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本命登場!!

去る7月30日~8月1日の3日間の会期にて開催されたインドネシア唯一の鉄道見本市“Rail Tech Indonesia 2024”。前回はいつもの面々を紹介しましたので、今回はその他気になったブースを。いつもの面子と言えば、皆勤賞の悪名高きPT LEN、最近はLEN本体の名前を使わずに、LRS(LEN Railway System)で出展しているのですが中身は変わりません。10年間、何らイノベーションもないのに毎年毎年、連動信号のモニタを展示し続けるこの神経・・・。スカルノハッタAPMの自動運転化を目指しますと言い出して何年目ですか。今年もまた展示されていましたが・・・。もう写真も撮る気にならず、ここにアップするのも省略しますが、そういえば、ここでJICA鉄道チーム一行と遭遇したことを思い出しました。




LENを攻略しない限り、JICAのいかなる鉄道案件は動かないわけなですが、「こんなイベントがあるんですねぇ」と、今回初めて足を運んだようですが。もう、5年以上前からやっているわ!!と。目撃情によれば、別日に日本大使館の人間も顔を出しているようで、今頃になって慌てているようですね。過去には日系企業もそこそこ出ていた時期もありますが、今更遅い!!

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これを見て、日本大使館の人間は何を思ったのでしょう

で、冒頭の画像に戻りましょう。長年のブディカルヤによる枕営業の成果、大本命と言えるドイツ輸出工業組合ブースの出展がついに実現!!2022年のポーランドに続く、大使館をバックに付けたヨーロッパパビリオン。ブディカルヤの命もあと2か月に迫る中(再任が無ければ)、ついに夢が実現した形で、本人もニンマリでしょう。組合ブースには10社ほどのドイツ企業が出展、もともと企業単体で出している企業もいくつかありますので、今回のRail Techの出展社は中国系かドイツ系に二分されていたと言っても過言ではないでしょう。

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ドイツブースの保線機材関係の会社
既にKAIには食い込んでいそうです

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ゴム関係
IINKAに売り込みにいくのは必至

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単体で出していたパンタグラフメーカー

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こちらも単体で出していたレール締結関係のメーカー

続いて、気になった中国メーカーを。

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車輪や軸関係メーカー
既にINKAと取引をしているでしょうね、これは

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土木側の防振部品を納めている会社
ここに面白い展示がありました

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既に多数の類似点が指摘されているLRT JABODEBEKとバンコクイエロー&ピンクラインですが、なんとこんなところでも同じメーカーの部品が採用されていたようで・・・。

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これは見覚えのあるドアスイッチ!!
高速鉄道のみならず、INKAのSSNGにも採用されていますね

日本メーカーとしては、今年もフコク東海ラバーさんのみが出展。

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いい話を色々と聞いています
応援しています!!

そして、東海さんの隣の隣くらいにあった初出展のタイのメーカー。

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ブレーキシュー(レジン)メーカーでした
主にSRT向けに卸しているようですが、電車も実績
ありと言っていましたね

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そして、毎度手堅いプラッサー

わけのわからない会社の出展が消え、各社具体的売り込みがはっきりしてきたRail Tech Indonesia。このような企業の面々を見れば、日系メーカーが出展しない理由はないわけで、来年こそは日本パビリオンの出展を期待したいものです。


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