
保線機材回送と入れ違いで発車してきたクラテン行きのBIAS
KAI公式からもリリースされている通り、11月2日からソロ空港線の運行体制が変更になっています。これまでクラテンまでの直通運転を行っていたソロ空港線BIASですが、同日よりマディウンまでの直通運転を開始しました。ジョコウィの一存で建設されたソロ空港線は乗客が1日数十人程度しかいないという、利用が極端に少ない大赤字線区になっています。そのため、コロナ禍からの回復後も運転本数は開業時レベルに戻らず(開業時は終日30分毎とかいう大盤振る舞いでしたが、カディピロ民の開業フィーバー後結局誰も乗らなくなり…)わずか日に4往復程度が設定されるのみでした。
また、乗客獲得の為、2020年2月からクラテンまでの延長運転を行っていましたが、事態の打開には至らず、とはいえ廃止するわけにもいかず、赤字を垂れ流すの承知で走らせ続けてきました。

クラテン行きも近いうちに廃止になる可能性が高いので
一応、記録(以前に散々撮っていますけどw)
そのため、さらなる運転区間拡大の為、様々な協議がなされ、2022年初め時点でクラテン行きを廃止し、ウォノリギ直通の方向で調整が進められていました。実際に私もBIAS乗車時にウォノギリ延長向けの需要調査票をもらっています。しかし、ウォノギリ→空港ならば、低規格路線であることもあり、所要時間では車が圧勝、そして、ウォノギリ線沿線に空港需要などほぼ無いというのが実態です。KAIとしてはお荷物バタラクレスナ号を廃止し、空港線と一体化運営したかったというのもあるかもしれませんが、結局コロナが長引いたこともあり、こちらは白紙に戻っていました。
充当車両が嘘八百
送り込みを兼ねて11月2日は午後の下り1本のみ運転
3日から全列車運転開始
そんな中、今回、突如降って湧いてきたのがマディウン延長。これはかなり手堅く狙ってきたなという印象です。もともと、マディウン~ソロ間の都市間需要は大きく、現在のBIASと同型車を用いた快速マディウンジャヤがそもそも設定されていたという背景があります。現在は、特急・急行しかなく、運賃が割高になっている為、マディウン行きBIASが利用者に周知されれば、少なくともマディウン~ソロバラパン間はそこそこの利用客が見込めます。それから何より、スラバヤとソロの中間で、鉄道以外のアクセスが無い(あるいは車を貸し切って高速道路)マディウンへ、空港から直接乗り込めるというのは大きく、ソロ発着のフライトが圧倒的に少ないという問題もありますが、もし、接続の良いフライトがあるのならば、マディウン出張者にとっても朗報と言えます。

冒頭のクラテン行きのわずか15分後を続行するクソみたいな時間設定、
マディウン行きBIAS

マディウン行きのサボ、そして10月丸に全検(P48)出場したばかり
マディウン直通に合わせ?というか、この出場を待って
マディウン直通開始ということでしょうか
充当車両が嘘八百
送り込みを兼ねて11月2日は午後の下り1本のみ運転
3日から全列車運転開始
そんな中、今回、突如降って湧いてきたのがマディウン延長。これはかなり手堅く狙ってきたなという印象です。もともと、マディウン~ソロ間の都市間需要は大きく、現在のBIASと同型車を用いた快速マディウンジャヤがそもそも設定されていたという背景があります。現在は、特急・急行しかなく、運賃が割高になっている為、マディウン行きBIASが利用者に周知されれば、少なくともマディウン~ソロバラパン間はそこそこの利用客が見込めます。それから何より、スラバヤとソロの中間で、鉄道以外のアクセスが無い(あるいは車を貸し切って高速道路)マディウンへ、空港から直接乗り込めるというのは大きく、ソロ発着のフライトが圧倒的に少ないという問題もありますが、もし、接続の良いフライトがあるのならば、マディウン出張者にとっても朗報と言えます。

冒頭のクラテン行きのわずか15分後を続行するクソみたいな時間設定、
マディウン行きBIAS

マディウン行きのサボ、そして10月丸に全検(P48)出場したばかり
マディウン直通に合わせ?というか、この出場を待って
マディウン直通開始ということでしょうか
気になるダイヤは、上記KAI公式サイトに時刻表が上がっていますので、そちらを参照いただければと思いますが(普通列車扱いですので、Web上の時刻検索には表示されません、ネットから調べる場合は公式アプリ、KAI Accessをご参照下さい)、気になるのはクラテン直通便の処遇。事前の報道では空気輸送のクラテン行きは廃止し、マディウン行きに変更になるとのことでしたが、11月末現在はクラテン行き、マディウン行きどちらも運行されており、1運用増の純増になっています。両方の時刻表を現地鉄コミュニティが上げてくれているので、シェアしておきます。心強いのはなんといっても公式より、マニア情です。公式は利用者の知りたいことが何なのか、わかっていないですからね。
公式通りですが、まずはマディウン~BIAS間時刻表
距離があるので1日2往復のみ…

そしてクラテン行きも従来時刻のまま残存‼
距離があるので1日2往復のみ…

そしてクラテン行きも従来時刻のまま残存‼
KAI Accessをたたけば一発なのですが、なんと11月2日以降もクラテン発着はクラテン発着で引き続き設定あり。いきなり廃止すると文句を言うやつが出てくるからでしょうか。ちなみにソロバラパン駅の空港線専用改札で聞いたところ、クラテン行きは11月いっぱいの設定、その後はマディウン行きに振り向けるとのことで、マディウン発着の本数が12月からは倍増する可能性があります。
それに加え、ただでさえ少ない本数ながらクラテン行きとマディウン行きが続行するというバカ丸出しダイヤ。しかし、これ、マディウン行きの運用が一度も所属先のソロバラパンに戻らないため、数日に1度、ソロ空港駅で車両差し替えをやっているものと思われます。そのために、あえてこんなアホダイヤになっていると思われ、致し方ない部分ではあります。もし、12月に全列車がマディウン行きに統一されれば、この問題も解消されると思われ、続報に期待です。最新の情報はJABODETABEK COMMUTERS NEWSツイッター版にて逐一アップしておりますので、合わせてご参照ください。

ジョコウィ大橋へ駆けあがるKRDI
それに加え、ただでさえ少ない本数ながらクラテン行きとマディウン行きが続行するというバカ丸出しダイヤ。しかし、これ、マディウン行きの運用が一度も所属先のソロバラパンに戻らないため、数日に1度、ソロ空港駅で車両差し替えをやっているものと思われます。そのために、あえてこんなアホダイヤになっていると思われ、致し方ない部分ではあります。もし、12月に全列車がマディウン行きに統一されれば、この問題も解消されると思われ、続報に期待です。最新の情報はJABODETABEK COMMUTERS NEWSツイッター版にて逐一アップしておりますので、合わせてご参照ください。

ジョコウィ大橋へ駆けあがるKRDI
ちなみに、SAHABAT KERETAコミュニティーの時刻表冒頭画像のKRDIの撮影場所も時間も全く同じなのですが、カディピロ~ソロバラパン間は10月15日から高架新線であるジョコウィ大橋経由になっており、かつては側面のみ日が当たる感じで後追いできていたのが、完全に逆光です。まあ、橋と絡めて撮らねばならないというのが宿題でしたので、仕方ないのですが。
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