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先週末のゲート前

11月のBalaiyasa Manggarai全検(P48)入場編成、205系武蔵野線M17編成が姿を現しました。外板整備がまだ完了しておらず、出場までにはあと1週間くらいでしょうか。このところ、月1ペースでの入場サイクルが崩れつつあり、年内までに残る武蔵野第12陣、M4、M20編成を全検(P48)入場させる必要があることからも、月内出場、間髪入れずにM4又はM20編成の入場になるのかもしれません。なお、デポック電車区では、6129Fが11月分として入場、さらに6132Fも入場待機列に入っている模様です。となると、マンガライでM4、M20を入れないと検査期限に間に合わなくなってしまいます。




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こちらは動きなし、というかこの位置にまた戻ってきましたね

で、工場棟脇のクハ205‐122は定位置に戻ってきており、車輪交換が始まる気配はありません。全検(P48)+空港線メンテナンス(車輪交換?)で工程が埋まっていると見え、クハ205‐122の年内の復帰はなさそうな気がします。

さて、ジャカルタ首都圏の動きはさほどないことから、こちらのネタを消化しておきます。ツイッター版でお知らせしている通り、先週半ばに弾丸でジョグジャ往復してきました。前回のジョグジャ兼マディウン詣から早くも1年が経過し、その間に多数のアップデートが入ってしまっていることから、ネタものを回収するついでに出撃した次第。


こちらの記事、覚えていらっしゃいますか?

数あるネタのうち、皆さまに最も重要な情報ともいえる、さらにレベルアップした初見殺しのジョグジャ駅新レイアウトを紹介します。工事中の様子は上記記事で紹介していますが、2023年12月1日から、KCI電車専用改札口が供用開始し、クトアルジョ方面行きのKRDE(プラメクス号)、空港線、KAI長距離列車と駅窓口が分離され、それぞれの乗り場も別々になりました。たたでさえ、カオスだったジョグジャ駅の旅客動線がさらに複雑になっています。

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もう1年遅れですが、ジョグジャ駅新改札

従来のジョグジャ駅電車改札は、KAI,KCI, Railink券売窓口脇の狭い隙間にありましたが、電車到着時の混雑緩和の為、従来の改札から数十メートルほどマリオボロ通り側に移動しています。券売機能もこちらに集約され、自動改札機の数がジャカルタ首都圏並みに増強されています。

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改札前には一見さんの為の案内看板がありますが、
実はこれが罠だったり…

同じくKCIの運行ながらプラメクスは以前からKAIの有人改札を使っており、ジョグジャ~クトアルジョ間にE‐Ticketingシステム(KMT)導入後は一時期自動改札が供用されていることもありましたが、今回、再び分離した格好です。同じ会社が運営しているのにねぇ。そんなわけで、電車窓口がなくなったことで、当然レイアウトも変更されているであろう旧窓口の様子を見に行ってみました。

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お馴染みのKAI南口改札入り口

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かの有名な、初見殺しの間こと南口券売窓口

かつては、この3つの扉にKAI、KCI、Railinkの3社の窓口があり、行先によって別々の扉から入る必要があり、さらにRailinkの窓口ではスタッフがいるのにチケットは売らないという鬼畜ぶりがカオスに拍車をかけていましたが、KCIが抜けた後の姿は?

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え、KCI改札残っている?
205系のデザインも残存

そして、窓口脇のかつての電車乗り場もそのまま残っている?いや、これが今後のプラメクス専用改札で、通路の上に乗車定員の残数が表示されています。ジョグジャから200人とかすぐにHabisですよね。

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自動改札も残存

なお、KAI Accessからの電子1回券も継続して発売されており、その場合、スマホのバーコードを自動改札の下の読み取り部分にかざして乗車するものと思われます。詳細は駅員にお尋ね下さい。なお、この改札の目の前に停車するプラメクスと同じ赤いKRDEはYIA行きの空港線ですので、乗り間違いなさらないように…。プラメクスは北側の6番線発とかですので、構内踏切を延々渡るかエスカレーターで地下道に降りてくださいね。

