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動きの無い週末
M3編成はずっとBYMで何をしているの?

7月全検(P48)入場編成の205系M31編成はまだ姿を現していません。しかも先週のまま?M3編成がこの位置で止まったまま・・・。1週間何の動きも無しか?と言いたいところですが、実は平日の間に少し動きがありました。6月のデポック電車区全検(P48)出場編成の6122Fの営業している姿をこちらで未だにお知らせしていないことからもお分かりの通り、出場試運転後、6122Fはほとんど営業に入っていません。そして、今週初めに、なんとBalaiyasa Manggaraiに留置されている姿を目撃されているという・・・。何らかの不具合が発生していることが確定的となりました。




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BYMに姿を現した6122F
撮影:あきなご様

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さらに全検(P48)入場中のM31編成を牽引!!
撮影:あきなご様

その後、6122Fは7月17日に出場し、マンガライ~デポック間で自力回送しています。走り装置自体には問題はないようです。ただ、その後も営業運転している姿が確認されていないため、デポック電車区で何らかの調整が行われているものと思われます。

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入れ替わりでM51編成が入ってきました
撮影:あきなご様

そして、このM51編成も数日で出場しており、土曜日朝時点でゲート前は冒頭の画像の状態に戻っていたというわけです。つまり、M3編成は一度出場しておきながら、再び戻ってきたということでこちらも謎が深まります。タイミング的に要検(P24)でも無いですし・・・。

と、結局大した動きの無い週末になってしまったわけですので、こちらのネタを。マンガライ駅の改良及びマンガライ~ジャティネガラ間複々線化工事が予算切れの為か一旦凍結状態になってしまった中、タナアバン駅改良工事はこの7月から本格着工を迎えています。

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大型機材と資材の搬入が始まっています

こちらも完成は5年後とかそれくらいのスパンになるでしょうから、果たしてマンガライが先か、タナアバンが先かという状況になってきました。マンガライは本来なら既に完成してるはずでしたが、このタイミングで政権が変わると言うのは、なんともタイミングが悪いと言うか何と言うか・・・。

それよりも、マンガライと言えば、こちらの動きが激しくなっています。同じマンガライと言っても、こちらは州予算の為、驚くほど急ピッチ。まさかこんな速い展開とは思わず、当ブログでも放置ぎみだったのですが。

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わずか半年でここまでとは、驚きです


詳細はこちらをご覧ください


昨年10月に着工式が行われたLRTジャカルタの延伸区間であるフェロドローム~マンガライ間。年末頃から工事が本格化し、バスレーンの廃止や中央分離帯付近に工事囲いが設置されるなどしていましたが、あれよあれよと言う間に橋脚が立ち並ぶまでになっています。これはマンガライ駅付近のみではなく、フェロドローム側も同様でほとんどの区間で同様の光景が広がっています。現状の開業区間が陸の孤島で、あまりにも利用者が少なく、毎日巨額の赤字を垂れ流していますので、一刻も早くマンガライと繋ぎたいというジャカルタ州政府の強い希望が働いているものと思われます。道路直上の為、用地買収がほぼゼロというのが一番大きいのでしょうけど、わずかジャティネガラ~マンガライの間だけで5年近くを要した運輸省とは大違いです。にしても、LRTジャカルタを強行的に建設、開業させた当時のアホック知事は戦犯ものです。そもそもこんなLRT、構想すらなかったわけで・・・。ただでさえ、パンクしているマンガライにさらに乗り入れされるとか、何を考えているのか。しかも高架化されたボゴール線のさらに上を無理やり跨ぐ(最大高さは50mを越えるとか・・・)と言う・・・だったら、TJの4Cと同じルートで、チキニ駅、メンテン経由でブンダランHIまで伸ばせよ、と。別に用地はあるわけだし、こっちの方がよほど便利だし、需要もあるでしょう、と。マンガライ駅で止めるということが、ちゃんちゃらおかしい訳で、コンサル出て来いよ、と。

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ビルの5階~6階あたりのレベルを走行することになります

2~3年後の開業を見込みますが、現状の8編成では流石に数が足りないでしょうから、そろそろ車両発注もあるのか、まああったとしても特命随意でロテムに発注という形になるのはほぼ確定ですが、こちらもあわせて注目ですね。

なお、この工事進捗に合わせてマンガライからマトラマン(TJ)までの車線幅が狭くなっており、その影響で7月10日からTJコリドー4は同区間をマンガライ駅前、ブキドゥリ経由に迂回運転を行っており、通常より大幅に時間がかかっていますので、ご利用の際はご注意ください。

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迂回については公式はダンマリしていますが

また、公式からも出ている通り、コリドー4のVelodrome停留所が工事進捗の為に7月15日から閉鎖されています。写真を見ると、すでに橋げたも載っておりかなりの進捗であることがわかります。なお、LRTと接続しているTJ停留所は、Pemuda Rawamangunですので乗り換えに影響はありません。

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