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今週末のゲート前

フィリピンから戻り、2週間ぶりのゲート前ですが、空けている間の取りこぼしなく、抜群のタイミングでした。というわけで、ご覧の通り205系ハエ26編成がピカピカになり姿を現しています。10月の全検(P48)入場編成としては、205系M23+M22編成が既に出場、運用復帰済ですが、10月中旬にBalaiyasa Manggaraiに取り込まれていたハエ26編成も2本目の全検(P48)出場ということで。検査切れは12月ですので、時期的には少々早く、単なる修繕等の可能性もあり、判断に難しかったわけですが、前倒しでの入場でした。満身創痍の姿でしたので早期入場となり何よりです。というわけで、これまた早めに取り込まれていた205系M17編成が順当に11月分の全検(P48)入場となりました。




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ちょうどヘッドライトがカテナリーに被ってしまったのですが…
突如、通電、点灯し構内転がし、ドア開閉試験が始まりました

上記画像を撮影したのは7日木曜日なのですが、実はハエ26編成、6日に出場試運転を実施済で、本来ならこのタイミングでの構内転がしなんてありえないのですが、試運転で不具合があったようで、結局8日に再度設定となりました。こちらの結果は良好だったようで、9日の午後のブキットドゥリ出区運用から運用復帰しています。しかし、ご覧の天気が続いているので撮影はしばらく先になりそうです。また、デポック電車区からもM6編成が10月の全検(P48)出場2本目として8日に試運転を実施しており、こちらも近く運用復帰となる見込みです。

さて、気づけばもう11月。今年もあっという間に年の瀬で、中国中車がいよいよそこまで迫っており、年末恒例の会計処理に伴う資産整理=廃車回送の気配も感じる今日この頃。今回、11本の新車が入りますので、留置スペースを確保する為にも、かなりの数が廃車回送or現場解体となりそうです。本件、デポック通信にて、また機会を改めてお知らせします。

年末でいろいろあわただしくなっており、ここ2週間の諸々の変化をダイジェストでお知らせします。

①さよなら、MMT!!MRTのマルチプルカード by Sony Felica 10月30日をもって使用終了。


 当ブログ他で再三注意喚起&お知らせしているMMTのXデーがついに訪れました。半年前からカードの販売は終了していましたが、10月30日をもって完全使用不可となりました。今後、プリペイドカードでの乗車はKCIのKMT、または銀行発券の各種電子マネー(Flazz,E Money等)での利用に限られますので、事前に多めにチャージしていただき、十分な残高で乗車していただきますよう、お願いします(MRT駅でのチャージは出来ません ※一部のJaklingoチャージ機設置駅を除く)。なお、これに伴い、日本信号製の自動改札機は無用の長物と化し、全ての乗客は後付けの簡易タッチ機にタッチ、またはQRスキャンする形となりますので、乗車時には合わせてご注意ください。

②キアラチョンドン~グバグデ間複線化完成!!



10月13日終電後に実施されたキアラチョンドン駅構内線路切替工事により、バンドン近郊区間のボトルネックとして存在していたキアラチョンドン~グバグデ間の複線化が完成、翌日より供用を開始していますが、これに伴い11月1日からKCI第二事業部管内の普通列車に時刻変更が発生しています。時刻表はKCI公式HPからダウンロードできます。

KCI公式時刻表はこちらから
【11月1日からの第二事業部普通列車時刻表】
※クリックすると自動的にPDF版時刻表がダウンロードされます

なお、FDTJのバンドン支部、FDTBさんのツイッターからチバトゥ、ガルット、プルワカルタ山越えとの統合時刻表を上げてくらていますので、こちらに方が見やすいかも。


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下り
プルワカルタ→パダララン→バンドン→チチャレンカ→チバトゥ→ガルット


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上り
ガルット→チバトゥ→チチャレンカ→バンドン→パダララン→プルワカルタ

③高速鉄道、パダララン~テガルアール区間利用が解禁‼



開業以来、ジャカルターバンドン高速鉄道はジャカルタ~バンドン間のみのチケットしか発券出来ず、バンドン側のパダララン~テガルアール間のみの利用は不可とされてきました。しかし、バンドン市内へ向かう客はパダラランで下車し、リレー号(フィーダー)に乗り換えてしまうため、同区間は空席が目立ち、どうしてバンドン近郊区間での乗車を認めないのか不思議な状況でした。同区間の一般道路は非常に渋滞が激しく、高速道路が並行してあるものの、高速経由で直行する路線バスは設定されておらず、不便な状況です。在来線利用でも、速度の出ない客車列車ですので、いくら複線化が開業したとはいえ、1時間以上を要するため、ここ15分5万ルピアで移動出来るというのはインパクト大。パダララン駅近くにはイケアがあったり、テガルアール側のスマレコンエリアも開発が進んできている為、週末には地元客の利用がそこそこ見込めるはずです。全区間乗り通し派の乗り鉄の皆様におかれましても、テガルアールから地獄のバンドン行きシャトルバスに乗らずに、一度パダラランに戻り、そこから②で紹介している普通列車でバンドンに出るということも可能になります(区間利用者はフィーダーには乗車できないとのことです)。来年には、さすがにカラワン駅も開業し、各区間での利用が解禁されるのでしょうから、その準備という意味合いなのかもしれません。しかし、ハリム~カラワンも5万ルピア程度ならば、高速鉄道通勤する人はふつうに出てきそうですね。


11月1日からの時刻表はこちら
パダララン~ハリムがあたかも別列車のような書きぶりです…


④KCI第一事業部(ジャカルタ首都圏)もダイヤ微修正

KCI公式時刻表はこちらから
※クリックすると自動的にPDF版時刻表がダウンロードされます

大きな変更はありませんが、土休日の朝時間帯、ボゴール線を中心に大幅な減便となっています。これは車両走行距離を少しでも減らすことを目的としており、新車が営業開始するまでの間、当分継続することが予想されます。マンガライ渋滞が解消し、撮影しやすくなった半面、ネタといえる編成が寝ていて出てこないということが頻繁に発生していますので、ご注意ください。

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