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で、初見殺しの間に
完全にKAIとRailinkの間が分離されました

で、こちらよく窓口を見てみると、Loket KA Jarak Jauhなんですよね。え、プラメクスの窓口は?そう、プラメクスのチケット発売は新設された電車改札で販売、でも改札は従来の方ということで…。いやぁ、もうこれアプリ購入かKMT利用推奨という感じで、駅でのチケット販売は早晩廃止されそうな雰囲気です。実際に駅で買う人などほぼいないんでしょうし。

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さらに窓口内にあった発車標が陰険過ぎでして。なんと、空港線の続行で出る6:37発のKA551、クトアルジョ行きプラメクスと、6:50発のKA662、パルール行きCommuter Lineが表示されていないという。

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お次はRailink窓口

Railink窓口、さすがに窓口を潰したところに券売機が並べられ、その脇にお情け程度に有人窓口がお客様対応用と残されています。その脇には本日の空席情報を表示する大型ディスプレイが。以前は自動券売機画面を見ないとわからなかったので、これは大きな改善ですね。といっても、相変わらずほぼほぼ満席で、朝夕の混雑時間帯は、当日直接駅に行ってもチケット買えないと思っておいた方が無難です。

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7時台がYIA Express2本体制なってさすがに空席はありますね
とはいえ週末は厳しいでしょう

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平日の時刻表
23往復体制になっています

なお、土休日は増発体制が取られており、夜と早朝に2往復が追加されています。時刻表を辿ると、もともとある運用の前後に付け足しているだけであり、運用本数は終日4本体制になっているようです。なお、バンドン地区に貸し出されていた新型KRDE1本はジョグジャに返却されており、Holec(改)3本、新型(緑)2本配置で、1本は予備車として確保されています。1本貸し出し時、メンテナンス都合でYIA Expressの一部が計画運休になっていましたが、今後は回避されそうです。

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6月1日からダイヤ自体に変更はないようです

ワテス停車タイプのエアポートYIAは補助金対象になっている為、これ以上の増発は出来ず、ワテス通過の速達タイプ、YIA Expressを設定したことはファインプレーと言えますが、さらなる増発の為にRailinkが自社で新型KRDEを韓国から?調達することが望まれます。


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で、こちらに戻ってきました

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KCIの券売窓口
しっかりプラメクスの表記もありました

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KCI専用発車標には先ほど無かったことにされていた
551と662が表示されています

私は662に乗車するため入場。なお、トイレがKCI専用改札には仮設のものしかなく、汚らしいのでしれっと構内踏切を渡って長距離用のを使わせてもらいます。

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新設された構内改札
徹底的に空港線改札からの動線と分離されています

なお、上記、去年の記事でこの位置にてKFWとKRDE Holecの並び画像を上げていますが、KCI新改札の供用開始と同時に空港線の停車位置が構内通路より西側に変更になったため、東側に停車する電車とは並ばなくなりました。本当に期間限定の並びだったようです。


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空港線の停車位置はこちらに
プラメクスではありません!!

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空港線乗客、民族大移動の図
6:37発のプラメクス利用者は自動改札前で足止めかな

なお、ジョグジャ駅はこれら動線改良とは別に旧駅舎のリノベーション工事中です。構内や北改札のテナントが一時的に閉鎖しているところもあり、注意が必要です。リニューアル後は廃墟化している旧駅舎2階部分の活用などもあるでしょうから、これはこれで楽しみです。

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北改札前のテナントはリノベーションに合わせ
全て退店

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至るところで工事をしています

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構内のロコカフェも閉店?
前は早朝から開いていましたよね

ジョグジャ駅ご利用の際には諸々ご注意いただければと思います。その他のアップデート情報は、引き続き単発記事でお知らせしてまいります。

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