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え?2週連続で出場車??

どう考えても今週末は何もいないゲート前と予想し、今週はマンレポを休む気満々だったのですが、まさかの展開です。205系埼京線ハエ15/32編成が出場したばかりの中、ゲート前にはピカピカの205系の姿が。床下機器まで綺麗に再塗装されているところを見ると要検(P24)ではなく、まさかハエ15/32編成が一旦ブキットドゥリ電車区に回送された後、不具合で戻って来たのでは?と疑いました(当初、編成札が付いていなかったので)が、翌日に見ると編成札が設置されており、M8編成と言うことが判明。




検査期限時期からして全検(P48)であることに間違いなく、なんと6月は2本入場、いやそれなら前例はあるので驚きませんが、約1週間差でハエ15/32編成で同時入場していたのでした。ハエ15/32が入場したのに安心してしまい、M8編成の入場を完全に見逃してしまっていました・・・。なお、7月5日に出場試運転を済ませており、本当にハエ15/32編成と1週間差での出場となっています。基本的に入場月で出場月もカウントされてますので、7月分とは考えずらいでしょう(目撃情によれば、M8編成も6月30日SOの表記になっているようです)。

というわけで、急ごしらえのマンガライレポートになってしまいましたが、先週はこんな動きがありました。

◆7月1日からの空港線時刻表◆

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スカルノハッタ空港線は7月1日にダイヤ修正を行っており、30分間隔で運行する時間帯を大幅に拡大しています。増発分の一部は、引き続き指定日運転となっていますが、運転日は従来より拡大しており、午後の2本は毎日運転となっており、つまり、コロナ禍以来、最大でも4運用に縮小されていた空港線が、開業時と同じ5運用体制にようやく復帰したことを意味してます。コロナ禍の影響をもろに受けた空港線はスペアパーツの調達すら困難な状況に陥っていましたが、10本配置4運用というゆとりのあり過ぎる運用状況から、一部編成を休車とし、部品取りを行うことでここ5年弱を乗り切ってきました。最末期には複数編成からの寄せ集め編成も登場していました。

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長らくの休車から復活したTS1

しかし、空港利用者数もコロナ前の水準に回復しており、それから何より、タンゲラン線ユーザーによるライナー需要も高まっており、乗車率はこの5年弱の閑散ぶりが嘘のように向上しています。朝夕は座席いっぱいになることもしばしな発生しています。

これまでも何度かマンガライレポートにて、工場建屋に取り込まれる空港線車両の様子をアップしていましたが、このダイヤ修正に合わせる為か、それら編成が順次、営業に復帰しています。さっそく長期休車だったTS1、TS4がかなり優先的に運用に入っていると見え、環状線朝練ついでに観察してきました。すると・・・。

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なんと、中間車が某金属製の車輪に交換済!!

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わかりやすいように停車中に再撮影

先頭車を除く、中間4両が車輪交換済、さらには全車の軸バネ積層ゴムが交換されているのが確認出来ました。編成の半数近くが稼働できない状況と言われていましたが、これが原因でしたか・・・。先週確認出来たところでは、TS1とTS4で、いずれもBalaiyasa Manggaraiで交換が行われていた編成と思われます。この他に、さらに1本がデポック電車区で同様のメニューを実施するために入場している模様。このところの空港線車両の怪しい動きもこれで解決ですね。わざわざデポックにまで持っていて交換するとは、スケジュール的に切羽詰まっているのでしょう。これらの復帰と引き換えに、また入場する編成が発生するかもしれません。とはいえ、使える車両が4~5本しかなかったことを考えると、今回の2本の復帰で、だいぶ車両に余裕が持てるようになっているはずで、入れ替えで別の編成を入場させたとしても、5運用体制の維持はなんら問題ないと言えます。また、205系の車輪交換&削正が一向に進まない理由も、これですっきりしましたね。マンガライ及びデポックの工場業務が空港線車両対応で、通常以上の業務量になっており、205系の方が後回しになっていたと言えそうです。

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