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これこそが本物のKAIだ!!
撮影:IndraYana様

我々が待っていた元祖KAIカラーが遂に登場しました。2月15日、Balaiyasa Yogyakartaにて全検(P72)入場中だったCC203 02 03 SDT(元番号CC203-40)が90年代~00年代風にリバイバルカラー化し、定期列車に併結される形でルンプヤンガン~プルウォサリ間で出場試運転を実施しています。定期列車への併結はBYの定期試運転スジで、復路は単機回送となっています。画像はいつもお世話になっているIndra Yana様からいただきました。ありがとうございます。





こちらの記事もご参照下さい

昨年11月にリバイバルカラー第5弾として、80~90年代塗装(現スマトラ貨物色)のオレンジ罐が登場していますが、それを気にスランドノーズタイプのカラバリも解禁されたということなのでしょうか。上記記事にて、どうせこのタイプをリバイバルカラーにするなら、「個人的にはかつてアルゴの先頭に立ち、ブイブイ言わせていた頃の白に水色帯、先頭に運輸省ロゴが付いていた方がしっくりきます。ここまでやったのですから、是非次回は90年~00年代のアルゴ塗装をお願いしたいところですね。」と書いたところでしたが、またか実現してしまうとは・・・。私がジャカルタに初めて訪れた当初は、まさにこのカラーの時代であり、中古車目当てに多くの日本人が訪れ出したタイミングということで、この色が一番しっくりと来るという人は多いのではないかと思います。ジョーナン社長の一連の改革で、屋根上時代との格別、ロゴ更新と合わせて2011年以降、現行色への塗り替えが進み、ジャワ島管内では見納めになってしまったカラーですが、やはりこれが一番ですよねぇ。願わくば、前面に運輸省マークが入れば最高でしたが、流石に無理なお願いですね・・・(同様の見た目でもCC203は運輸省ロゴ付き、CC204はロゴ無しというのが、おおよその判別ポイントでした)。

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復路は単機で
撮影:IndraYana様

もっとも、このカラーの末期の時期に所有が運輸省からKAIに変更されたため、前面ロゴ無し(スランドノーズ側はZマーク無しが正統な姿だったと記憶しています)でも走行歴はあり、これまでのリバイバルカラーではKAIロゴのみ新ロゴという、なんちゃってリバイバルだったわけで、今回のリバイバルでは、第一エンド側の前面に関しては、正しいリバイバルと言えそうです。側面と第2エンドが新ロゴなのは、もうデフォルトですので仕方ないですね。誰かの横やりで、第1エンドにも新ロゴが入らないことを祈ります。

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車番
撮影:IndraYana様

南国らしい、涼しげなこの白に青帯のこのカラーですが、往路の重連画像を見ると、現行色の下地の白よりも、白が際立っており、同じ白なのかと思っていたら、微妙に違いがあるようです。リバイバル側がパールホワイトに対して、現行色はクリームに近い白を採用しているようです。かつてのArgo Bromo Anggrek用のK9客車の二代目塗装(初代のピンク帯の次)の青帯は、機関車の帯とぴったり揃えられており、見事な編成美だったことを今でもよく覚えています。ステンレス車にラッピングするだけなんですから、そろそろ客車の方にもリバイバルカラーをお願いしたいところですねぇ。

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