
保線機材が路面区間を行く
先頭はJR東日本カラーのKSP2001
11月14日、第6事業部管内ウォノギリ線の保線作業にあたっていた保線機材(KSP2001:SR3 05 04・PLASSER09‐16CSM:SR3 14 03)の2両が、ウォノギリ線スコハルジョから所属先である運輸省の機材管理センター(Balai Perawatan Perkeretaapian)に自力回送されました。保線機材の日中走行はかつてこそジャカルタ首都圏でも見られましたが、本数が増えた今、物理的に不可能ではないながら(保安装置がないので線閉する必要がない、というか海外ではよく見られる光景ですよね)、今や夜間帯での設定が基本になっています。しかし、地方閑散区間では時折日中走行が設定されており、今回の区間もプルウォサリ~ソロバラパン間を除き、長閑散区間ですのでこの設定でも問題がないということでしょう。

後ろは運輸省が購入した新車のマルチプルタイプタンパー
いずれもお馴染みプラッサー&トイラー製
保線機材の走行シーンなど、普段はわざわざ撮るほどのもではないですが、今回、ウォノギリ線走行、つまりソロ市内の路面区間を走るということで、現地鉄の中でもホットなネタ扱いになっており、ジョグジャ地区のアップデート情報を回収しながら足を延ばすのも悪くないな、と夜行列車で出発してきました。ジョグジャで途中下車し、KFW電車に乗り換えプルウォサリに着くとすぐに回送が来るようなスジだったので、これ幸い。
ウォノギリ行きのバタラクレスナとスコハルジョで交換して出発しているようで、定刻よりもやや早通でやってきまして、あまり駅周辺をウロウロしていたら撮り逃すところでした;;この先、ソロバラパン~カディピロ間のソロ空港線と供用区間に遅延を持ち込むわけにはいかない為、余裕をもって路面区間を通過させようということでしょう。
プルウォサリで方向転換、それに定期列車待避があるでしょうから、バイクでカディピロに先回り。皆考えることは同じで、すでに現地鉄が複数名スタンバイ中。実はここ、今だけ限定撮影地で、先日、片側のみ開通したジョコウィ大橋と絡めて撮ることが出来るのです。ジョコウィ大橋の件はまた別記事でお伝えするとして、今回は保線機材回送のみにフォーカスします。
ウォノギリ行きのバタラクレスナとスコハルジョで交換して出発しているようで、定刻よりもやや早通でやってきまして、あまり駅周辺をウロウロしていたら撮り逃すところでした;;この先、ソロバラパン~カディピロ間のソロ空港線と供用区間に遅延を持ち込むわけにはいかない為、余裕をもって路面区間を通過させようということでしょう。
プルウォサリで方向転換、それに定期列車待避があるでしょうから、バイクでカディピロに先回り。皆考えることは同じで、すでに現地鉄が複数名スタンバイ中。実はここ、今だけ限定撮影地で、先日、片側のみ開通したジョコウィ大橋と絡めて撮ることが出来るのです。ジョコウィ大橋の件はまた別記事でお伝えするとして、今回は保線機材回送のみにフォーカスします。

ジョコウィ大橋の無駄な装飾の大きさが
よくわかると思います

今度は黄色いPLASSER09‐16CSMを先頭に

この先で旧線に合流
旧線はすでに撤去済
この回送がカディピロに入るのと同時にBIAS発クラテン行きの空港快速が入線してきまして、なるほどよく考えられたダイヤです。この交換があるのでソロバラパンを定時で出す必要があった、ということですね。
なお、これら機材は運輸省番号からわかる通り、KSP2001は2005年にメトロ5000系、東葉高速1000形と一緒に中古車として譲渡されてきた保線機材のうちの一つです、カラーからわかる通り、元JR東日本(又はその下請け会社)の機材で、当地でも赤白のオリジナルカラーのままとなっています。5000/1000同様に当時の譲渡スキームに則り、所属は運輸省となっており、運輸省機材は走行機会が極めて少ないため、良い記録になりました。KAI営業線の保線作業はKAI保有の機材で実施するのが基本ですが、ウォノギリ線はKAIに運行意志がなく、運輸省からの運行委託路線であるため、保線作業も運輸省予算でやっているということなのでしょう。私も今回初めて知りました。また、今回の機材返却先がジャティバランではなく、ングロンボの機材管理センターになっていることから、この色褪せっぷりからも、いい加減オーバーホールと再塗装、ないしは経年廃車になる可能性もあり、今後の動きに注目です。
◆収支がかなりマズイ棒◆
1日1回のTETSUDO.COMバナークリックにご協力下さい

コメント