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すでに第44回なのですね・・・

掲題の通り、9月2日から9月4日の会期で恒例のアセアン鉄道CEOカンファレンスがKAI本社のお膝元、バンドンで開催されています。アセアン各国の国鉄代表者(ラオスのLNR含む)が一堂に集う中、当カンファレンス主催者かつ、アセアン最大の鉄道大国としてのインドネシアがマウントを誇示する一大イベントにもなっています。それにしても、すでに44年の歴史があるとは驚きです。




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パラヒャンガン編成がほぼフルラッピングになっています

今回、高速鉄道開業後、初のカンファレンスとなりますが、ラッピングは引き続きParahyanganなのですね・・・。しかも、今回、対象車が非常に多く、編成ほぼ丸々がラッピングになっています。独立記念日前後からラッピングが開始されましたが、当初は編成中1両程度なのかなと思っていると、いつのまにかここまで増えていました。

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完成スタイル

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半完成スタイル

しかし、短いメンテ時間に貼り付けを行っているのか、月末になってもこんな状態(てっきり下半分で完成かと思ったら、今度は上部の作業が始まりました)。ここまで大々的にラッピングするということは、来賓輸送用にパノラミック増結・貸切でもやるのかもしれませんが、会期までに間に合ったのでしょうか。

なお、高速鉄道開業により、Parahyangan専用編成(ガルット直通Papandayan,バンジャル直通Pangandaranと共通運用)はもはや2編成しか配置されておらず、ラッピング対象になっているのもこの2本のみです。他は間合い運用(Gajayana、Harina、Malabar、Turangga)によって賄われています。またダイヤ上は、Argo Wilis、Mutiara Selatanも間合いで臨時運用に入ることが出来るようになっていますが、高速鉄道開業後、その実績は一度もありません。よって、ラッピング編成を撮ろうとすると、かなり限られた運用を狙うしかなく、朝、Papandayan、Pangandaranで2本下っていくと、これらが夜に戻って来るまでParahyangan編成はジャカルタに戻ってきません。かつてはひたすらバンドン~ガンビルの機織りで狙いやすい列車でしたが、一気に難易度が上がりました。

ちなみに、ジャカルタ昼過ぎに、エコノミ・エグゼクティブ併結というParahyanganそっくりの編成がやってきますが、これはMalabarの間合い運用でアセアンラッピング車は充当されません。まあ、わざわざこの編成を撮ろうなどという物好きな方はほぼいないと思いますが。

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Malabar間合いのParahyangan
晴れたら日が高すぎてそもそも撮りませんが、証拠に曇っていたので撮影
ラッピング罐でしたし;;

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