今年中にオールステンレス化されるのではないでしょうか。ということで、現在見られるようなラグジュリー+16・17年製の新型客車という組み合わせもまもなく見納めです。物凄い勢いで新陳代謝が進んでいます。未だに新型と呼べる部類ですが(公式にもNew Image:NIですし)、早くも特急運用から落ちて行くとは・・・。

◆収支がかなりマズイ棒◆
1日1回のTETSUDO.COMバナークリックにご協力下さい
鉄道コム

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット