
何かと話題を振りまく特急Taksakaです
しかもCC201充当!?
電車ネタがしばらく続きまして、いい加減飽き飽きされていることと思いますので、久しぶりに客車の話題です。去る6月15日~18日までの犠牲祭(Idul Adha)連休には多数の臨時列車が運転され、帰省及びUターン需要に応えました。とはいえ、レバランの比ではなく、大したネタ列車が走るわけでもなく、いつもなら静観しているのですが、なんとトンデモない列車が誕生してしまいました。冒頭画像を見ていただければヤバさが伝わるのではないでしょうか。いや。中央線内でCC201牽引、客車は見事なまでのカラフル混色組成ですから、何かの配給かと間違えられてしまうかもしれませんが、これ臨時Taksakaなんですよ・・・。どうしてこうなった??

Taksaka

Argo Bromo Anggrek

汎用エグゼクティブ

食堂車はTaksaka

Argo Dwipangga

そして、電源車はSS第一世代というオチ
組成は以下の通り。
◆臨時Taksaka Tambahan (犠牲祭臨) KA7001, KA7002◆
・K1 0 23 27 YK, K1 0 23 59 SBI, K1 0 24 14 JAKK, M1 0 23 03 YK,K1 0 23 12 SLO, K1 0 23 05 SLO, K1 0 24 13 JAKK, K1 0 23 28 YK, P 0 19 05 YK
◆臨時Taksaka Tambahan (犠牲祭臨) KA7001, KA7002◆
・K1 0 23 27 YK, K1 0 23 59 SBI, K1 0 24 14 JAKK, M1 0 23 03 YK,K1 0 23 12 SLO, K1 0 23 05 SLO, K1 0 24 13 JAKK, K1 0 23 28 YK, P 0 19 05 YK
なんということでしょう。窓下水色のエコノミー仕様車以外の全色揃ってしまっていますけど、これ。KAIは何故か混色を毛嫌いしており、以前からK2併結のK1はK1もK2の青胴に合わせると言った謎の拘りっぷりを示していました。ステンレスと鋼製白胴の組み合わせも、ほんの例外を除いて行っておらず、万一に備えて白胴側の帯もステンレス車デビュー後、わざわざオレンジ帯に再度塗り替えて揃えると言う金のかかることをしており、見栄と言うかなんと言うか、編成は美しくなければならないという信念を持っているようにも見えます。が、従来の統一カラー化の流れに逆らうように、2023年以降製造のSSNG車は、列車(編成)ごとに色を変えるという、ある意味悪趣味なことをしており、これは後々ヤバいことになるだろうと、誰しもが予想していましたが、こりゃ最悪の事態です。
列車別カラー化は、NNSGデビュー後すぐにKAI内部でも失敗という認識になっていると見られ、各編成に掲出されていた列車名ステッカーは既報の通り、早々に撤去されています。比較的運用の固定している、というかデザインパターンがまるで異なるTaksakaのみ掲出を続けている状況でした。また、この列車別カラーはArgo Bromo Anggrek用の第6編成で中止になっており、それ以降は窓枠の下、及びドア部に紫(K1)又は水色(K3)を入れるのみの汎用タイプのデザインに統一されました。それもあって、先日のレバラン臨では、最末期の臨時SLO-PSEに月検査サイクル都合で、汎用編成にTaksakaカラーなどが1~2両紛れ込むということがありましたが、それだけでした。

歴史上、稀に見る組成・・・ということで郊外まで足を延ばして来ました
これは遠征した甲斐がありました
列車別カラー化は、NNSGデビュー後すぐにKAI内部でも失敗という認識になっていると見られ、各編成に掲出されていた列車名ステッカーは既報の通り、早々に撤去されています。比較的運用の固定している、というかデザインパターンがまるで異なるTaksakaのみ掲出を続けている状況でした。また、この列車別カラーはArgo Bromo Anggrek用の第6編成で中止になっており、それ以降は窓枠の下、及びドア部に紫(K1)又は水色(K3)を入れるのみの汎用タイプのデザインに統一されました。それもあって、先日のレバラン臨では、最末期の臨時SLO-PSEに月検査サイクル都合で、汎用編成にTaksakaカラーなどが1~2両紛れ込むということがありましたが、それだけでした。

歴史上、稀に見る組成・・・ということで郊外まで足を延ばして来ました
これは遠征した甲斐がありました
それが、まさかの犠牲祭臨で、もはや基本カラーがどれなのかもわからないほどの入り乱れっぷりを列車が設定されてしまうとは、全インドネシア鉄が吃驚仰天。だいたいレバラン臨のときの臨時Taksakaって、もはや撮影する必要もないほど、平凡すぎる編成でしたよね・・・。
レバランのときの臨時Taksakaほどつまらないものはなかったのですが・・・
レバランのときの臨時Taksakaほどつまらないものはなかったのですが・・・
あのとき使っていた元定期Taksaka用SS編成はどこへ行ってしまったのでしょうか・・・。今回の犠牲祭臨でも臨時Taksakaはレバラン時と同じく、臨時が2往復仕立ててあり、列番7001~7004というのも全く同じです。そのうち7001~7002の方が、Taksaka、Argo Bromo Anggrek、Argo Dwipangga、それにManahan(結局、本充当されてないですけど・・・)の予備車をかき集めて1本を組成するという、究極のチャンプルー編成になってしまったのでした。さらに牽引指定機がCC201って、これヲタを喜ばせる為にわざとやっているというしか・・・。だったら、ついでにリバイバルカラー入れてくださいよ~。

定期Taksakaにも異変が・・・

どうして??
M1 0 24 05 SLO
おまけ

定期Taksakaにも異変が・・・
というわけで、上記の通り、何故か臨時便に定期に組み込まれるべくTaksakaカラーの食堂車が入ってしまっているために、定期列車が逆に紫の汎用カラーの食堂車を入れるという、チグハグなことになってしまっていました・・・。何故、これを臨時の方に入れなかったのでしょうか。本来Matram用ですからYKではなく、SLO配置のものをわざわざ借り入れているんですよね。オールYKの定期編成にSLOが入っているという意味でも異例な組成です。

どうして??
M1 0 24 05 SLO
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