
今回は郊外で
1月22日から1月23日にかけてメトロ05系112Fほか6両がINKAでの更新改造(レトロフィット)の為、デポック~マディウン間で配給されています。1月17日に施行された6両に続くもので、これをもってTs01Rの12両がINKAに揃ったことになります。とは言え、業者選定が済んでおらず、今後も手を上げる業者は見られないことから、更新改造用の配給はこれをもって打ち止めになる可能性も高く、引き続き動向に注視したいところです。KCIとしては、どうせもう使う見込みのない車両ですから、さっさと廃棄物を引き取ってください(というか、対象になった05系は既に国有財産から登録抹消手続き済なので廃棄物なのは確かです)という感じでしょうが。果たしてINKAが単独でどこまで出来るか、です。
こちらの記事もご参照下さい
今回配給されたのはTs01Rの残りの6両ということで、タイトルでは05-112F他としていますが、今回配給された6両のタネ車はいずれも05-112Fとなっています。牽引はCC201 77 01 SDT。また緩急車として電源車含む4両も前回と同じ、KMP3 65 13 SDT, B 0 09 12 JAKG, B 0 09 09 JAKG, B 0 09 04 JAKGで、緩急車はこの配給専属要員になっているようです。
編成は以下の通り。
◆05-112F他のマディウン配給2回目
マディウン←05-112, 05-212, 05-312,05-412, 05-512, 05-812→デポック

せっかく明るいので連結面を

せっかく明るいので連結面を
アメロコCC201と日本の中古車両の連結器位置には差があり、一見模型のようなカプラー位置になっていますが、アダプターピンを噛ませているので安全です。これもプリオクからのデポック配給時と同じ方法です。また、緩急車のブレーキ動作の為のエア管が繋がっているのが確認出来ます。また、今回は分離対策の鎖は、電車側への溶接は無く、ワイヤーで対応しています。

緩急車側はジャティネガラ停車中に撮影

緩急車側はジャティネガラ停車中に撮影
緩急車側もアダプターを介して電車側の半永久連結器と客車側の自動連結器とを繋いでいます。エア管の他に電源車からのケーブルが車内に伸びています。

そんなわけで、緩急車側の一角が事業用スペースになっており、
灯が灯っています

そして、空気だめとコンプレッサーと思われる装置も搭載されています

そんなわけで、緩急車側の一角が事業用スペースになっており、
灯が灯っています

そして、空気だめとコンプレッサーと思われる装置も搭載されています
ゲーブルは灯の他、この装置を稼働させるために電源車から引いているようです。緩急車からのブレーキは機関車からの引き通しで作動しているはずですので、空気バネ用のコンプレッサーなんでしょうか。プリオクからの配給時には設置しておらず、原則、空気ばねをパンクさせた状態で配給して(但し、非常に厳しい速度制限あり)いますが、以前、6000系配給時に機関車連結後、空気ばねに空気が送り込まれているところを見ているのですが、今回は距離も距離ですし、運行速度も高いので、念には念を入れてということでしょうか。

運行速度が結構速く、追いかけもなかなか厳しいのですが、
なんとか2発撮れました

運行速度が結構速く、追いかけもなかなか厳しいのですが、
なんとか2発撮れました
◆収支がかなりマズイ棒◆
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